私はそのどちらも知っているのだが、
それが故に話さない理由すらも、
ハッキリと強調されてしまうのだから、
隠そうとすればするだけ無駄だし、
隠そうとする姿は悪目立ちして、
その姿自体は実に滑稽なのだよ。
俺だけがさも悪いように言い、
それが故にさも自分らは、
悪くないのだと実に幼稚な考えに染まり、
今迄のことは水に流せと、
恥ずかしくも無くよく言えたものだ、
事実と現実から目を背け、
それらから逃げ更には己からも逃げ、
今あるポジションにしがみ付き、
まさにその姿は先に言った通り滑稽だ。
人に物事をお願いするという、
そのさして難しくも無いことを、
回りくどく意味不明且つ無知蒙昧で、
出来ない自分は悪くないと、
言っているのと変わらないのに、
認めなければ自分は保てると、
実に浅はかな考えは愚の骨頂、
立場を使い頭ひとつ下げられ無い無能。
さて、
このことをどう利用しようか、
実に楽しみである、
希望を叶えるには十分なほどの情報、
譲歩を引き出すに余りある、
頭ひとつ下げられ無い、
偽りの価値観だけを持つ輩と、
渡り歩くには是程の情報は無い、
あれほどの嘘偽りを引っ提げ、
俺に挑み勝とうとしたこと、
出来ない自分を認めず巻き込んだ人、
一派一絡げに扱ってやろう、
どうやら人にお願いする方法すら、
親から学べもしなかった輩は、
同様に扱って仕舞おう、
これが物事に対応する能力差だと、
否が応にも現実を受け入れさせねば、
決して感情的にはならないが、
俺の心は収まりはしないのだから、
そう、
拙い策略は俺に通じないと、
改めて知って貰おうじゃないか。