A C の仕事はやらないと決めたのだ。
もうひと昔前だがほぼ詐欺られそうになったからだ、まあこちらも様子は伺っていたしどちらに転んでも良いようにして準備していたからさほど問題は無かった
彼らの術中に嵌められるような俺ではないのであまりベラベラ話さずに聞くに徹したので何をしたいかが見えてきた、しかしこういうのは今一歩確証に足りないので目的を引き出すには手の内を出すまで待つよりない
感情に対する不感症を作り出せればいなせる
結果的にいなして場を制した、俺の得意とするところだ、彼らが用意したであろう金銭と同等の額も忍ばせていたので問題は何もない
揺さぶりを掛けてきたので書類は自宅でゆっくり確認することで即断即決から逃れる
中身は破廉恥極まりない大変失礼な内容で俺が希望したものと違う時点で詐欺である
そんな輩の仕事など俺にはできない、況してウチのモノを奪い取ろうなど言語道断
ということで看板がそれならば
俺は一切仕事をしないことにしている
それはイザと言うとき以外は言う必要がないから開示してないだけ
類は友を呼ぶでアチラは類で友
しかし俺には関係ない。
