自ら協調を排し、隠れて協調を求め、万事始めは求め、後に万事求めず、伝えるを怠り、伝わらずを可とする、視点を他者に合わせず、我が視点のみで申す、我が行い立たぬ時、謂れなき者を咎め、己の行い唯肯定し、他者の行い唯否定す、何れの行いも、論理的倫理的に是合わず、又現世の法にも是合わず、唯一云えるは、人の上に立ちし是行う者、甚だ愚の骨頂とのみ。