アル中雀の二枚舌

アル中、ヘビースモーカー、メタボで脂肪肝、おまけにトドメの脳出血&片麻痺──現在、絶賛断酒中。そんな中年男の独り言

ビスタってどうなのよ

2010年04月13日 20時21分15秒 | リハビリ
リハビリに関して、長文を書くつもりで、ビスタを親指化しようと、富士通のKB211をつないでみたけれど、ビスタは親指キーボードに対応していないようだ。
確かXPにはドライバーが入っていたと思ったけれど……
結局、親指シフトのコンパクトキーボードと親指ひゅんQで親指化。うん、快適快適。

それでは本題のリハビリについて。
握力を取り戻すには、百円ショップで売っている、ウレタンのボール(子供の玩具ですな)を、ヒマさえあれば、ニギニギすること。これが、一番だと思う。
で、問題は指を開く方ですが、こればちょっとコツがあります。
――抵抗をかけること――そうしないと、多分ビクとも動かないと思います。
反対の手で、抑えるようにして(あまり強く抑えないでね)、それに逆らって指を開いてゆくんです。
私が入院中にやっていたのは、例えは親指なら、人差し指に引っかけておいて、鼻くそを飛ばすようにビンと弾くように動かすんです。
同じように、他の指も親指で抑えておいて、鼻くそ飛ばしです…本当に鼻くそを飛ばさなくても結構です。
拘縮が強くて、可動域が限られている場合は、ハリ治療がオススメです。私は知り合いの先生に治療してもらって、かなり改善しました。
いったん指が開くようになったら、後はヒマさえあれば、指を動かすこと。
健康な方の手をパッと開いて、そのイメージで麻痺した手もバッと開く。
このイメージが大切だと思います。
もとかく動かすしかない、です。私は毎日お昼休みに一時間歩きながら、手を動かしていました――端から見たら変な人だったかも……
それでは皆様、一緒にリハビリ頑張りましょう。

中途半端に

2010年04月13日 00時36分18秒 | リハビリ
書きかけているので、ちゃんと書かなきゃ駄目だ。とは、思っているのですが、なかなか文章が纏まらなくって……リハビリですよね。
病院のベッドで、手足が麻痺して動かなくなって、感覚が無くなり、拘縮していく時、とりあえず、ベッドの手すりとかを使って、ストレッチしていました。拘縮に抵抗して。
皆様も、とりあえず、骨折しない程度に、拘縮する筋肉を引き伸ばして下さい。
リハビリは――ともかく動かすしかない――です。
何だか、面白い話もオチも無いけれど、今日はもう、眠剤とアルコールでヘロヘロなので、寝るだす。
ゴメンね。

たちあがれ日本

2010年04月10日 22時24分36秒 | リハビリ
そうです、新しくできたグループホームです。でも何だか雰囲気悪いですよね。私が担当する利用者さんにはちょっとオススメできない。
改憲だってさ。そこまでして、戦争がしたいかねぇ……法律をちょこちょこっといじって、小金を稼ぐだけじゃ我慢できないんだ。
税制の抜本改革――これ以上金持ちを優遇して、本当にこの国のためになると思っている? あ、この国がどうなろうが、関係ないか……民主党に投票するような貧乏人はみんな飢え死にすれば良いとお考えなんでしょう。
先日何かのニュース番組を見ていたら、谷垣ピーナッツが、雇用を回復させる、って言ってから、ニンマリと笑っていました。
読めた、規制緩和して派遣やパートを大量生産して、大企業のお金持ちをもっと儲けさせる、っていうことですね。さすが自民党! それが景気回復のシナリオですか……

なんていうどうでもいいお話はさておいて、リハビリのお話。
私の場合は左の顔面も麻痺していたので、言語療法のリハビリもありました。
忘れもしない、第1回目は「北風と太陽」を音読させられた。
論語を読むわけではないので、やっていると、自分がとんでもなくお馬鹿になったような気分になること、請け合いです。
4畳くらいの小部屋に20代の可愛い療法士のお姉さんと二人っきりで「たけやぶにたけたてかけた」なんて大声でやっているのは何だか惨めな気分になります。
私は言語療法をする小部屋を密かに「拷問の部屋」と呼んでおりました。
でもここで気付いたのが、先日書いた丹田です。
腹式呼吸で、下腹に力を入れて、気合いでエイッと発声すると、以外に口や舌が麻痺していても、発声できるモノなんです。カラオケの音痴克服法と同じでしょうか。
そのお陰で、拷問の小部屋は、1ヶ月で終了しました。

そこで問題なのが、下腹に力が入らない、っていうこと……
入院してベッドに寝ているとき、なんだかそのまま呼吸が止まっちゃうような気がしたので、意識して深呼吸しようとしたのですが、出来なかった……
大病を経験すると、気が抜けて、一気に老け込む、っていうのは、ケアマネをやっていて、大勢のお年寄りを見ていて気付いていたんですが、まさか自分が経験するとは……

――だから、病院で専用の松葉杖を作ってもらって、歩けるようになってから、最初にやったのが、障害者用の洋式トイレに行って、いきむこと……別に便意が有ったわけじゃなくって、ようするに腹筋の運動ですね。
医者は絶対安静、って指示していたから、看護師さん達は、私が病院内をウロウロするのが、気に入らなかったみたいですが、私にとっては、それが生き残るためのリハビリだったのです。
去年の4月のこのブログを読むと、私が救急病院に入院していたのは1週間ほど……
その後のリハビリは2ヶ月で打ち切り……
運が良かったね……どうせ付いているのなら、宝くじに当たりたい、なんちゃって――ホントは生きてるだけで丸儲け、でございます。

ガッカリだよ

2010年04月07日 22時42分27秒 | リハビリ
岡田ジャパン……
ワールドカップでベスト4なんて夢を語るのも良いけれど、せめてホームで1点取れるチームを作って欲しい。
選手の皆さんがそれぞれ頑張っているのが分かるだけに、見ている方も辛くなります。
まあ、岡ちゃん一人が悪いわけではないのだろうけれど……

野球のコーチがくも膜下出血でお亡くなりになったとか。
野球は見ないので、よくは知りませんが、ご冥福をお祈りいたします。
脳出血にも色々あって、その中でもくも膜下出血は、前兆が無くて、お亡くなりになる人も多い病気です。
倒れられた時、AEDを使ったらしいけれど、誰か脈を確認して、そんなものが必要かどうか判断できる人はいなかったのでしょうか。
それでお亡くなりになったワケじゃないでしょうが、無駄なことをしましたね。
まあ、そういう時は、周りの人達も、あわてふためく、ってことで。冷静になりましょう。
とりあえずは119番に電話して、指示を仰ぎましょう。

私が倒れたときは、自分自身が意識が有ったので、以外と冷静に「これは脳出血だな」って判断できた。頭の中でブツンと切れるのを感じたし、麻痺が出るのも早かった――ブツンから手足に麻痺が走るのに1秒くらい――でも、冷静じゃなかったのはそのまま風呂に入ったこと。
左の耳が痒かったんですよ。多分それが前駆症状だった。その左耳を掻こうとしても、左手が顔まで上がらなかった。
で、風呂に入ったのは良いけれど、当然、出られない(左半身麻痺していますから)
そのまま、家族が気付くまで丸一日風呂の中にいました。幸い、追い炊きすれば、寒さは防げますので、お風呂ラジオを聞きながら、意識を無くさないように、過ごしました。
――でも昼間の記憶が無いので、その間は気を失っていたのかもしれません。
……運が悪けりゃ、家の中で土左衛門ですな。

救急車が来るまでの間で、脱衣所のシャツとパンツを身につけました――無駄だったけれど――病院で捨てられました。
片手でシャツを着るのはものすごく苦労します……ウソだと思うなら、一度やってみて下さい。

――ここ数日、考えていたのは、ビックリするくらい良くなった自分の体験を、このブログで発表するか、ということ。
生かされていることの感謝の気持ちを、どう表現すればいいのか考えたら、そういう方法を安易に発想しただけのことですが。
このブログを見て頂いている方の中には、ひょっとすると片麻痺で悩んでいる方もいるかも、って思ったもので。
入院中から、復帰を考えて、自分で出来る方法でリハビリをしていたので、上手く文章に出来るかわかりませんが、何かの参考になれば、と思っています。
リハビリの実務経験は無いけれど、何故かリハビリテーション理論のテストだけは――勉強してないのに――成績良かったから。
関係ないかもしれませんが、若い頃空手をやっていた経験が生きております。
――リハビリって、“気合い”が必要な部分が有るんです。
そうですね、武道の経験の無い人は、とりあえず丹田で呼吸する練習をしましょう。
今日はこれまで。その気のある人は、ちゃんと丹田呼吸を予習しておいて下さい。