アル中雀の二枚舌

アル中、ヘビースモーカー、メタボで脂肪肝、おまけにトドメの脳出血&片麻痺──現在、絶賛断酒中。そんな中年男の独り言

柳の下に

2007年10月11日 22時04分49秒 | Weblog
ドジョウがロッキー――というワケにはいかなかったようです――もちろん、亀田家にとってです。
スタローンさんは、上手くやったようですが……

それにしても、面白い試合でしたね。
最初は、ガードをがっちり固めてバッティング攻撃! 亀田だけに亀殺法でしょうか。
そして、隙を見ては目にも止まらぬ早さで猫パンチ炸裂! あんなので、相手が倒れるかは分かりませんが、ミッキー・ロークは相手をKOしているので、多分アリなんでしょう。

中盤以降は、ボクシングの試合らしい打ち合いもありましたが、どうにも間が悪く、チャンプの流血による中断や、クリンチ合戦の連続で、これといった見所に欠けてしまいました。

でも後半、特に最後のラウンドは、亀田選手のタックル連発で――そこだ! そこでマウントをとって猫パンチ! ――なんていう、ボクシングの試合とは思えない展開になりました。

思い起こせば、あっという間の一時間でした。
これで無名のチャンピオンだった内藤選手は有名になって、多分スポンサーも付くことでしょうね。
やっぱり、ボクシングは「ハングリー・スポーツ」だと、再認識致しました。

それにしても、内藤選手は強かった。ありえないような角度からパンチを打っていくし、自分の距離をとるのも上手かったですね。
さすが、老獪なチャンピオンです。

亀田選手は、これを糧にして、もっと強くなるでしょうね。若さだけで突進するだけでは、チャンピオンにはなれないと分かったでしょうから。

どちらの選手も、次の試合が楽しみです。