アル中雀の二枚舌

アル中、ヘビースモーカー、メタボで脂肪肝、おまけにトドメの脳出血&片麻痺──現在、絶賛断酒中。そんな中年男の独り言

国民皆保険制度

2008年10月31日 19時06分58秒 | Weblog
日本も、病院で医者にかかるには、健康保険を使うのが当たり前ですよね。
先に書いた、アメリカでは違うと。

で、キューバですが、ここは社会主義の国なので、医療費がかからないのは当たり前です。
そのために、医者を大量生産しています。
まあ、医者がたくさんいたからって、医療の質が良いとは限りません。

お隣の中国は、12~3年前に変わったようです。
つまり、それまではタダだった医療費が、実費になったようです。

イギリスの医療はタダだけれど、もう崩壊寸前、時間の問題って感じだそうです。
フランスは、税金が高い――消費税というモノを発明したのはフランス人だそうです――一説では、19.6%(食品などは5.5%だそうです)

医療に恵まれるには、それなりの負担も必要ということですね。

省みて我が国は……
自己負担3割――あまり皆さん文句を言いませんね。
実際は、病院や医師に支払う金額がカットされていて、徐々に医療の質や量が減らされています。
見えないところでジワジワとやられているので、気付かないだけです。

実際に、救急車がたらい回しになって、お亡くなりになる人が出ていますよね。

そもそも、タクシー代わりに救急車を呼んだり、病院にかかっても治療費を払わない人も大勢います。
我々、利用者にも、節度ある患者でいることが必要ではないでしょうか。

現状では、今にも政治家が「健康保険を民営化」なんて言い出しかねません。
アメリカのようになっちゃっても、良いんでしょうか。

SiCKO

2008年10月31日 18時12分21秒 | Weblog
アポ無し突撃取材は、電波少年だけの専売特許じゃありません。
アメリカにも、居るんですね。

ただ、マイケル・ムーアさんのことは、知らない人も多いと思うので。
ドキュメント映画「SiCKO」を、遅ればせながら見ました。

テロや銃社会って言うのもありますが、そんなことよりも、本当にアメリカって怖い国なんだな。って感じます。
そんな感じの映画です。ちなみに同時期に公開された「ダイ・ハード4,0」よりも、観客動員は多かったそうです。

映画を見ていると、今の日本も、時間の問題でこうなっちゃうんじゃないかと、恐怖します。

だって日本の政治家がこの映画を見たら、なるほど! 保険を民営化しちゃえば、大儲けできるんだ。って気付いてしまうから。

アメリカの現状と、カナダ、フランス、キューバを比較する映画です。
ちなみに、アメリカ以外の3カ国では、医療費はタダです――え? 金取るの? って感じ。
アメリカで120ドルする薬が、キューバでは5セント……同じ薬ですよ。

今まで、アメリカドラマの「ER」とか「グレイズ・アナトミー」を見て、日本もああなれば良いのに。なんて脳天気に思っていた自分が恥ずかしい。

映画SiCKO(シッコ)、まだ見ていない人は、必見です。