すっかりクリモニアの街でもおなじみになった『くまさん』ことユナ。ユナはフィナを連れ、自分のお店である『くまさんの憩いの店』を訪れる。お目当ては新商品の『ハチミツたっぷりクマさんパンケーキ』。その美味しさに感動するユナとフィナ、だけど大人たちは浮かない顔。聞けばハチミツの仕入れにトラブルが生じているという。オークのせいだと聞いたユナは、早速討伐へ向かう。が、彼女の前へ現れたのはオークの群れ、そして野生のクマで――!?
《とある街に小さな女の子がいました》
《ある日女の子は病気で寝たきりのお母さんのために森に薬草を採りに行きました》
《だけど森には怖い魔物がたくさんいて女の子は魔物に襲われてしまいました》
《お母さんごめんなさい。薬草を見つけることができなくてごめんなさい》
《その時です。突然くまさんが現れ女の子を助けてくれたのです》
《くまさんは…私を食べますか?》
《食べないよ》
《女の子は森にいる理由をくまさんに話します》
《そうしたらくまさんは背中に女の子を乗せてたくさんの薬草が生えている場所に連れて行ってくれました》
《これで女の子のお母さんにお薬を作ってあげられます》
《そしてくまさんは女の子を街まで送ってくれました》
《森に帰るくまさんに女の子は笑って手を振り続けます。いつまでも。いつまでも…》
ユナ『って話を一冊目の絵本にしたんだよね~』
『『くぅ~ん?』』
『ああほら。この間王都から手紙が来てくまゆるとくまきゅうと一緒にフローラ様に会いに行ったでしょ?』
『その時前に描いてあげた絵本の続きを読みたいってせがまれたんでちょっと話を考えてたんだ~』
『そうそう。これフィナがモデルなんだけどほらフィナ照れ屋でしょ?』
『だから2人ともこのことは内緒に…』
『ユナお姉ちゃん』
『!』
フィナ『今日の解体のお仕事終わったよ』
『おおおお疲れさまフィナ!』
フィナ『どうしたの?』
ユナ『な…なんでもないよ!』
こうして始まった第2期、第1話『帰ってきたクマさん』___
オープニングアバンで忘れかけていた記憶の欠片が蘇ります。
引きこもりニートだったユナが異世界でクマの着ぐるみで無双する。英雄でもなければ勇者でもない脱力系主人公。そのゆる~い感じのセリフ回しが何とも視聴者に安心感を与えてくれます。そしてユナの相方となる可愛い妹系美少女・フィナちゃんは、魔物の解体を生業としていたことを思い出す。
オークの無慈悲な攻撃にハチミツの木を守るクマの親子は大ピンチ。子熊への攻撃にキレたユナの「クマぱーんち」が炸裂する。
この二人を中心に登場人物も結構、多いのですが、そのキャラクターたちが登場するたびに少しづつ、その相関関係を思い出していくことになりそうな第2期の序章です。
ニートの朝は遅い。この時ばかりは可愛いフィナちゃんの「お母さん攻撃」に成す術もないユナである。
「防振り」もノンストレスなストーリーですが、こちらも負けず劣らずのストレスフリーな物語り。加えてクマの着ぐるみと言う愛らしい姿と時折、漏れ聞こえるニートの気だるい本音はアニオタだけじゃなく一般女性視聴者にも届くものだと感じます。
OPテーマとEDテーマは第1期に引き続きフィナちゃんとユナが担当。このアニメの魅力を一層、際立たせます。
ストーリーはしっかり繋がっていて、飽きのこないテンポの良さも見事です。くまゆるとくまきゅうという2頭の召喚獣も底なしの可愛さ。そして多くの幼女(?)たちに慕われる“ユナお姉ちゃん”が何とも貴い。
強いだけじゃない。可愛いだけでもない。そして、ゆる~い感じで描かれるクマの着ぐるみを着た女の子の異世界冒険譚。ユナの活躍を是非ともご覧あれ!
クマの着ぐるみという愛らしさ。でもって、抑揚の少ないセリフ回し。切迫感がないので、安心して見ていられますよね。
余裕が有れば1期も是非とも、視聴してみてくださいませ。
職業「クマ」!に、ウケました!!
確かに、ストレスを感じさせない、テンポの良さとあまり複雑ではない展開は
ユル〜く視ていられますね!
一期は視てないので、復習で視てみたいと思います!
(*^▽^*)