小ノ星海果は、宇宙人との出会いを夢見る高校一年生。そんな海果は、入学初日に「自分は宇宙人だ」と名乗るクラスメイト・明内ユウと出会い、ビックリ!ユウのことが気になってドキドキの海果だが、引っ込み思案なのでうまく話せない。でも、ユウは宇宙人の特殊能力「おでこぱしー」で、そんな海果の気持ちを感じ取ってくれる。ユウともっと仲良くなりたくなる海果。自分の言葉で思いを伝えたいと決意。一方、ユウは自分の秘密を打ち明ける……。
(ここじゃない別の場所なら…私だって…誰かと…)
『あっ!流れ星!嘘!』
『あっ…宇宙人さんに会えますように!』
『んん…むにゃ…』
『ふぁ~!よく寝た~。ん?ここは?あれ?』
『ん?これは…』
『なんだっけ?』
久々の「きらら枠」は、まさしく“これぞ、きらら枠”とも言える仕上がり。
ペットボトルロケットやモデルロケットを題材に、更に“おでこぱしー”という魅惑的な触れ合いを通じて少女たちのきらきらが溢れるストーリーに胸キュンです。
『ちょっとおでこ借りるよ!』
『えっ!?』
『緊張…不安…驚き…焦り…宇宙への…大きな憧れ?』
(今…のは?くっついたところから私の気持ちがあけすけになったみたいに…)
(これはまるで…)
『驚かせちゃってごめんね。地球人の小ノ星海果ちゃん。今のはね。おでこぱしー。私、宇宙人明内ユウの特殊能力だよ!』
『海果!ちゃんと私を見て!』
『海果…すっごく緊張してる。それにすごく孤独…』
『私が隣にいるのに。変な海果』
ちゃんとペットボトルロケット、モデルロケットの知識も詰め込んで、微笑ましくも少しミステリアス&神秘的なキャラクターたちが織りなすお話は、決して緩いだけの物語りじぁない。かと言ってキツい訳でもなく、緩急織り交ぜたバランスの良いアニメだと感じます。
登場人物も少なめで解りやすいのが良いですね。
笑原先生の“黒板ドーーン!”は、どこかで見た気がする自分です。
OPテーマは伊藤美来さんの「点と線」。モールス信号の様なリズムとゆったりとした曲調が静寂な宇宙空間をイメージさせる、このアニメにはピタリとハマる一曲です。
EDテーマも女性ユニット、サンドリオンが囁くように歌い上げる「天体図」が宇宙を夢見る少女たちをそっと応援してくれるような楽曲です。
笑いあり、涙あり。空想あり、リアリズムあり。
「Studio五組」による、静岡を舞台にした今期の「きらら枠」は全方位的にベクトルが伸びた見易いアニメだと感じます。
エスパルスドリームプラザ?・・・らしい
因みに“きららジャンプ”は、空から舞い降りるシーンの中で、それらしいカットはあるのですが「せーの!」という感じは無いです。
(OPの疑似ジャンプカット画)
ただCMのひとコマに、これぞきららジャンプと思える挿し絵があったのですが、ネットのきららファンの方々もそれを見逃してはいなかったようですね。流石です。
(きらら作品紹介CMカット画)
アイキャッチも可愛く、魅力的な仕上がりの「星屑テレパス」。物語りも佳境を迎えています。
彼女たちのきらきらが宇宙まで届きそうな作品にファンも夢中です。
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