飯豊山(イイデサン)は平成21年8月3日、4日に登った。これまでの東北の山旅には飛行機で
現地入りをしてきたが、この回の登山では名古屋から車で出かけた。中央道を突き抜け日本海
側を北上し、山形県・鶴岡市に至った。最初に飯豊山に登り、次いで磐梯山、吾妻山、大朝日岳
を順次踏破し、計9日間の山旅をした。途中、雨の日には観光ツアーに切り替えて休養と栄養
補給を行った。
この飯豊山は懐が深く、幾つかの登山ルートのどこから入っても、2泊3日が標準的な行程と
なる。途中の山小屋も整備が行き届かないと聞いており、食糧や衣類、雨具の準備も、大丈夫
だろうかと心配しながら登った。
飯豊山への登山道は意外とよく整備されており、登山道の心配は鳥越苦労だった。山小屋
(切合小屋)は寝具、お米持参と聞いていたが、お米はお金で解決することもできた。天気は良く、
残雪をいただく山並みを満喫しながら、稜線歩きを楽しむことができた。行程は登山口(大日杉
小屋)で車中前泊し、早朝に登山を開始して稜線にある切合小屋で宿泊した後、飯豊山山頂に
登り、その後引き返して、夕刻登山口に戻ったが、この日の行程は長丁場であった。
心配しながら登った、最初の名峰を無事踏破し、ほっと一息つくことができた。 綺麗な稜線、
残雪をいただく山並みに感動しつつ、登山道脇に咲く高山植物を観察しながらの山旅となり、
登山の疲れも吹き飛ばしてくれる素晴らしい思いで深い登山となった。
飯豊山に見る高山植物については、以前に登録した、下記の記事を参照願う。
草花を撮る -飯豊山- 2016.12.25 登録
https://blog.goo.ne.jp/ms_blog_trecking120/e/8a76cf8982a9ec76373b612ce032a408
以上です。