新聞もパンも落葉も湿りをり
金曜バレエABC。外は寒いがスタジオはぬくぬく。フラッペ特訓。ピルエット基礎。最後ソーテジ...
すぐそこに見えて渡れぬ烏瓜
マルコヴィッチの穴を見る。前半が美しい。特に天才人形使いの主人公が町で見せる人形劇(ヴ...
崖の下より吹いてきし秋の風
弓子さんと二人でおもちゃ屋さんへ行く。弓子さんはませたことを言う割りに、まだバービーや...
一位の実薬の如く分け合ひぬ
秋のはらもも吟行の中途で、みなで一位の実を一粒ずつ食べた。ヒイラギみたいな葉になる朱色...
朝寒の腰に鍵束鳴らし行く
NY句会。何かにつけて物申す役の男子が欠席投句ゆえ、女四人ではスムースに行き過ぎて物足り...
暮れてきし家に新酒の香かな
W家より引越祝をいただく。和食に合う白ワイン、ブランデー梅酒、レンジで手早く煮込み料理のできる鍋、どれもとても嬉しい。NYに来ていらいの長い付き合いだ。私もいいものをさしあげたり、...
秋刀魚焼き昔の家を懐かしむ
Jfの英語レッスンのために、今日のブログを英語で書いてみた。 どんなに直されるか楽しみだ。...
英単語すぐ忘れたる茄子かな
今夜は、ロンドンシンフォニー(ハイティンク)のシューベルト(未完成)とマーラー(大地の...
傘さして親子の急ぐ十三夜
ハイティンク、ロンドンシンフォニーは私の気に入った。弓子さんは、「爽やかすぎる」「上品...
かほ知らぬ人の声聞く神無月
秋晴れなのに、買物に行けず。窓を開けて川風をいれる。体調がすぐれず、昨日の朗善先生のレ...