ミセスローゼンの上人坂日記

再会の夜の雷の華やぎぬ


夏井&カンパニー社員食堂

ニックが松山の生徒にレッスンしてる間に、私も姉ん家オフィスで姉と一緒に作業して、調理主任さっちゃんの作ったランチを頂く。日本の家族はこのように大皿に盛った物を、後いくつ食べれるかなあと心で指折りながら、空気を読みながら食べたものだ。幼い子供心にも、肉詰めピーマン二つはいける、三つが限界、四つ食べたらまずいぞ、と感じてた。それぞれが少しずつ遠慮するから、最後に必ず一つか二つ残る。最後の二つの内一つを取るのもやや勇気がいる。そういう風にして日本人は調整力を家庭で学ぶ。個人個人の皿に主菜副菜が予め盛られ、パンやマッシュポテトなんかは各自のお腹の減り具合で自由に取る、というアメリカのご家庭では中々見られない風景だ。韓国からお客さまが来た時、7歳の娘さんが大皿からおかずを自分の箸でつまんで、ニックや私の皿に置いたり、口まで運んでくれたりした。彼女のお母さんがいつも彼女にしている事なのだろうなあ。大勢で食べるのは楽しいうえに、食べ過ぎ防止にもなるね。
松山から私は直に富山へ。富山は今山王祭の真っ最中だ。

コメント一覧

朗善
Re:Unknown
千尋(千)が握り飯を食べてぽろぽろ泣くシーン思い出します。
理酔
御法度ではなくご飯でした。辛い時のご飯は薬に近いものだと思います。お腹が満たされると、悪い考えが消えて無くなりますからね。
朗善
Re:Unknown
泣きながらご飯を食べた事のある人は強い。一人飯でも幸せな時はうまい。辛い飯は仲間が居ると嬉しいよね。
理酔
ご飯が美味しいと実感するのは、辛くて辛くて心がさまよってきつい時に辿り着いたご飯と、幸せで心に余裕があって感謝できる時のご飯。 どちらがおいしい御法度なんだろうか?
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