7月も早くも月末接近。これから月末にかけて相場の材料となる各種データの発表が続く。そして月初の雇用統計で一区切りという流れ。金融大手の残りモルガン・スタンレーとウェルズ・ファーゴの2行の決算も発表された。結局、旧投資銀行系は体力差が自己売買部門のリスク許容度の差に反映され、(結果的に)積極的にリスクを取ったところが収益を上げるという構図。一方の商業銀行は予想通り不良資産の拡大ピッチが上がり更なる貸倒引当金の積み増しを求められるというもの。
その不良資産拡大の背景にあるのが雇用問題で、景気回復見通しにしても機関投資家は“期待通り軌道に乗らないリスク”を意識せざるを得ないのは、雇用環境の改善が見られないことによる。議会証言2日目で上院の銀行委員会の証言に立ったバーナンキ議長も、何だかんだ言って結局は“先行きに慎重”となるのは、雇用の悪化から明確な消費の回復トレンドが見えないことによる。収益が落ちた企業は、いまや国を問わずコストカットに邁進するが、人件費はその大きな部分。コストを削り生産性を上げることで低収益環境でも利益の出る筋肉質の経営体質を得ようとする。それで収益が戻ったとしても、雇用は元には戻らず仕事を得にくい環境は続く。失業保険の継続受給率が上がっているのは、それだけ仕事が見つけにくいということ。長引けば各種ローンの延滞率も上がる。
今回の米国での景気後退は2007年12月に始まったと規定されているが、それ以降650万人が職を失ったとされる。全就業者の4.7%に相当する数という。経済が2.5%収縮するなかで失業率は5%跳ね上がったとWSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)は、GDPの倍のペースでの失業の増加を伝えている。また、今回の雇用環境は従来の景気後退期とは異なった推移を見せており、政権内には警戒モードが広がっていると。「雇用回復なき景気回復」いわゆる「ジョブレス・リカバリー」という現象は以前から見られているが、
今回の雇用の減少規模は大きく、回復により時間が掛かる様相を濃くしていると。想定あるいはモデルと現実のギャップの格差が大きくなるとすると(・・・なりそうだが)やはりグローバル化がもたらしたものだろう。前提が変わるということは、政策の規模、期間も変わることになる。結局、慎重姿勢は崩せない・・と。低金利環境は続く。
その不良資産拡大の背景にあるのが雇用問題で、景気回復見通しにしても機関投資家は“期待通り軌道に乗らないリスク”を意識せざるを得ないのは、雇用環境の改善が見られないことによる。議会証言2日目で上院の銀行委員会の証言に立ったバーナンキ議長も、何だかんだ言って結局は“先行きに慎重”となるのは、雇用の悪化から明確な消費の回復トレンドが見えないことによる。収益が落ちた企業は、いまや国を問わずコストカットに邁進するが、人件費はその大きな部分。コストを削り生産性を上げることで低収益環境でも利益の出る筋肉質の経営体質を得ようとする。それで収益が戻ったとしても、雇用は元には戻らず仕事を得にくい環境は続く。失業保険の継続受給率が上がっているのは、それだけ仕事が見つけにくいということ。長引けば各種ローンの延滞率も上がる。
今回の米国での景気後退は2007年12月に始まったと規定されているが、それ以降650万人が職を失ったとされる。全就業者の4.7%に相当する数という。経済が2.5%収縮するなかで失業率は5%跳ね上がったとWSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)は、GDPの倍のペースでの失業の増加を伝えている。また、今回の雇用環境は従来の景気後退期とは異なった推移を見せており、政権内には警戒モードが広がっていると。「雇用回復なき景気回復」いわゆる「ジョブレス・リカバリー」という現象は以前から見られているが、
今回の雇用の減少規模は大きく、回復により時間が掛かる様相を濃くしていると。想定あるいはモデルと現実のギャップの格差が大きくなるとすると(・・・なりそうだが)やはりグローバル化がもたらしたものだろう。前提が変わるということは、政策の規模、期間も変わることになる。結局、慎重姿勢は崩せない・・と。低金利環境は続く。
昨年の小麦市場には年間生産額の3倍の資金がなだれ込み、現物と先物の価格差が開いて乱高下したそうです。
その結果の商品先物規制だそうですが・・・
じゃあ、昨年と今年と何が違うのか?と自問自答しても今年の方が流動性はひどいかもなぁと思います。
結局、実需が崩壊しているので実需でリスクをとることは出来ません。結果的に実需に流れた分も含め、またやられた人が取り返す意味でも金融市場になだれ込む雰囲気です。
だから、GDPの減少以上に失業者が増える。結局、ジョブレス・リカバリーです。
S&Pが何某かのBBB格をいきなりAAA格に戻したとか・・・まあ、格付けが投資基準になるかどうかはわかりませんが、どさくさに紛れては何でもありと言うことはやはり強いのではないかと感じます。
本当に反省してるならGSのやり方もS&Pのやり方も出来ないはずです。
今の、リバウンドは、後ひと月か、二月で終わります。又、ジェットコースターの下りに入るのです。はじめは、静かに、
又戻り、ゆっくりと、気がつくと、リバウンドは、消えて、果てしのない下落の恐怖が見えてくるのです。
悲鳴が世界中に轟くには、一年もかかるかもしれませんが?
どうしましょう?
暗い終末論でしたら他でやれば?って思う。
そういう人たちがゴールドにすがるのであろうけど。
オバマになれば半年以内に何が起きるとか、予想なんてあてにならない。
皆が沈没を予想するのであれば、それはブラックスワンではないんだろうな。
私の書き込みは人の批判が多い傾向があり、反省です。
暗い終末論でしたら他でやれば?って思う。”
暗い終末論がお嫌いならば、次に何が起こるか?教えてくださいなm(__)m
潜水艦は嫌だけど、空中分解も嫌だよ!ね?
ここに書く以上、1年以内に暴落ならば、何を根拠に予測するんですか?ってことを言いたいんです。
上げたら下げる相場の循環というならわかるが、副島氏の本に書いてあるのか、神のお告げなのか、抽象的な表現はいったい何をいいたいのか?
半年以内に、1年以内にとかよく目にするが、時間の予想なんか当たらないでしょ?
とか言いたいが、「こがねむしさん、じゃあ次に何が起きるか教えてください」とくるもんだから、また悩んでしまう。
私は千里を見通す仙人様とは違います故
ゴールドを語る時に暗い未来像を抜きにどう語るのかもわからないし、
また、暗いというのは本人の受け取り方しだいで、ゴールドにはチャンスが多いわけでしょ?
私とて楽観的な見通しはしていないからゴールドなんです。
この板に訳のわからんことを書くなと言いたいだけです。
この損失をどうやって埋め合わせするのか知りたい。CDSの溶かし合いやっても6京円以上の損失という話。副島氏は悲観論者でも何でもない。ただ事実を述べているだけ。政治家もマスコミも言わないから、指摘しているのです。
蔑ろにされてきたGoldにとっては久しぶりの復権のチャンス到来でしょうね。