本日午前に書いた原稿はタイトルを「急伸後の一服状態、原油急落で束の間のリスクオン」とした。急伸一服は言うまでもなくゴールド。束の間のリスクオンは、米国株のINDEXを指す。本日は、オミクロン騒動の中で絶えて久しくなかった会食があり、夕刻から出ていて帰宅して見たら金は2010ドル台。昨日の最後に「高値圏での波乱が予想される中で、押し目買いの強さを感じさせる展開ではある」と書いたが、まさにその通りだが、さらに下げて買い場を作ってもらえればというのが、正直な気持ち。
実際に値が上がってくれば注目する人が増え、各種媒体メディアの注目度が上がるのはいつものことで、問い合わせは増える。何で今頃・・・というのが正直なところだが、足元の事態は、これまでと様相というか位相とでも表現したくなる環境の違いを感じるのは事実だ。 ウクライナ情勢は、いまやプーチン大統領による「ウクライナ侵略戦争」に転じ、1989年11月の「ベルリンの壁」崩壊に匹敵する、国際秩序を塗り替える歴史的イベントになった。
背景にかつてのイデオロギー対立と同等のものを含むゆえに、落ち着きどころを探すのは困難で、 仮に軍事的衝突が終わったとしても言うまでもなく長期化は必至だろう。 ロシアを国際的な決済網SWIFTから除外したことにより、国際的な資金の流れにどのような変化が起きるか、ある種手探りのような面があるのは否めないと思っている。どこかで資金の目詰まりのようなものが起きないのか気になっている。ドル需要が上がっている印象が強い。ヘッジニーズの一種の囲い込みかもしれぬが不気味なイメージではある。
こうした中で、FRBは来週のFOMC(連邦公開市場委員会)で利上げサイクル入りを意味する初回の利上げを実施する見込みだ。これは定例の議会証言にてパウエル議長がある面で宣言したわけで見送りの方が材料になる。広く知られているように、利上げの後、量的緩和ならぬ引き締めQT(Quantitative Tightening)に乗り出す意向を掲げている。 潤沢な緩和マネーを「満潮」とすると、引き潮に移行した際に、これまで水面下に潜んでいた“ひずみ”が浮上するのも過去30年の金融史が教えるところだ。
潮が引いたときに誰が裸で泳いでいたかわかる・・・・
のだった。。これウォーレンバフェットの言葉。
我々は金融当局の政策がうまく機能することを祈りながらも個別にリスク軽減をはかるのだった。。
間もなくCPIだが、明日はここに書くのと同時にポッドキャストで音声配信しようと思っております。