株高に加速がかかってきた。米国株の上昇が言うまでもないが先週の英総選挙でジョンソン首相の与党・保守党が大勝し、欧州連合(EU)離脱を巡る不透明要因が後退し、英国株を中心に欧州株の上昇が目立ったことも米国株式を刺激、リスクオン機運はさらに高まっている。日経によると米国では投資信託への資金流入が増えているらしい。
週明け16日はマークイットが欧州主要国のPMI(総合購買担当者景気指数)を発表し、欧州主要国は一部に底打ちとの指摘はあるものの、(今に始まったわけではないが)こうしたセンチメント系指数は悪く、とくにここまでドイツが酷かった。ドイツの12月のPMIは景況拡大と悪化の節目である50を4カ月連続で下回った。米国同様、サービス部門はなんとか50超を維持しているが製造業が足を引っ張っている。そのドイツの株式指標DAXが過去最高値を更新する買われ方になっているのは、選別されたわずか30銘柄の指数ではあるが、やはりカネ余り相場の流れだろう。
かかる環境の中では金市場は蚊帳の外につき、商いも細ってきているのでクリスマス明けから年末にかけての動きに注目といったところ。明日18日は、ラジオNIKKEIにて夕刻18時からの生放送「マーケット・トレンド」にて、中長期の見通しをやる予定。11月からは同じ日の21時15分から再放送が始まっています。スマホあるいはPCで、「radiko」にて。このところセミナーで話している内容を中心に金市場について。
週明け16日はマークイットが欧州主要国のPMI(総合購買担当者景気指数)を発表し、欧州主要国は一部に底打ちとの指摘はあるものの、(今に始まったわけではないが)こうしたセンチメント系指数は悪く、とくにここまでドイツが酷かった。ドイツの12月のPMIは景況拡大と悪化の節目である50を4カ月連続で下回った。米国同様、サービス部門はなんとか50超を維持しているが製造業が足を引っ張っている。そのドイツの株式指標DAXが過去最高値を更新する買われ方になっているのは、選別されたわずか30銘柄の指数ではあるが、やはりカネ余り相場の流れだろう。
かかる環境の中では金市場は蚊帳の外につき、商いも細ってきているのでクリスマス明けから年末にかけての動きに注目といったところ。明日18日は、ラジオNIKKEIにて夕刻18時からの生放送「マーケット・トレンド」にて、中長期の見通しをやる予定。11月からは同じ日の21時15分から再放送が始まっています。スマホあるいはPCで、「radiko」にて。このところセミナーで話している内容を中心に金市場について。