何をこんなに驚くのか?・・・と見れば、このタイミングだと。確かに、ここまで具体的な期限を示し(半年で3000億ドル、年内の住宅ローン担保証券の購入規模を2.5倍の1兆2500億ドルに、)同じくエージェンシー債の購入を2倍に)たのは、予想外のこと。しかも範囲も広い。伏線はBOE(イングランド銀行)の量的緩和発表で英国債の買い取りを始めるとともに英国の長期金利が急低下したことではないかと思う。この時に政策の自信を深めたというか、タイミングをも心得たのではないかと思う。結局、長期国債の買い取りとともに、その他FRB(中央銀行)のバランスシートを更に膨らませる(プリンティング・マネーに拍車)政策を拡大したことが、金市場を刺激した。バーナンキFRBは後戻りできない(躊躇すると市場に見透かされ、金融市場は暴落、金融危機から経済危機の様相をさらに深めることに、すなわちバンランス・シート不況が一気に深まる)。しかし、中央銀行がここまで前面に出ると少なからず効果はあるだろう。
バーナンキが一線を越えた、今日の日は記念日・・・とうことに。
バーナンキが一線を越えた、今日の日は記念日・・・とうことに。
http://money.yahoo.co.jp/column/company/ead/celebrated/person4/080326_person4.html
こうした話は、発信された日付(時期)にも注意が必要ですね。同じ筆者が、その後銀についてどのような話をしているのか調べられたらいかがですか。