日本時間のけさ3時15分に発表されたFOMC声明文の内容は、メディアに詳しいのでそちらをご覧いただくとして、やはり盛り上がっていた利上げ見通しは水を差されることとなった。本来なら「利上げをするべき」、「利上げをしたい」、と「利上げできる」か否かは言うまでもなく別もの。結局、FRBは“ワタシタチはいつも慎重にウォッチしています。必要あらばすぐに(利上げに)動くのでご心配なきよう”というメッセージを発し続けるということ。この先実際にするしないは、いまはワカリマセンということで、現在は利上げなどトンデモナイと。今後のマクロデータを注視。とりわけ雇用統計などは益々重要に。
FOMCを挟んで一連の流れを見て思ったのは「大山鳴動して鼠一匹」。金は声明文を消化したのち10ドル上昇。少なくとも、これまでより動きやすくなりそうだ。
FOMCを挟んで一連の流れを見て思ったのは「大山鳴動して鼠一匹」。金は声明文を消化したのち10ドル上昇。少なくとも、これまでより動きやすくなりそうだ。