金価格900ドル台回復。取引序盤は5月の英国の小売売上高がマイナス0.1%の市場予想に対しプラス3.5%と予想を大きく上回る結果となったことから、ポンドおよびドル高、ユーロ安を読んだ金市場では売りが先行し急落場面も見られた。その後、NY市場の時間帯に入り、南アの4月の生産量が前年比で10%の減少となったことや、決算発表を控え内容が注目されている米銀大手シティ・グループの評価損拡大見通しなどを材料に一転して急回復、900ドル超へ進んだ。
それにしても、このところ数日の金市場では、下げ局面ではどこからともなく買いが入り値を戻すという展開が続いてきた。それだけに昨夜のNY市場のようにドル高など売り要因が勝る環境下での金の上昇には、売り方に回っているファンドなどには、どこかで何かが蠢(うごめ)いているような、そこはかとない不安が募るのではないか。といってもクオンツ運用にはそんなことは関係ナイか。
先に音をあげた途上国に続き中国でも、ガソリンなどの統制価格を最大18%の値上げが発表され19日から実施された。決定、即実施という乱暴さは、日本などでは通用しないが、かの国では通用してしまう。これが中国における原油需要の抑制につながるとの見方から昨夜はWTI原油には売りが膨らみ急落状態。原油は高値137.82ドルから引けは131.93ドル。このところ連日の過去最高値を更新で話題沸騰のトウモロコシも利益確定の売りに急落。このなかでの金が上げだが、もともとこれまでたいして連動はしていなかったので上げても不思議はないのだけれど、不思議がるヒトが多い。
鉱山のヘッジ外しの買いの可能性が高いが、7月ということもあり機関投資家の動きにも気をつけねば。
それにしても、このところ数日の金市場では、下げ局面ではどこからともなく買いが入り値を戻すという展開が続いてきた。それだけに昨夜のNY市場のようにドル高など売り要因が勝る環境下での金の上昇には、売り方に回っているファンドなどには、どこかで何かが蠢(うごめ)いているような、そこはかとない不安が募るのではないか。といってもクオンツ運用にはそんなことは関係ナイか。
先に音をあげた途上国に続き中国でも、ガソリンなどの統制価格を最大18%の値上げが発表され19日から実施された。決定、即実施という乱暴さは、日本などでは通用しないが、かの国では通用してしまう。これが中国における原油需要の抑制につながるとの見方から昨夜はWTI原油には売りが膨らみ急落状態。原油は高値137.82ドルから引けは131.93ドル。このところ連日の過去最高値を更新で話題沸騰のトウモロコシも利益確定の売りに急落。このなかでの金が上げだが、もともとこれまでたいして連動はしていなかったので上げても不思議はないのだけれど、不思議がるヒトが多い。
鉱山のヘッジ外しの買いの可能性が高いが、7月ということもあり機関投資家の動きにも気をつけねば。
FBIがサブプライム問題でベア・スターン元幹部2人を逮捕した、と報じられています。これから逮捕者が増えるとも・・。
当然の結果です。「サブプライム」は「詐欺」なんですから。で、当面世界株は「レンジ相場」から抜けきれない。
インドとかブラジルとかロシアとか思わぬところで経済の活性化が始まるかも・・。
と考えても、日本も政治経済は元気ないし、相場も暫くはじっとしているのが一番かも。