今話の名セリフ:「ごめんなさい・・・。ごめんなさい・・・。もう少し頑張れれば・・・。もう少し・・・。」(小原鞠莉)
「ラブライブ!サンシャイン!!」2期第11話「浦の星女学院」の感想です。
ある日、浦の星女学院では、閉校祭の準備が進んでいました。閉校祭は、学校の生徒達がやりたいと言って、行なわれる事になりました。
「これって・・・。」
「今の私達の気持ちです! 相談したら、みんなもやりたいって!」
「卒業式は真面目にやった方がいいと思うので。」
「でも、最後は、卒業生も近所の人も、みんなでトッカーンと盛り上がるイベントをやりたいって!」
「3学期は、受験とか色々あるのは分かっています。でも、最後だし・・・。」
「シャイニー・・・。承認!」
「え・・・。」
ちょっ。どこにハンコ押してんだよ。見た目を結構気ににする女子なんですから、デコに押すのはやめなさい。つーか、よくクッキリ文字が映ったなあ。(笑)
「ホント、この学校っていい生徒ばっかりだよね!」
閉校祭の準備が進む中、うちっちーの着ぐるみが廊下を走っていました。
うち1体は曜が中に入っているっぽいですが、もう1体は誰が中にいるのか? 着ぐるみを見た千歌、梨子、善子、花丸、ルビィは、着ぐるみを追いかけますが、途中見失ってしまいます。
その後、何かが早い動きで近くの部屋に入っていきました。もしかして、お化け?
千歌達は、恐る恐る中に入ってみる事に。
「何なの? ここ・・・。」
「堕天使が、怖いずらか?」
「ま、まさか! むしろ、この闇の波動が心地良い恐怖の程を・・・。」
「私はここで結界を張って、みんなを守っています!」
「ヘタレ堕天使。」
「ヘタレゆーな!」
まあ、ヘタレと言われても、じゃーないんじゃないかと。相変わらず、善子がどんなにカッコつけようが、花丸に簡単にいじられる展開に笑ってしまいます。(笑)
やはり、この部屋の中には、シーツにくるまっている何かがいて、しかも、動いています。
千歌はシーツを取ってみました。すると・・・、
正体は、千歌の飼い犬・しいたけ。とりあえず、お化けでなくて一安心。
しかし、善子とルビィの後ろには・・・、
探していた着ぐるみがいる事に、善子とルビィは驚き、しいたけは、それに反応して暴れてしまいます。しかも、シーツにくるまったまま。
そして、しまいには、閉校祭のゲートも倒してしまいました。
「器物破損・・・。被害甚大・・・。アーチの修復だけで、10人がかりで4時間のロス・・・。」
ダイヤにまで、おでこに承認印が・・・。しかも、なかなか消えないとか、よっぽど特注のハンコを使ったんでしょうか。(笑)
しいたけが学校にいたのは、千歌の姉・美渡がリードを離してしまったからだそうです。
ただ理由はどうあれ、明日は閉校祭。しかも、下校時間まで、あとわずか。準備が間に合いそうにはありません。
そこで、鞠莉が、準備で学校に残る生徒全員を家に送る事にしました。
少しして・・・、
「はい、お待たせ!」
「何、これ!」
「千歌ちゃん家特製、みかん鍋!」
私もみかん好きだけど、みかん鍋は食べた事がない・・・。美味いんでしょうか? しかも、結構みかん入れてるけど大丈夫? まあ、チーズケーキ鍋よりはマシな気がしますが。(笑)
2体のうちっちーの着ぐるみのうちの1体の中に入っていたのは果南。閉校祭では、曜と2人で教室に海を再現しようという事から、うちっちーの着ぐるみを着たらしいです。
という事は、もう1体の着ぐるみの中にいるのは曜。・・・と思えますが、声をかけても反応はなし。それどころか、誰も入っていません。
曜は、アーチの修復をしていました。
「スクールアイドル部でーす! よろしくお願いしまーす! あなたも! あなたも! スクールアイドル、やってみませんかー?」
「はい! スクールアイドルやります!」
「なんか静かだね。学校はあんなに賑やかなのに。」
「うん。なんかいいよね、そういうの。」
「外は普通なのに、学校の中は、みんなの夢で明日に向いてワクワクしてて、時が過ぎるのも忘れていて・・・。好きだな、そういうの・・・。」
「ずっとこのままだったらいいのにね。明日も、明後日もずーっと! そしたら・・・。そしたら・・・。」
「私ね、千歌ちゃんに憧れてたんだ。」
「千歌ちゃんが見てるものが見たいんだって。ずっと同じ景色を見てたいんだって。」
「このまま、みんなで、おばあちゃんになるまでやろっか!」
「うん!」
翌日、閉校祭が行われました。
「梨子ちゃん、似合うよねー! 自分でリクエストしたの?」
「ええ。ちょっと憧れてて・・・。千歌ちゃんも可愛くて似合ってる。」
「そう? ありがとう!」
「そういえば、梨子ちゃんの服、これ、すっごく参考になったよ!」
「たまたまよ! 家にたまたまあっただけなのよ!」
「梨子ちゃん?」
たまたまねえ。どう考えても、たまたまとは思えないんですが、まあ、本人がそう言うのなら、別に処分したって問題ないよね?(笑)
その後、千歌と梨子は自由時間になりました。千歌は校内を回りに行く予定ですが、梨子は用事があるようで別行動に。
校内のあちこちでは、イベントや出店などで盛り上がっていました。
そんな中・・・、
「占いに興味はないずらか・・・?」
「花丸ちゃん・・・?」
「占いに興味はないずら・・・?」
「えっと・・・。」
そんな深刻な顔で言われたら、逆に興味なくすんじゃないかと。まあ、のっぽパンでも与えれば、あっという間に明るくなっちゃうんでしょうけど。(笑)
「クークックック! ようこそ、迷えるリトルデーモンよ。」
「こんなのやってたんだ。」
「どんな悩みも、ズキューンと解決してあげましょう。」
「分かりました。恋の悩みですね?」
「いえ、全然。」
「どっちかといえば、人が来なくて悩んでたのは、こっちずら・・・。」
野郎が出ないのが基本のこの作品に、恋なんて発生してたまるか。まあ、女の子同士の恋愛は大歓迎ですけど。(笑)
「で、では、最近太ってきて体重が気になる・・・。」
「いえ、さっぱり。」
「それは善子ちゃんずら。」
「ずら丸は黙ってなさい! ってか、ヨハネ!」
函館でじわりと太った事、まだ気にしてるのな。堕天使も、太ってしまう事に恐怖するとか、そんじょそこらのリトルデーモンと何ら変わりないっすね。(笑)
「素直に何を占って欲しいか聞いた方がいいずら。」
「うっさい! 聞かなくても、脳内に響く堕天の囁きがすべて教えてくれるのです!」
「いいわ、とにかく占ってあげましょう! ミュージック!」
「本格的! ん?」
「だから、何で私が・・・。」
「梨子ちゃん!?」
「梨子ちゃんが勝手に手伝ってくれるって。さすがリトルデーモンリリーずら。」
「花丸ちゃんだって、一度くらい善子ちゃんの願いを叶えてあげたいって・・・。」
「マルは、たまたま・・・。」
「ずら丸・・・。リリー・・・。」
「あ! じゃあ、Aquorsを占って下さい。この先、どんな未来が待ってるか・・・。」
「それなら占うまでもありません。全リトルデーモンが囁いています。Aquorsの未来は・・・。」
それから少しして、千歌は、2人の姉が学校に来ているのを見かけました。
「来てたんだ!」
「食べる?」
「あ! 焼きみかんだ! もらう! もらう! この時期、美味しいよね!」
「ホント、みかん好きよね。千歌ちゃんは。」
「うん、大好き! 食べるといつも思うんだよね。あー、ここに生まれて・・・、良かったって!」
「それにしても、変わってないわね。ここは。」
「うん。匂いもあの頃のまま。」
「匂い?」
「千歌ちゃんは毎日来てるから気付かないかもしれないけど、あるのよ。ここだけの懐かしい匂いが。」
「おーい! 千歌! ちょっとこっちまで来て!」
「じゃあね。」
「よしみちゃーん! 何ー?」
「へへ。ちょっとね!」
「どうだ! サプラーイズ! でしょ?」
「うん! 嬉しいよ!」
「まだまだこんなもんじゃないよ!」
『せーの!』
「楽しい時間というのは、いつもあっという間で・・・。」
「そこにいる誰もが、この時間がずーっと続けばいいのにって思ってるのに・・・。」
「でも、やっぱり終わりは来て・・・。」
「時が戻らない事、もう一度同じ時間を繰り返せない事が、とても寂しく思えるけど・・・。」
「同時に、やっぱりどうなるか分からない明日の方が、ちょっぴり楽しみでもあって・・・。」
「ああ、これが時が進んでいくって事なんだなって、実感できるずら・・・。」
「そして、気付く・・・。きっと二度と同じ時はないから、この時が楽しいって思えるのかな・・・。」
「今こうしている事が、たった一度きりだって分かっているから、全力になれる・・・。」
「いつか終わりが来る事を、みんなが知っているから・・・。終わりが来てもまた、明日が来る事を知っているから・・・。」
「未来に向けて、歩き出さなきゃいけないから・・・。」
「みんな、笑うのだろう・・・。」
「これで浦の星女学院閉校祭を終わります。」
「今日集まった人を見て、私は改めて思いました。この学校がどれだけ愛されていたか・・・。どれだけこの街にとって、みんなにとって、大切なものだったか・・・。」
「だから、この閉校祭は、私にとって、何よりも幸せで・・・。私にとって、何よりも温かくて・・・。」
「鞠莉さん・・・。」
「ごめんなさい・・・。」
「鞠莉・・・。」
「ごめんなさい・・・。ごめんなさい・・・。もう少し頑張れれば・・・。もう少し・・・。」
「アークーア! アークーア! アークーア!」
『アークーア! アークーア! アークーア! アークーア!』
『アークーア! アークーア! アークーア! アークーア!』
『アークーア! アークーア! アークーア!』
「みんなー、ありがとー! じゃあ、ラストに、みんなで一緒に歌おう! 最高に明るく! 最高に楽しく! 最高に声を出して!」
という事で、「ラブライブ!サンシャイン!!」2期第11話でした。
何で、こんな素敵な学校が、なくなっちゃうんだろうな・・・。
物語の所々で、そう感じずにはいられませんでした。もちろん、生徒数が年々減少している事から、そうなったのは分かりますが、しかし、あれだけ浦の星女学院の生徒である事に誇りを持っていたとなると、一定の人気は保てて、廃校とは無縁だったように思うんですよね。
それでも生徒数が大して集まらなかったのは、この学校の魅力の伝え方が良くなかったのでしょうか。もしかしたら、静岡県内の都市部に良い学校が増えている事も考えられそうですね。
まあ、私としては、制服に問題があったんじゃないかと。1年生の夏服がノースリーブ&ミニスカートなのは、ある意味、罰ゲームなんじゃないかな。(2期初回のネタ引っ張るな(笑))
学校がなくなるのは寂しい事ではありますが、生徒達全員で企画して、精一杯楽しんで、最後は皆で歌ったイベントは、人生の良い思い出になったでしょうし、この作品でたびたび挙げられている「輝き」にもなっていたでしょう。
そして、明るい未来を築く事にも繋がったでしょう。Aqoursがラブライブ決勝で全力を残す事にも。
そういえば、「皆で歌った」といえば、今回のエンディングは、浦の星女学院の生徒達など沢山の人数で歌われていたのですが、なんと、あの中に、千歌の飼い犬・しいたけも含まれていたという。お前、どこのパートを歌ってたんだよ。(笑)
また、リードを離された後には学校に入り込んだりと、結構器用ですよね。まあ、その後校内を暴れまわっていたという、はた迷惑なところもありましたが。まったく、この人騒がせなところは誰に似たのやら。(笑)
さて、次回は、いよいよラブライブ決勝。という事で、千歌達は東京へ。2期では、東京行きは初めてですね。
1期にも訪れた場所へ再訪したり、ラブライブ決勝に向けての個々の心境が語られたり、ラブライブ決勝のステージが披露されたりと、次回は、かなり濃密な話になってますね。
そのため、キャプチャー画像数は多くなり、感想を書き上げるまで結構時間はかかるかも。と言っても、「プリキュア」がしばらく休止なため、プリキュア感想の作成に時間はとられませんので、来週中には投稿したいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「ラブライブ!サンシャイン!!」2期第11話「浦の星女学院」の感想です。
ある日、浦の星女学院では、閉校祭の準備が進んでいました。閉校祭は、学校の生徒達がやりたいと言って、行なわれる事になりました。
「これって・・・。」
「今の私達の気持ちです! 相談したら、みんなもやりたいって!」
「卒業式は真面目にやった方がいいと思うので。」
「でも、最後は、卒業生も近所の人も、みんなでトッカーンと盛り上がるイベントをやりたいって!」
「3学期は、受験とか色々あるのは分かっています。でも、最後だし・・・。」
「シャイニー・・・。承認!」
「え・・・。」
ちょっ。どこにハンコ押してんだよ。見た目を結構気ににする女子なんですから、デコに押すのはやめなさい。つーか、よくクッキリ文字が映ったなあ。(笑)
「ホント、この学校っていい生徒ばっかりだよね!」
閉校祭の準備が進む中、うちっちーの着ぐるみが廊下を走っていました。
うち1体は曜が中に入っているっぽいですが、もう1体は誰が中にいるのか? 着ぐるみを見た千歌、梨子、善子、花丸、ルビィは、着ぐるみを追いかけますが、途中見失ってしまいます。
その後、何かが早い動きで近くの部屋に入っていきました。もしかして、お化け?
千歌達は、恐る恐る中に入ってみる事に。
「何なの? ここ・・・。」
「堕天使が、怖いずらか?」
「ま、まさか! むしろ、この闇の波動が心地良い恐怖の程を・・・。」
「私はここで結界を張って、みんなを守っています!」
「ヘタレ堕天使。」
「ヘタレゆーな!」
まあ、ヘタレと言われても、じゃーないんじゃないかと。相変わらず、善子がどんなにカッコつけようが、花丸に簡単にいじられる展開に笑ってしまいます。(笑)
やはり、この部屋の中には、シーツにくるまっている何かがいて、しかも、動いています。
千歌はシーツを取ってみました。すると・・・、
正体は、千歌の飼い犬・しいたけ。とりあえず、お化けでなくて一安心。
しかし、善子とルビィの後ろには・・・、
探していた着ぐるみがいる事に、善子とルビィは驚き、しいたけは、それに反応して暴れてしまいます。しかも、シーツにくるまったまま。
そして、しまいには、閉校祭のゲートも倒してしまいました。
「器物破損・・・。被害甚大・・・。アーチの修復だけで、10人がかりで4時間のロス・・・。」
ダイヤにまで、おでこに承認印が・・・。しかも、なかなか消えないとか、よっぽど特注のハンコを使ったんでしょうか。(笑)
しいたけが学校にいたのは、千歌の姉・美渡がリードを離してしまったからだそうです。
ただ理由はどうあれ、明日は閉校祭。しかも、下校時間まで、あとわずか。準備が間に合いそうにはありません。
そこで、鞠莉が、準備で学校に残る生徒全員を家に送る事にしました。
少しして・・・、
「はい、お待たせ!」
「何、これ!」
「千歌ちゃん家特製、みかん鍋!」
私もみかん好きだけど、みかん鍋は食べた事がない・・・。美味いんでしょうか? しかも、結構みかん入れてるけど大丈夫? まあ、チーズケーキ鍋よりはマシな気がしますが。(笑)
2体のうちっちーの着ぐるみのうちの1体の中に入っていたのは果南。閉校祭では、曜と2人で教室に海を再現しようという事から、うちっちーの着ぐるみを着たらしいです。
という事は、もう1体の着ぐるみの中にいるのは曜。・・・と思えますが、声をかけても反応はなし。それどころか、誰も入っていません。
曜は、アーチの修復をしていました。
「スクールアイドル部でーす! よろしくお願いしまーす! あなたも! あなたも! スクールアイドル、やってみませんかー?」
「はい! スクールアイドルやります!」
「なんか静かだね。学校はあんなに賑やかなのに。」
「うん。なんかいいよね、そういうの。」
「外は普通なのに、学校の中は、みんなの夢で明日に向いてワクワクしてて、時が過ぎるのも忘れていて・・・。好きだな、そういうの・・・。」
「ずっとこのままだったらいいのにね。明日も、明後日もずーっと! そしたら・・・。そしたら・・・。」
「私ね、千歌ちゃんに憧れてたんだ。」
「千歌ちゃんが見てるものが見たいんだって。ずっと同じ景色を見てたいんだって。」
「このまま、みんなで、おばあちゃんになるまでやろっか!」
「うん!」
翌日、閉校祭が行われました。
「梨子ちゃん、似合うよねー! 自分でリクエストしたの?」
「ええ。ちょっと憧れてて・・・。千歌ちゃんも可愛くて似合ってる。」
「そう? ありがとう!」
「そういえば、梨子ちゃんの服、これ、すっごく参考になったよ!」
「たまたまよ! 家にたまたまあっただけなのよ!」
「梨子ちゃん?」
たまたまねえ。どう考えても、たまたまとは思えないんですが、まあ、本人がそう言うのなら、別に処分したって問題ないよね?(笑)
その後、千歌と梨子は自由時間になりました。千歌は校内を回りに行く予定ですが、梨子は用事があるようで別行動に。
校内のあちこちでは、イベントや出店などで盛り上がっていました。
そんな中・・・、
「占いに興味はないずらか・・・?」
「花丸ちゃん・・・?」
「占いに興味はないずら・・・?」
「えっと・・・。」
そんな深刻な顔で言われたら、逆に興味なくすんじゃないかと。まあ、のっぽパンでも与えれば、あっという間に明るくなっちゃうんでしょうけど。(笑)
「クークックック! ようこそ、迷えるリトルデーモンよ。」
「こんなのやってたんだ。」
「どんな悩みも、ズキューンと解決してあげましょう。」
「分かりました。恋の悩みですね?」
「いえ、全然。」
「どっちかといえば、人が来なくて悩んでたのは、こっちずら・・・。」
野郎が出ないのが基本のこの作品に、恋なんて発生してたまるか。まあ、女の子同士の恋愛は大歓迎ですけど。(笑)
「で、では、最近太ってきて体重が気になる・・・。」
「いえ、さっぱり。」
「それは善子ちゃんずら。」
「ずら丸は黙ってなさい! ってか、ヨハネ!」
函館でじわりと太った事、まだ気にしてるのな。堕天使も、太ってしまう事に恐怖するとか、そんじょそこらのリトルデーモンと何ら変わりないっすね。(笑)
「素直に何を占って欲しいか聞いた方がいいずら。」
「うっさい! 聞かなくても、脳内に響く堕天の囁きがすべて教えてくれるのです!」
「いいわ、とにかく占ってあげましょう! ミュージック!」
「本格的! ん?」
「だから、何で私が・・・。」
「梨子ちゃん!?」
「梨子ちゃんが勝手に手伝ってくれるって。さすがリトルデーモンリリーずら。」
「花丸ちゃんだって、一度くらい善子ちゃんの願いを叶えてあげたいって・・・。」
「マルは、たまたま・・・。」
「ずら丸・・・。リリー・・・。」
「あ! じゃあ、Aquorsを占って下さい。この先、どんな未来が待ってるか・・・。」
「それなら占うまでもありません。全リトルデーモンが囁いています。Aquorsの未来は・・・。」
それから少しして、千歌は、2人の姉が学校に来ているのを見かけました。
「来てたんだ!」
「食べる?」
「あ! 焼きみかんだ! もらう! もらう! この時期、美味しいよね!」
「ホント、みかん好きよね。千歌ちゃんは。」
「うん、大好き! 食べるといつも思うんだよね。あー、ここに生まれて・・・、良かったって!」
「それにしても、変わってないわね。ここは。」
「うん。匂いもあの頃のまま。」
「匂い?」
「千歌ちゃんは毎日来てるから気付かないかもしれないけど、あるのよ。ここだけの懐かしい匂いが。」
「おーい! 千歌! ちょっとこっちまで来て!」
「じゃあね。」
「よしみちゃーん! 何ー?」
「へへ。ちょっとね!」
「どうだ! サプラーイズ! でしょ?」
「うん! 嬉しいよ!」
「まだまだこんなもんじゃないよ!」
『せーの!』
「楽しい時間というのは、いつもあっという間で・・・。」
「そこにいる誰もが、この時間がずーっと続けばいいのにって思ってるのに・・・。」
「でも、やっぱり終わりは来て・・・。」
「時が戻らない事、もう一度同じ時間を繰り返せない事が、とても寂しく思えるけど・・・。」
「同時に、やっぱりどうなるか分からない明日の方が、ちょっぴり楽しみでもあって・・・。」
「ああ、これが時が進んでいくって事なんだなって、実感できるずら・・・。」
「そして、気付く・・・。きっと二度と同じ時はないから、この時が楽しいって思えるのかな・・・。」
「今こうしている事が、たった一度きりだって分かっているから、全力になれる・・・。」
「いつか終わりが来る事を、みんなが知っているから・・・。終わりが来てもまた、明日が来る事を知っているから・・・。」
「未来に向けて、歩き出さなきゃいけないから・・・。」
「みんな、笑うのだろう・・・。」
「これで浦の星女学院閉校祭を終わります。」
「今日集まった人を見て、私は改めて思いました。この学校がどれだけ愛されていたか・・・。どれだけこの街にとって、みんなにとって、大切なものだったか・・・。」
「だから、この閉校祭は、私にとって、何よりも幸せで・・・。私にとって、何よりも温かくて・・・。」
「鞠莉さん・・・。」
「ごめんなさい・・・。」
「鞠莉・・・。」
「ごめんなさい・・・。ごめんなさい・・・。もう少し頑張れれば・・・。もう少し・・・。」
「アークーア! アークーア! アークーア!」
『アークーア! アークーア! アークーア! アークーア!』
『アークーア! アークーア! アークーア! アークーア!』
『アークーア! アークーア! アークーア!』
「みんなー、ありがとー! じゃあ、ラストに、みんなで一緒に歌おう! 最高に明るく! 最高に楽しく! 最高に声を出して!」
という事で、「ラブライブ!サンシャイン!!」2期第11話でした。
何で、こんな素敵な学校が、なくなっちゃうんだろうな・・・。
物語の所々で、そう感じずにはいられませんでした。もちろん、生徒数が年々減少している事から、そうなったのは分かりますが、しかし、あれだけ浦の星女学院の生徒である事に誇りを持っていたとなると、一定の人気は保てて、廃校とは無縁だったように思うんですよね。
それでも生徒数が大して集まらなかったのは、この学校の魅力の伝え方が良くなかったのでしょうか。もしかしたら、静岡県内の都市部に良い学校が増えている事も考えられそうですね。
まあ、私としては、制服に問題があったんじゃないかと。1年生の夏服がノースリーブ&ミニスカートなのは、ある意味、罰ゲームなんじゃないかな。(2期初回のネタ引っ張るな(笑))
学校がなくなるのは寂しい事ではありますが、生徒達全員で企画して、精一杯楽しんで、最後は皆で歌ったイベントは、人生の良い思い出になったでしょうし、この作品でたびたび挙げられている「輝き」にもなっていたでしょう。
そして、明るい未来を築く事にも繋がったでしょう。Aqoursがラブライブ決勝で全力を残す事にも。
そういえば、「皆で歌った」といえば、今回のエンディングは、浦の星女学院の生徒達など沢山の人数で歌われていたのですが、なんと、あの中に、千歌の飼い犬・しいたけも含まれていたという。お前、どこのパートを歌ってたんだよ。(笑)
また、リードを離された後には学校に入り込んだりと、結構器用ですよね。まあ、その後校内を暴れまわっていたという、はた迷惑なところもありましたが。まったく、この人騒がせなところは誰に似たのやら。(笑)
さて、次回は、いよいよラブライブ決勝。という事で、千歌達は東京へ。2期では、東京行きは初めてですね。
1期にも訪れた場所へ再訪したり、ラブライブ決勝に向けての個々の心境が語られたり、ラブライブ決勝のステージが披露されたりと、次回は、かなり濃密な話になってますね。
そのため、キャプチャー画像数は多くなり、感想を書き上げるまで結構時間はかかるかも。と言っても、「プリキュア」がしばらく休止なため、プリキュア感想の作成に時間はとられませんので、来週中には投稿したいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。