
今話の名セリフ:「自信を持ちなさい! あなたには、あなたの持ち味があるじゃない?」
「デリシャスパーティ♡プリキュア」第5話「なかよくなりたいのに・・・! ここね、初めてのおともだち!」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある夜、ローズマリーは、ここねに避けられてるのではないかと気になっていました。
それを聞いたゆいは、一緒に楽しい事をすればきっと仲良くなれると、皆で出かけようと提案しました。ローズマリーは、その案に乗ります。
同じ頃・・・、
[パムパムは、ここねちゃんと一緒に暮らす事になりました。]

「また、それ読んでるパム? 仲良くしたいなら、普通に楽しく遊べばいいパム。」


「普通に楽しく・・・、か・・・。」

「普通・・・。楽しく・・・、遊ぶ・・・。」

「普通って?」
「ちょっ、ここね!」


「あ・・・。」
[あらあら。上手くいくといいけれど・・・。]

~ Aパート ~
その翌日、朝礼があり、教室に戻る途中、ここねは、ゆいを見かけました。ですが、声をかけられません。
「普通に楽しく・・・。でも、どうやって?」

「ゆい。」
「あ! 拓海、おはよう!」


「お前、ゲストハウスにいるローズマリーってやつと仲良いよな。あいつ、何しにこの街に来たんだ?」
「え? それは、えっと・・・、観光?」
「ふーん・・・、観光ねえ・・・。」



「あ! おはよう! ここねちゃん!」


[下の名前で呼ばれたここねちゃん。心の中で大喜び!]

「ここねちゃん?」


「お、おう・・・。」
「え?」

それからしばらくして・・・、
「お友達と仲良くなる方法・・・。お友達の下の名前で呼んでみる・・・。」


「ゆいさん・・・。ゆいちゃん・・・。ゆい・・・?」

「ここねちゃん! 探したよ!」

「ゆ、ゆ、ゆ・・・。」
「ここねちゃん。明日、マリちゃん達とお買い物に行かない? 絶対楽しいよ!」

「え・・・。」
「あ、もしかして、予定あった?」
「いや・・・。」

「良かったら、みんなで遊びに行こうよ! マリちゃんが行きたいお店があってね!」

「えっと、確か、プリティ・・・。」
「ホリック! 行く!」



そして、後日・・・、
「お待たせパム!」
「あら、パムパムったら!」

「すっかりお世話になって悪いわね、ここね!」


「あら、そのバッグ素敵ね!」

「え? あ・・・。マ、マ、マ・・・。」


このまま立ってばかりではどうしようもないですので、店の中に入る事に。


「ゆ、ゆ、ゆ・・・、ゆいは、何か欲しいものはあるの?」

「え!?」
「あ・・・。」

「ここねちゃん・・・、今、ゆいって呼んでくれたよね! 嬉しい!」





「いっぱいあるね!」
「どれがいいか迷うー!」
「それなら、これはどう?」

「薄いピンクなら、どんな服装も合うし、他の色と重ね塗りしても、立体感が出て可愛いと思う! しっかり色付けたいなら、発色がいいこっちがオススメ!」

「あとは・・・。」
「へー。でも、それ、いつ使うの?」
「そういえば、ゆいの部屋には、メイク道具が一切なかったような・・・。」


「うん! メイクとか興味なかったから!」
「ご、ごめんなさい・・・。押しつけるような事しちゃって・・・。」

「ううん! おかげで興味出た! あたし、これ買う!」
「分かりやすくて勉強になったわ!」

「あ、でも・・・。」
「マリちゃんは買わないの?」
「楽しみはとっておくわ! どれもこれも可愛くて、1日じゃ選べないし!」


しばらくして、昼食は、野菜スープを作って食べる事になりました。ローズマリーは、コメコメのお世話をするため、ゆいの部屋に。
まずは、手を洗って、野菜を洗い、皮むき。ゆいはジャガイモ、ここねはニンジンを、それぞれ担当。
あまり料理をした事がないここねには、ゆいの母・あきほが教えてくれました。すぐに、ここねも、あきほが教えてくれた通りに、皮をむく事に。
「気持ちいい・・・。」
「上手!」
「楽しいよね!」

「あたしなんて段ボールいっぱいにむいちゃった事があるよ!」

「ニンジン祭りだったね! それからゆいは、ニンジンを生でかじるようになったのよ!」
「エヘ、照れるなあ!」
「照れるところじゃないよ!」

同じ頃・・・、

「うまとろ野菜達が口の中で愉快にヒップホップ・・・。いや、ブレイクダンス? いや、ジャズ?」


「あ! フォークダンスしてるよ!」

しかし、ジェントルーが近くにいました。ジェントルーはレシピッピを捕まえます。
一方、ゆいの家では・・・、
「ここねちゃん、ニンジンが!」


「大丈夫! 大丈夫!」
「ごめんなさい・・・。」
「これはあたしが食べる!」



その後、買ってきたものの中に、ショウガが入っていない事に気付き、ここねはローズマリーに聞きに行きました。
「パムパムも、ここねと一緒に料理したかったパム!」
「あなた、ぬいぐるみのふりしなきゃでしょ!」

「それに、私も一緒だと、ここねが嫌がるだろうし・・・。」
「え・・・。」

「今日も目を逸らされちゃったし・・・。やっぱり、私の事、苦手なのよ・・・。」

「ここね・・・。」
「あ、あの・・・。」

その直後、アラーム音が。レシピッピが捕まった事を知ります。
~ Bパート ~
少しして、ゆい達は、ジェントルーを見かけました。すぐに、ジェントルーはウバウゾーを生み出します。

直後、ローズマリーはデリシャスフィールドを展開。ゆいとここねは、プリキュアに変身します。
今回のウバウゾーは、レシピッピを4体も吸収しているため、少し強くなっています。
そのため、上手く力を合わせて立ち向かいたいところですが、スパイシーが1人で先に突っ込んではダメージを受けてしまいます。
「何してるの・・・。2人いるんだから、力を合わせて・・・。」
「私が、やらないと・・・。」

「待ちなさい! 何をそんなに焦っているの?」

「嫌われたくない・・・。」
「え?」

「せっかくお友達ができたのに、楽しく話しかける方法も知らないし、勝手にリップ薦めちゃうし、お料理もできない上に、プリキュアまで・・・。」

「こんな私じゃ嫌われる・・・。」
「それが心配で焦ってたのね・・・。」

「大丈夫だよ! だって、あたし達、友達でしょ!」


「そうよ! 失敗したくらいで嫌いになる訳ないでしょ!」
「うん! お料理苦手なのも可愛いと思うし、失敗してもそうやって頑張るところも尊敬しちゃうよ!」

「ミラクル優しくて、ハイパーおしゃれ女神さんなところも、スパイシーの魅力パム!」
「うん・・・。」

「それに、失敗はスイトンの元って、よく言うよね!」

「スイトン?」
「スイトン?」

「それを言うなら、失敗は成功の元だ。見つけたぞ。」
「あ! それそれ!」


「それそれ!」じゃないよ。正しいことわざを敵からツッコまれるとか、どういうこっちゃ。(笑)
っていうか、ジェントルーも、いちいち指摘せず、心の中で笑っとけばいいのに。女の子達に間違ったことわざを憶えさせてはいけないという生真面目な性分から思わずツッコんじゃったんでしょうか。こうやって良い子アピールして、追加プリキュアフラグを立てようって訳ですね、分かります。(笑)
「自信を持ちなさい! あなたには、あなたの持ち味があるじゃない?」
「私には、私の・・・。」


その後、スパイシーは、ピリッtoサンドプレスでウバウゾーの身動きを封じ、プレシャスが500キロカロリーパンチ。
すぐに、スパイシーサークル。ウバウゾーをやっつけ、レシピッピを助ける事ができました。
「スープは買って帰るか・・・。」

いや、だから、ぶんどっていきなさいって。君、ブンドル団の一員なんだからさ。まあ、追加プリキュアになるためにポイントを稼がなきゃいけないから、しょうがないか。(笑)
それからしばらくして・・・、
「まあ、私に?」
「こっそりゲットしてたパム!」
「ここねちゃん、本当はずっと話しかけたかったんだって!」

「そのアクセ、すごく素敵だなって思ってたけど、なかなか言えなくて・・・。」

「そういう事!? やだ、私ったら勘違いしてたのね!」
「誤解させてごめんなさい・・・。」

「謝らないで。」
「可愛い・・・。」

「あたしとお揃いだ!」
「お近づきの印よ! ここねの事、もっと知りたいわ!」

「ありがとう・・・。私も、もっと知りたい・・・。そのリップも、マ、マ・・・、マリちゃんに似合う色だなって・・・。」

「やだ! なんて可愛い事を! ありがとう! 大切に使う!」

「そうだ! あたしも、これ、つけてみよう!」

「あ、ちゃんと鏡を見ないと・・・。」
「鏡?」
「貸して。私が塗ってあげる。」

「まずは輪郭に沿って、口角から内側に・・・。はい、できた!」


「あら、素敵よ!」
「わあ・・・、魔法みたい・・・。」
「とっても可愛いパム!」
「エヘヘ・・・。」




「え!?」
「コメコメは人間に化けられるパム!」
「可愛い・・・。」


少しして、ゆい達は、野菜スープをいただきました。
「あら、可愛い! この野菜スープ、ニンジンのスライスが入ってるのね!」
「これって・・・。」
「ここねちゃんが皮をむいた時にできたニンジンスライスだよ! 型抜きしてトッピングしたの!」


「美味しい・・・。」
「ここねちゃんが手伝ってくれたおかげだね。」
「グッジョブよ、ここね!」

「おかげでご飯も進むよ! お母さん、おかわり!」
「もう!?」


「失敗は成功の元・・・。」


[良かったね、ここねちゃん!]

今回は、これで終了です。
次回:「学校! 怪物! 大パニック!? ねらわれたエビフライ!」
ここねは、ゆいとは打ち解けたものの、まだ他の生徒とは打ち解けていません。
そんなここねを心配して学校にやって来たパムパムですが、家庭科室に怪物が出るらしいというウワサが広がって・・・。
【まとめ】
前話で2人目のプリキュアが登場し、この勢いで今話は3人目が登場、・・・とはなりませんでしたが、それでも、ここねの可愛さを存分に楽しむ事ができ、また、苦手だった人付き合いが少し前進したりと、結構面白い話だったと思います。
まず、オープニング前では、ここねとパムパムが一緒に暮らしている風景が展開され、癒しになりました。1人で過ごす事に慣れてるとはいっても、誰かと一緒だと楽しいですよね。
それも、ここねと同じ女の子なら尚更でしょう。一緒に住む相手が自分よりひとまわりも小さい可愛い妖精でも、異性よりも同性の方が、色んな事を気軽に話せると思いますし。
「ドキドキ」や「ヒーリングっど」は、キャラクターカラーが青の子のパートナー妖精は男の子でしたので、今作は女の子という設定に、今作開始前は意外に感じましたが、プリキュアになるまでのここねの境遇を考えれば、パムパムは女の子で正解だったと思いますね。今後も、こういう風景がちょくちょくあったら良いな、と楽しみにしています。
Aパートでは、下の名前で呼ばれて動揺しちゃってるのが可愛過ぎ!
周りの生徒達と比べて優秀で、雲の上のような存在で見られても、やはり、年頃の女の子。「芙羽さま」と呼ばれるより、下の名前で呼ばれた方が嬉しいですよね。
その一方で、人付き合いが上手く進まなかったり、料理ができなかったり、そんな自分ではゆい達に嫌われると感じて、バトルでは1人で何とかしようと気負ったりと、失敗が多く描かれました。
ここねにとって、ゆいやローズマリーは初めての友達。ゆい達と出会った事で非常に貴重な経験ができただけに、もし嫌われてしまったら、もう二度と誰かと過ごす事での楽しさを実感できないかもしれないと、不安や寂しさがつきまとうでしょう。ですので、失敗を挽回するために1人で何とかしようと考えるのは、分からなくもないですね。
けど、人って、失敗やら短所やらを受け入れる寛容なところがあるんですよね。その度合いは人によって異なりますが、大切なのは、失敗を深刻に考え過ぎない事でしょう。
ここねは周りから完璧な子と見られやすいだけに、ここね自身も何事にも完璧であらねばと考えているのかもしれませんが、ここねだって人間。失敗だってしますし、苦手な事もあります。
だからこそ、失敗に焦らず、自分のペースで少しずつ進んでいけばいいのかな、と思いますね。失敗は成功の元。それを信じて、失敗を恐れず何事にも挑戦していってほしいですね。
ここねは、メインキャラ3人の中では一番のしっかり者で、ゆいやらんをフォローする事が多くなるだろうと、今作開始前は思っていましたが、今は、しっかりしてそうで少し不器用という印象が強いですね。
そんな不器用なところが可愛いと思う一方、少しずつ変わっていってほしいと思ってもいます。そのため、今作開始前よりも成長期待度は高く、嬉しい誤算ですね。
今後も、不器用ながらも少しずつ成長していくここねを、しっかり見守っていきたいと思います。
さて、次回も、3人目のプリキュア登場はお預け。
なんとなくそうなるだろうな、と思っていましたが、本当にそうなるとちょっと辛いですね・・・。まあ、でも、現実をしっかり受け入れましょう。
次回は、怪談話になるっぽい? どんな展開で終わるのか予想できませんが、楽しい内容になってほしいですね。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「デリシャスパーティ♡プリキュア」第5話「なかよくなりたいのに・・・! ここね、初めてのおともだち!」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある夜、ローズマリーは、ここねに避けられてるのではないかと気になっていました。
それを聞いたゆいは、一緒に楽しい事をすればきっと仲良くなれると、皆で出かけようと提案しました。ローズマリーは、その案に乗ります。
同じ頃・・・、
[パムパムは、ここねちゃんと一緒に暮らす事になりました。]

「また、それ読んでるパム? 仲良くしたいなら、普通に楽しく遊べばいいパム。」




「普通に楽しく・・・、か・・・。」

「普通・・・。楽しく・・・、遊ぶ・・・。」

「普通って?」
「ちょっ、ここね!」



「あ・・・。」
[あらあら。上手くいくといいけれど・・・。]

~ Aパート ~
その翌日、朝礼があり、教室に戻る途中、ここねは、ゆいを見かけました。ですが、声をかけられません。
「普通に楽しく・・・。でも、どうやって?」

「ゆい。」
「あ! 拓海、おはよう!」


「お前、ゲストハウスにいるローズマリーってやつと仲良いよな。あいつ、何しにこの街に来たんだ?」
「え? それは、えっと・・・、観光?」
「ふーん・・・、観光ねえ・・・。」





「あ! おはよう! ここねちゃん!」


[下の名前で呼ばれたここねちゃん。心の中で大喜び!]

「ここねちゃん?」


「お、おう・・・。」
「え?」


それからしばらくして・・・、
「お友達と仲良くなる方法・・・。お友達の下の名前で呼んでみる・・・。」


「ゆいさん・・・。ゆいちゃん・・・。ゆい・・・?」

「ここねちゃん! 探したよ!」


「ゆ、ゆ、ゆ・・・。」
「ここねちゃん。明日、マリちゃん達とお買い物に行かない? 絶対楽しいよ!」


「え・・・。」
「あ、もしかして、予定あった?」
「いや・・・。」


「良かったら、みんなで遊びに行こうよ! マリちゃんが行きたいお店があってね!」

「えっと、確か、プリティ・・・。」
「ホリック! 行く!」





そして、後日・・・、
「お待たせパム!」
「あら、パムパムったら!」


「すっかりお世話になって悪いわね、ここね!」


「あら、そのバッグ素敵ね!」


「え? あ・・・。マ、マ、マ・・・。」


このまま立ってばかりではどうしようもないですので、店の中に入る事に。




「ゆ、ゆ、ゆ・・・、ゆいは、何か欲しいものはあるの?」

「え!?」
「あ・・・。」


「ここねちゃん・・・、今、ゆいって呼んでくれたよね! 嬉しい!」








「いっぱいあるね!」
「どれがいいか迷うー!」
「それなら、これはどう?」

「薄いピンクなら、どんな服装も合うし、他の色と重ね塗りしても、立体感が出て可愛いと思う! しっかり色付けたいなら、発色がいいこっちがオススメ!」

「あとは・・・。」
「へー。でも、それ、いつ使うの?」
「そういえば、ゆいの部屋には、メイク道具が一切なかったような・・・。」



「うん! メイクとか興味なかったから!」
「ご、ごめんなさい・・・。押しつけるような事しちゃって・・・。」


「ううん! おかげで興味出た! あたし、これ買う!」
「分かりやすくて勉強になったわ!」

「あ、でも・・・。」
「マリちゃんは買わないの?」
「楽しみはとっておくわ! どれもこれも可愛くて、1日じゃ選べないし!」




しばらくして、昼食は、野菜スープを作って食べる事になりました。ローズマリーは、コメコメのお世話をするため、ゆいの部屋に。
まずは、手を洗って、野菜を洗い、皮むき。ゆいはジャガイモ、ここねはニンジンを、それぞれ担当。
あまり料理をした事がないここねには、ゆいの母・あきほが教えてくれました。すぐに、ここねも、あきほが教えてくれた通りに、皮をむく事に。
「気持ちいい・・・。」
「上手!」
「楽しいよね!」


「あたしなんて段ボールいっぱいにむいちゃった事があるよ!」

「ニンジン祭りだったね! それからゆいは、ニンジンを生でかじるようになったのよ!」
「エヘ、照れるなあ!」
「照れるところじゃないよ!」

同じ頃・・・、


「うまとろ野菜達が口の中で愉快にヒップホップ・・・。いや、ブレイクダンス? いや、ジャズ?」



「あ! フォークダンスしてるよ!」


しかし、ジェントルーが近くにいました。ジェントルーはレシピッピを捕まえます。
一方、ゆいの家では・・・、
「ここねちゃん、ニンジンが!」



「大丈夫! 大丈夫!」
「ごめんなさい・・・。」
「これはあたしが食べる!」





その後、買ってきたものの中に、ショウガが入っていない事に気付き、ここねはローズマリーに聞きに行きました。
「パムパムも、ここねと一緒に料理したかったパム!」
「あなた、ぬいぐるみのふりしなきゃでしょ!」


「それに、私も一緒だと、ここねが嫌がるだろうし・・・。」
「え・・・。」

「今日も目を逸らされちゃったし・・・。やっぱり、私の事、苦手なのよ・・・。」

「ここね・・・。」
「あ、あの・・・。」


その直後、アラーム音が。レシピッピが捕まった事を知ります。
~ Bパート ~
少しして、ゆい達は、ジェントルーを見かけました。すぐに、ジェントルーはウバウゾーを生み出します。

直後、ローズマリーはデリシャスフィールドを展開。ゆいとここねは、プリキュアに変身します。
今回のウバウゾーは、レシピッピを4体も吸収しているため、少し強くなっています。
そのため、上手く力を合わせて立ち向かいたいところですが、スパイシーが1人で先に突っ込んではダメージを受けてしまいます。
「何してるの・・・。2人いるんだから、力を合わせて・・・。」
「私が、やらないと・・・。」


「待ちなさい! 何をそんなに焦っているの?」

「嫌われたくない・・・。」
「え?」

「せっかくお友達ができたのに、楽しく話しかける方法も知らないし、勝手にリップ薦めちゃうし、お料理もできない上に、プリキュアまで・・・。」

「こんな私じゃ嫌われる・・・。」
「それが心配で焦ってたのね・・・。」

「大丈夫だよ! だって、あたし達、友達でしょ!」


「そうよ! 失敗したくらいで嫌いになる訳ないでしょ!」
「うん! お料理苦手なのも可愛いと思うし、失敗してもそうやって頑張るところも尊敬しちゃうよ!」


「ミラクル優しくて、ハイパーおしゃれ女神さんなところも、スパイシーの魅力パム!」
「うん・・・。」


「それに、失敗はスイトンの元って、よく言うよね!」

「スイトン?」
「スイトン?」

「それを言うなら、失敗は成功の元だ。見つけたぞ。」
「あ! それそれ!」



「それそれ!」じゃないよ。正しいことわざを敵からツッコまれるとか、どういうこっちゃ。(笑)
っていうか、ジェントルーも、いちいち指摘せず、心の中で笑っとけばいいのに。女の子達に間違ったことわざを憶えさせてはいけないという生真面目な性分から思わずツッコんじゃったんでしょうか。こうやって良い子アピールして、追加プリキュアフラグを立てようって訳ですね、分かります。(笑)
「自信を持ちなさい! あなたには、あなたの持ち味があるじゃない?」
「私には、私の・・・。」



その後、スパイシーは、ピリッtoサンドプレスでウバウゾーの身動きを封じ、プレシャスが500キロカロリーパンチ。
すぐに、スパイシーサークル。ウバウゾーをやっつけ、レシピッピを助ける事ができました。
「スープは買って帰るか・・・。」

いや、だから、ぶんどっていきなさいって。君、ブンドル団の一員なんだからさ。まあ、追加プリキュアになるためにポイントを稼がなきゃいけないから、しょうがないか。(笑)
それからしばらくして・・・、
「まあ、私に?」
「こっそりゲットしてたパム!」
「ここねちゃん、本当はずっと話しかけたかったんだって!」


「そのアクセ、すごく素敵だなって思ってたけど、なかなか言えなくて・・・。」


「そういう事!? やだ、私ったら勘違いしてたのね!」
「誤解させてごめんなさい・・・。」


「謝らないで。」
「可愛い・・・。」


「あたしとお揃いだ!」
「お近づきの印よ! ここねの事、もっと知りたいわ!」

「ありがとう・・・。私も、もっと知りたい・・・。そのリップも、マ、マ・・・、マリちゃんに似合う色だなって・・・。」

「やだ! なんて可愛い事を! ありがとう! 大切に使う!」


「そうだ! あたしも、これ、つけてみよう!」


「あ、ちゃんと鏡を見ないと・・・。」
「鏡?」
「貸して。私が塗ってあげる。」


「まずは輪郭に沿って、口角から内側に・・・。はい、できた!」



「あら、素敵よ!」
「わあ・・・、魔法みたい・・・。」
「とっても可愛いパム!」
「エヘヘ・・・。」






「え!?」
「コメコメは人間に化けられるパム!」
「可愛い・・・。」



少しして、ゆい達は、野菜スープをいただきました。
「あら、可愛い! この野菜スープ、ニンジンのスライスが入ってるのね!」
「これって・・・。」
「ここねちゃんが皮をむいた時にできたニンジンスライスだよ! 型抜きしてトッピングしたの!」



「美味しい・・・。」
「ここねちゃんが手伝ってくれたおかげだね。」
「グッジョブよ、ここね!」

「おかげでご飯も進むよ! お母さん、おかわり!」
「もう!?」


「失敗は成功の元・・・。」


[良かったね、ここねちゃん!]

今回は、これで終了です。
次回:「学校! 怪物! 大パニック!? ねらわれたエビフライ!」
ここねは、ゆいとは打ち解けたものの、まだ他の生徒とは打ち解けていません。
そんなここねを心配して学校にやって来たパムパムですが、家庭科室に怪物が出るらしいというウワサが広がって・・・。
【まとめ】
前話で2人目のプリキュアが登場し、この勢いで今話は3人目が登場、・・・とはなりませんでしたが、それでも、ここねの可愛さを存分に楽しむ事ができ、また、苦手だった人付き合いが少し前進したりと、結構面白い話だったと思います。
まず、オープニング前では、ここねとパムパムが一緒に暮らしている風景が展開され、癒しになりました。1人で過ごす事に慣れてるとはいっても、誰かと一緒だと楽しいですよね。
それも、ここねと同じ女の子なら尚更でしょう。一緒に住む相手が自分よりひとまわりも小さい可愛い妖精でも、異性よりも同性の方が、色んな事を気軽に話せると思いますし。
「ドキドキ」や「ヒーリングっど」は、キャラクターカラーが青の子のパートナー妖精は男の子でしたので、今作は女の子という設定に、今作開始前は意外に感じましたが、プリキュアになるまでのここねの境遇を考えれば、パムパムは女の子で正解だったと思いますね。今後も、こういう風景がちょくちょくあったら良いな、と楽しみにしています。
Aパートでは、下の名前で呼ばれて動揺しちゃってるのが可愛過ぎ!
周りの生徒達と比べて優秀で、雲の上のような存在で見られても、やはり、年頃の女の子。「芙羽さま」と呼ばれるより、下の名前で呼ばれた方が嬉しいですよね。
その一方で、人付き合いが上手く進まなかったり、料理ができなかったり、そんな自分ではゆい達に嫌われると感じて、バトルでは1人で何とかしようと気負ったりと、失敗が多く描かれました。
ここねにとって、ゆいやローズマリーは初めての友達。ゆい達と出会った事で非常に貴重な経験ができただけに、もし嫌われてしまったら、もう二度と誰かと過ごす事での楽しさを実感できないかもしれないと、不安や寂しさがつきまとうでしょう。ですので、失敗を挽回するために1人で何とかしようと考えるのは、分からなくもないですね。
けど、人って、失敗やら短所やらを受け入れる寛容なところがあるんですよね。その度合いは人によって異なりますが、大切なのは、失敗を深刻に考え過ぎない事でしょう。
ここねは周りから完璧な子と見られやすいだけに、ここね自身も何事にも完璧であらねばと考えているのかもしれませんが、ここねだって人間。失敗だってしますし、苦手な事もあります。
だからこそ、失敗に焦らず、自分のペースで少しずつ進んでいけばいいのかな、と思いますね。失敗は成功の元。それを信じて、失敗を恐れず何事にも挑戦していってほしいですね。
ここねは、メインキャラ3人の中では一番のしっかり者で、ゆいやらんをフォローする事が多くなるだろうと、今作開始前は思っていましたが、今は、しっかりしてそうで少し不器用という印象が強いですね。
そんな不器用なところが可愛いと思う一方、少しずつ変わっていってほしいと思ってもいます。そのため、今作開始前よりも成長期待度は高く、嬉しい誤算ですね。
今後も、不器用ながらも少しずつ成長していくここねを、しっかり見守っていきたいと思います。
さて、次回も、3人目のプリキュア登場はお預け。
なんとなくそうなるだろうな、と思っていましたが、本当にそうなるとちょっと辛いですね・・・。まあ、でも、現実をしっかり受け入れましょう。
次回は、怪談話になるっぽい? どんな展開で終わるのか予想できませんが、楽しい内容になってほしいですね。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。