「魔法つかいプリキュア!」第6話「特訓! 魔法の杖! 先生はリコのお姉ちゃん!?」の感想です。
~ オープニング前 ~
魔法の授業の3回目が始まろうとしていました。みらいとリコは、はーちゃんがよく眠っているのを見て、笑顔になります。
今日の補習は何なのか気になるみらいですが、リコは、何がきたって合格してみせると自信にあふれています。
その直後、授業開始の鐘が鳴りましたが、教室にやって来たのは、教頭先生。アイザック先生は腰痛のため、お休みとの事。
じゃあ、補習はなし、という訳ではありません。代わりの先生を呼んでいました。それは、教育実習生の「リズ」。
なお、彼女はリコの姉。リコの口からその事を聞いたみらいは驚きます。
今週末は、「プリキュアオールスターズ・みんなで歌う♪奇跡の魔法!」の上映開始日を迎えます。という事で、今回のオープニングは、その告知バージョンでした。
感想については、画像を多くキャプチャーしたために、ここで述べるとだいぶ長くなってしまいますので、最後に述べます。
~ Aパート ~
リズは、魔法学校でも1、2を争う、魔法の杖の使い手。今日は、魔法の杖の実技をしっかり身につけてほしいと、リズは言います。
みらい、ジュン、エミリーは意気揚々と授業に臨もうとしますが、ケイは、杖を忘れてしまったようで、取りに行きました。
少しして、リズは魔法の杖で、水をゾウの形にさせます。
リズの魔法のすごさに感心するみらい達。
杖を使う時は、集中して、頭の中にイメージを描く事だと、リズは教えます。その後、リズは魔法で、水の玉を出し、ゾウに玉乗りさせます。
みらい、ジュン、エミリー、ケイは拍手喝采。しかし、リコだけは、元気がありません。
次は、みらい達の番です。水で好きなものを描いて、10秒間形を保つ事が今回の授業の課題です。なお、10秒は、砂時計で測ります。
10秒は長過ぎると逡巡する、ジュン、エミリー、ケイ。という事で、まずは、みらいが挑戦します。みらいは、水でモフルンを作ろうとします。
すると、モフルンの形が作られようとしていました。
しかし、残念ながら崩れてしまいます。リズはみらいに、魔法の杖をしっかり持って、大きさや形を具体的にイメージして、魔法の言葉を唱えるようアドバイス。
そして、みらいは再び魔法を唱えます。今度は、モフルンの形を作る事ができました。
が、10秒経つ前に、モフルンを形作れた事に喜んでしまったため、失敗。途中で気を抜いてはダメだと、リズは言います。
その後、ジュン、エミリー、ケイも実践。エミリーは花束、ケイはリュック、ジュンはブーツを作ろうと考えました。
魔法を唱えてみると、形を作るところまでは成功しました。
しかし、10秒経つ前に集中力が切れてしまい、成功せず。しかし、リズは、コツを掴めばすぐにできるようになるとジュン達を励まします。
その後、リコがやる事に。ですが、姉の前とあってか、表情が強張っています。
そして、リコは魔法を唱えます。リコは、リズと同じように、ゾウに玉乗りさせようとしました。
しかし、玉乗りどころか、ゾウも玉も形作る事ができません。とはいえ、リコは頑なに挑戦しようとします。そんなリコを見て、リズは不安を感じます。
その後も、誰も課題をクリアできず。リコに至っては、ゾウも玉もまだ形作れません。
みらいは、そんなリコを見て、休むよう言いますが、リコは聞き入れません。リズも無理しないよう言いますが、変わりません。
「小さい頃から、私は何でもお姉ちゃんをお手本にしてきた。学校に入ってからも、ずっと練習をしてきたし。魔法の知識だって、必死に勉強してきたのに・・・。どうして・・・、できないの・・・?」
おいおい、ここで黒焦げになったのを持ってくるなよ。同情したいところなのに、なんか変な笑いが出てしまう・・・。(笑)
「できるわ。あなたの杖は・・・、」
「杖が何だっていうの! 私にはできないの!? お姉ちゃんに、私の気持ちなんて分からないわ!」
直後、リズの元から走り去ったリコをみらいは追いかけます。
みらいは、リコの名を叫びますが、なかなか見つかりません。そんなみらいに、リズが声をかけました。
リズは、リコとの思い出を語ります。リズはリコと小さい頃からいつも一緒でしたが、リズが魔法学校に入って、離れ離れになっている間に、リコはいつの間にかよそよそしくなり、あまり顔を合わせなくなってしまいました。
後に、リズは、リコは魔法の実技が苦手で悩んでいる事を知りました。
「でも、リコには素晴らしい才能がある。きっかけさえ掴んでくれれば、きっと魔法も上手に使えるはず・・・。」
「リズ先生・・・。」
その直後、みらいは、リコを連れ戻すと言って、リコを探しに走ります。
同じ頃、スパルダは、今度こそエメラルドの居場所を吐かせてやると意気込み、望遠鏡でプリキュアを探していました。少しして、スパルダは、リズを目にします。
~ Bパート ~
しばらくして、リコは屋上で、魔法が使えない事に悲しんでいました。リコは杖を放り捨てようとしますが、はーちゃんの鳴き声が聞こえてきました。
リコは、アクアマリンのリンクルストーンをリンクルスマホンにセットして、スープを飲ませます。すると、はーちゃんは機嫌が良くなり、リンクルスマホンで眠りにつきました。
その直後、みらいとモフルンが来ました。
みらいが、リズがリコの事を待っていると言うと、リコはリズとの思い出を話します。
リズは何でもできて、リコの憧れでした。リコが持っているペンダントは、リコの家に先祖代々伝わる大事なもので、本来はリズが受け継ぐものでした。
しかし、幼い頃のある日、リズは、リコは立派な魔法使いになれると見込み、ペンダントをリコに渡しました。
「あの日から、お姉ちゃんみたいな立派な魔法使いになる。それが私の夢だった。でも、いざ、学校に入ってみたら、魔法の実技だけがどうしてもできなくて・・・。そんな姿を見られるのは、恥ずかしかったの・・・。」
「このペンダントにふさわしいのは、やっぱりお姉ちゃん・・・。お姉ちゃんが、これを持っていれば良かったのよ・・・。」
「そう、プリキュアだって・・・。お姉ちゃんの方・・・、」
「そんなのヤダよ!」
「リコが、このペンダントを持っていたから、私達は出会えたんだよ! 一緒にプリキュアになれたんだよ! 今ここに、一緒にいられるんだよ! 私はリコじゃなきゃヤダ! リコと一緒に合格するの!」
「みらい・・・。」
その直後、爆発音が起きました。ヨクバールがリズ達の目の前に現れました。
リズは魔法のじゅうたんを呼び寄せます。
じゅうたんにジュン、エミリー、ケイの3人を乗せて避難させます。その直後、ヨクバールを魔法で何とかしようとしますが、唱え終わる前にヨクバールの攻撃で吹き飛ばされてしまいます。
スパルダは、リズがプリキュアだと勘違い。その直後、リコがみらいと一緒にほうきで、リズの元に駆けつけました。
リコはリズに声をかけますが、起きません。みらいとリコは変身します。今回は、ダイヤスタイル。
バトルスタート。ミラクルとマジカルは、ヨクバールの攻撃を回避し、パンチとキックでダメージを与えていきます。
「お姉ちゃんを傷付けるなんて、許さない!」
「ふっ、弱いクセに出しゃばるからだよ。魔法学校の先生なんて、大した事ないね!」
「何て事言うの! リズ先生は、生徒思いで、みんなが尊敬する、立派な魔法使いなんだから!」
「立派な魔法使い? 下らない!」
その直後、ヨクバールがミラクルに向かって突撃してきます。そこを、マジカルが割って入り、強力な蹴りを浴びせます。
「私の大好きなお姉ちゃんをバカにしないで!」
「今、大好きって言いました!?」
「私は、お姉ちゃんを、大好きなお姉ちゃんをいつか越えて、もっともっと立派な魔法使いになってみせるんだから!」
リコがそう叫んだ直後、アクアマリンのリンクルストーンが光ります。リンクルステッキにセットすると、冷気が出て、ヨクバールの水流攻撃を凍らせました。
その後は、ダイヤモンドエターナルで浄化。
スパルダ撤退後、リズは目を覚ましました。ミラクルとマジカルは、リズの無事を確認し、場を離れます。
少しして、課題に取り組んだみらい達。リコ以外の4人は、課題をクリアしました。
その後、リコは、勝手に授業を抜け出した事を謝り、課題に挑戦。しかし、またしても、リコの表情には固さが見えます。
「大丈夫。できるわ、あなたなら。」
そして、魔法を唱えます。
「キュアップ・ラパパ! 水よ、ペンダントに、なりなさい!」
ペンダントが形作られようとしますが、崩れそうにも。
リコは、集中して念を込めます。すると、杖の先端とペンダントが共鳴します。
そして、凍ったペンダントができました。
氷の魔法は、上級者でも難しいもの。リズはリコの魔法を称え、課題は合格。
「ありがとう、お姉ちゃん・・・。」
みらいは、喜びのあまり、リコに抱き付きます。
「リコ・・・。あなたの魔法の杖は、星の祝福を受けた、杖の木から生まれてたのよ。あの星は、きっとあなた自身が引き寄せた。あなたは素晴らしい魔法使いになれる。そう・・・、だから、ペンダントを託したのよ。」
「良い友達と出会えて、きっかけを掴めたようね。頑張って、リコ。」
今回は、これで終了です。
次回:「人魚の里の魔法! よみがえるサファイアの想い!」
魔法の授業の4回目を迎えます。この日は、海の中で行われ、課題は、マール貝に話しかけて、口を開かせる事。
しかし、無理やりこじ開けようとしたり、大声で話しかけても、マール貝は全然口を開きません。
そんなみらいとリコの前に、3人の人魚の女の子が現れます。彼女達は、2人をある場所に案内し、大切な宝物を見させました。その宝物とは?
さて、次回は、新たな変身スタイル「サファイアスタイル」が出そうですね。
踊り子風の衣装を身にまとっており、ルビースタイルよりもプリキュアっぽく見えますね。果たして、このスタイルでは、どんな戦い様を見せるのか?
【まとめ】
魔法の授業の3回目が行われ、リコの姉・リズの指導の下、「魔法で水を、自分がイメージする形に変えて、そのままで10秒保つ」という課題をクリアしました。
さて、今回、リコの姉であるリズが出てきた事で、リコが立派な魔法使いを目指している理由が判明し、それは、大好きな姉の姿を追いかけたいというものでした。
しかし、リコが魔法学校に入ってからは、その目標がリコ自身を追い詰めてしまったでしょう。リズは、今のリコと同じ年頃には、魔法が上手で、幼い頃のリコの憧れだったのに対し、リコは、魔法の知識があっても、実技はからっきし。
いずれ姉を越える魔法使いになりたいのに、このままではダメだと焦りを感じてしまい、それがかえって空回りを生んでしまったのでしょう。その空回りが何度も続いていくうちに、魔法を使う事の楽しさも失われてしまい、前回みらいに当たってしまったように、魔法は遊びじゃないと感じるようになったような気がしますね。
それに、プライドの高さも追い討ちをかけている事でしょう。
リコは、周りの子達と比べると勉強はできますが、それゆえに、自分は優秀だと思い込んじゃっているのかもしれませんね。そのため、ちょっとした失敗から焦りや戸惑いを感じてしまい、落ち着いてやれば成功するものが、成功できなくなってしまうのでしょう。
リズの見込みどおり、リコは魔法の才能はあるのでしょう。だけど、プライドの高さと、一刻も早く姉に追い付きたい焦りが、それを埋もらせちゃっているのだと思いますね。
その事に関して、みらいは今回も、良い役目を果たしていたと思います。
Bパートでリコが、プリキュアだってお姉ちゃんの方がいい、と言いかけた時に、「そんなのヤダよ!」と叫んだのは良かったですね。その後に、リコがいなければ今自分はここにいないと、魔法の上手下手は関係なくリコの存在の必要さを訴えたのは感動するものがありました。
あれで、リコは、魔法の実技はからっきしでも、自分を必要としてくれる人がいると、安心感を得て、固さがとれたでしょう。バトルが終わってからの実技では、姉と同じ事をしようと見栄を張らず、ペンダントを形作ろうと、今できそうな簡単な事に取り組んだのは良かったですね。
リズにはリズの、リコにはリコのペースがある。今は、憧れの魔法使いが遠くにいても、焦らず一歩一歩近付いていけばいい。そんな思いを感じ、少しばかり成長したかな、と思いますね。
前話でリコが言っていたように、魔法には努力と根性は必要でしょう。しかし、それだけでは、何か壁にぶつかった時、どうしたらいいか分からず、前に進めなくなるおそれがあると思います。
そうならないためにも、みらいみたく、魔法を楽しむ姿勢も大事なんでしょうね。リコが行き詰まった時には、みらいが上手くフォローして、道を開く。それが、リコの魔法が上達する秘訣と思われ、今後も、みらいとリコがどのように仲を深めていくのか、期待したいものですね。
最後に、後回しにした劇場告知オープニングのキャプチャー画像、および、感想を載せます。
今回のオールスターズ映画は、ミュージカル要素が大きな見所のようですので、楽しく踊っている姿が印象的ですね。
前作の主人公・はるかも楽しくダンス!
しかし、はるかの服装、なんかセンスが感じられん・・・。しかも、「ニューステージ」シリーズのお家芸であった、逆さになっての声かけは、ミニスカニーソじゃなきゃ、ドキドキもへったくれもねぇ・・・。(お前、とんだ変態だな(笑))
もちろん、みなみ、きらら、トワも楽しく踊ります! 「プリンセス」勢は、みらいとリコに先輩らしさを見せられるかどうか楽しみですね。
「フレッシュ」のカオルちゃん、「ハピネスチャージ」の増子美代などサブキャラも出演。声の出演はなさそうですが、懐かしい面々に会えるのは、嬉しいですね。
「プリンセス」勢は、もちろん、バトルでも活躍。ディスピアと戦っています。
「ドキドキ」勢と「ハピネスチャージ」勢の活躍も今回映されました。
プリキュア全員集合。TVシリーズ43人と、「ニューステージ」シリーズのオリジナルプリキュア・キュアエコーを合わせて、総勢44人です。ちなみに、エコーは、ミラクルとマジカルの間にいます。
オールスターズ映画は、今週末から上映開始。もちろん、私も見に行きます。
感想も書く予定ですが、プリパラ映画の感想や、今月で終わる「プリパラ」2期のまとめ的な記事を書く事を優先するつもりですので、書けるのは4月上旬と遅くなるかも・・・。それでもよろしければ、適当にお待ち下さい。
~ オープニング前 ~
魔法の授業の3回目が始まろうとしていました。みらいとリコは、はーちゃんがよく眠っているのを見て、笑顔になります。
その直後、授業開始の鐘が鳴りましたが、教室にやって来たのは、教頭先生。アイザック先生は腰痛のため、お休みとの事。
じゃあ、補習はなし、という訳ではありません。代わりの先生を呼んでいました。それは、教育実習生の「リズ」。
なお、彼女はリコの姉。リコの口からその事を聞いたみらいは驚きます。
今週末は、「プリキュアオールスターズ・みんなで歌う♪奇跡の魔法!」の上映開始日を迎えます。という事で、今回のオープニングは、その告知バージョンでした。
感想については、画像を多くキャプチャーしたために、ここで述べるとだいぶ長くなってしまいますので、最後に述べます。
~ Aパート ~
リズは、魔法学校でも1、2を争う、魔法の杖の使い手。今日は、魔法の杖の実技をしっかり身につけてほしいと、リズは言います。
みらい、ジュン、エミリーは意気揚々と授業に臨もうとしますが、ケイは、杖を忘れてしまったようで、取りに行きました。
少しして、リズは魔法の杖で、水をゾウの形にさせます。
リズの魔法のすごさに感心するみらい達。
杖を使う時は、集中して、頭の中にイメージを描く事だと、リズは教えます。その後、リズは魔法で、水の玉を出し、ゾウに玉乗りさせます。
次は、みらい達の番です。水で好きなものを描いて、10秒間形を保つ事が今回の授業の課題です。なお、10秒は、砂時計で測ります。
10秒は長過ぎると逡巡する、ジュン、エミリー、ケイ。という事で、まずは、みらいが挑戦します。みらいは、水でモフルンを作ろうとします。
すると、モフルンの形が作られようとしていました。
しかし、残念ながら崩れてしまいます。リズはみらいに、魔法の杖をしっかり持って、大きさや形を具体的にイメージして、魔法の言葉を唱えるようアドバイス。
そして、みらいは再び魔法を唱えます。今度は、モフルンの形を作る事ができました。
が、10秒経つ前に、モフルンを形作れた事に喜んでしまったため、失敗。途中で気を抜いてはダメだと、リズは言います。
その後、ジュン、エミリー、ケイも実践。エミリーは花束、ケイはリュック、ジュンはブーツを作ろうと考えました。
魔法を唱えてみると、形を作るところまでは成功しました。
しかし、10秒経つ前に集中力が切れてしまい、成功せず。しかし、リズは、コツを掴めばすぐにできるようになるとジュン達を励まします。
その後、リコがやる事に。ですが、姉の前とあってか、表情が強張っています。
そして、リコは魔法を唱えます。リコは、リズと同じように、ゾウに玉乗りさせようとしました。
しかし、玉乗りどころか、ゾウも玉も形作る事ができません。とはいえ、リコは頑なに挑戦しようとします。そんなリコを見て、リズは不安を感じます。
その後も、誰も課題をクリアできず。リコに至っては、ゾウも玉もまだ形作れません。
みらいは、そんなリコを見て、休むよう言いますが、リコは聞き入れません。リズも無理しないよう言いますが、変わりません。
「小さい頃から、私は何でもお姉ちゃんをお手本にしてきた。学校に入ってからも、ずっと練習をしてきたし。魔法の知識だって、必死に勉強してきたのに・・・。どうして・・・、できないの・・・?」
おいおい、ここで黒焦げになったのを持ってくるなよ。同情したいところなのに、なんか変な笑いが出てしまう・・・。(笑)
「できるわ。あなたの杖は・・・、」
「杖が何だっていうの! 私にはできないの!? お姉ちゃんに、私の気持ちなんて分からないわ!」
みらいは、リコの名を叫びますが、なかなか見つかりません。そんなみらいに、リズが声をかけました。
リズは、リコとの思い出を語ります。リズはリコと小さい頃からいつも一緒でしたが、リズが魔法学校に入って、離れ離れになっている間に、リコはいつの間にかよそよそしくなり、あまり顔を合わせなくなってしまいました。
「でも、リコには素晴らしい才能がある。きっかけさえ掴んでくれれば、きっと魔法も上手に使えるはず・・・。」
「リズ先生・・・。」
同じ頃、スパルダは、今度こそエメラルドの居場所を吐かせてやると意気込み、望遠鏡でプリキュアを探していました。少しして、スパルダは、リズを目にします。
~ Bパート ~
しばらくして、リコは屋上で、魔法が使えない事に悲しんでいました。リコは杖を放り捨てようとしますが、はーちゃんの鳴き声が聞こえてきました。
リコは、アクアマリンのリンクルストーンをリンクルスマホンにセットして、スープを飲ませます。すると、はーちゃんは機嫌が良くなり、リンクルスマホンで眠りにつきました。
その直後、みらいとモフルンが来ました。
みらいが、リズがリコの事を待っていると言うと、リコはリズとの思い出を話します。
リズは何でもできて、リコの憧れでした。リコが持っているペンダントは、リコの家に先祖代々伝わる大事なもので、本来はリズが受け継ぐものでした。
しかし、幼い頃のある日、リズは、リコは立派な魔法使いになれると見込み、ペンダントをリコに渡しました。
「そう、プリキュアだって・・・。お姉ちゃんの方・・・、」
「そんなのヤダよ!」
「みらい・・・。」
その直後、爆発音が起きました。ヨクバールがリズ達の目の前に現れました。
リズは魔法のじゅうたんを呼び寄せます。
じゅうたんにジュン、エミリー、ケイの3人を乗せて避難させます。その直後、ヨクバールを魔法で何とかしようとしますが、唱え終わる前にヨクバールの攻撃で吹き飛ばされてしまいます。
スパルダは、リズがプリキュアだと勘違い。その直後、リコがみらいと一緒にほうきで、リズの元に駆けつけました。
リコはリズに声をかけますが、起きません。みらいとリコは変身します。今回は、ダイヤスタイル。
バトルスタート。ミラクルとマジカルは、ヨクバールの攻撃を回避し、パンチとキックでダメージを与えていきます。
「お姉ちゃんを傷付けるなんて、許さない!」
「ふっ、弱いクセに出しゃばるからだよ。魔法学校の先生なんて、大した事ないね!」
「立派な魔法使い? 下らない!」
その直後、ヨクバールがミラクルに向かって突撃してきます。そこを、マジカルが割って入り、強力な蹴りを浴びせます。
「私の大好きなお姉ちゃんをバカにしないで!」
「今、大好きって言いました!?」
リコがそう叫んだ直後、アクアマリンのリンクルストーンが光ります。リンクルステッキにセットすると、冷気が出て、ヨクバールの水流攻撃を凍らせました。
その後は、ダイヤモンドエターナルで浄化。
スパルダ撤退後、リズは目を覚ましました。ミラクルとマジカルは、リズの無事を確認し、場を離れます。
少しして、課題に取り組んだみらい達。リコ以外の4人は、課題をクリアしました。
その後、リコは、勝手に授業を抜け出した事を謝り、課題に挑戦。しかし、またしても、リコの表情には固さが見えます。
「大丈夫。できるわ、あなたなら。」
「キュアップ・ラパパ! 水よ、ペンダントに、なりなさい!」
ペンダントが形作られようとしますが、崩れそうにも。
リコは、集中して念を込めます。すると、杖の先端とペンダントが共鳴します。
そして、凍ったペンダントができました。
氷の魔法は、上級者でも難しいもの。リズはリコの魔法を称え、課題は合格。
「ありがとう、お姉ちゃん・・・。」
「リコ・・・。あなたの魔法の杖は、星の祝福を受けた、杖の木から生まれてたのよ。あの星は、きっとあなた自身が引き寄せた。あなたは素晴らしい魔法使いになれる。そう・・・、だから、ペンダントを託したのよ。」
「良い友達と出会えて、きっかけを掴めたようね。頑張って、リコ。」
今回は、これで終了です。
次回:「人魚の里の魔法! よみがえるサファイアの想い!」
魔法の授業の4回目を迎えます。この日は、海の中で行われ、課題は、マール貝に話しかけて、口を開かせる事。
しかし、無理やりこじ開けようとしたり、大声で話しかけても、マール貝は全然口を開きません。
そんなみらいとリコの前に、3人の人魚の女の子が現れます。彼女達は、2人をある場所に案内し、大切な宝物を見させました。その宝物とは?
さて、次回は、新たな変身スタイル「サファイアスタイル」が出そうですね。
踊り子風の衣装を身にまとっており、ルビースタイルよりもプリキュアっぽく見えますね。果たして、このスタイルでは、どんな戦い様を見せるのか?
【まとめ】
魔法の授業の3回目が行われ、リコの姉・リズの指導の下、「魔法で水を、自分がイメージする形に変えて、そのままで10秒保つ」という課題をクリアしました。
さて、今回、リコの姉であるリズが出てきた事で、リコが立派な魔法使いを目指している理由が判明し、それは、大好きな姉の姿を追いかけたいというものでした。
しかし、リコが魔法学校に入ってからは、その目標がリコ自身を追い詰めてしまったでしょう。リズは、今のリコと同じ年頃には、魔法が上手で、幼い頃のリコの憧れだったのに対し、リコは、魔法の知識があっても、実技はからっきし。
いずれ姉を越える魔法使いになりたいのに、このままではダメだと焦りを感じてしまい、それがかえって空回りを生んでしまったのでしょう。その空回りが何度も続いていくうちに、魔法を使う事の楽しさも失われてしまい、前回みらいに当たってしまったように、魔法は遊びじゃないと感じるようになったような気がしますね。
それに、プライドの高さも追い討ちをかけている事でしょう。
リコは、周りの子達と比べると勉強はできますが、それゆえに、自分は優秀だと思い込んじゃっているのかもしれませんね。そのため、ちょっとした失敗から焦りや戸惑いを感じてしまい、落ち着いてやれば成功するものが、成功できなくなってしまうのでしょう。
リズの見込みどおり、リコは魔法の才能はあるのでしょう。だけど、プライドの高さと、一刻も早く姉に追い付きたい焦りが、それを埋もらせちゃっているのだと思いますね。
その事に関して、みらいは今回も、良い役目を果たしていたと思います。
Bパートでリコが、プリキュアだってお姉ちゃんの方がいい、と言いかけた時に、「そんなのヤダよ!」と叫んだのは良かったですね。その後に、リコがいなければ今自分はここにいないと、魔法の上手下手は関係なくリコの存在の必要さを訴えたのは感動するものがありました。
あれで、リコは、魔法の実技はからっきしでも、自分を必要としてくれる人がいると、安心感を得て、固さがとれたでしょう。バトルが終わってからの実技では、姉と同じ事をしようと見栄を張らず、ペンダントを形作ろうと、今できそうな簡単な事に取り組んだのは良かったですね。
リズにはリズの、リコにはリコのペースがある。今は、憧れの魔法使いが遠くにいても、焦らず一歩一歩近付いていけばいい。そんな思いを感じ、少しばかり成長したかな、と思いますね。
前話でリコが言っていたように、魔法には努力と根性は必要でしょう。しかし、それだけでは、何か壁にぶつかった時、どうしたらいいか分からず、前に進めなくなるおそれがあると思います。
そうならないためにも、みらいみたく、魔法を楽しむ姿勢も大事なんでしょうね。リコが行き詰まった時には、みらいが上手くフォローして、道を開く。それが、リコの魔法が上達する秘訣と思われ、今後も、みらいとリコがどのように仲を深めていくのか、期待したいものですね。
最後に、後回しにした劇場告知オープニングのキャプチャー画像、および、感想を載せます。
前作の主人公・はるかも楽しくダンス!
しかし、はるかの服装、なんかセンスが感じられん・・・。しかも、「ニューステージ」シリーズのお家芸であった、逆さになっての声かけは、ミニスカニーソじゃなきゃ、ドキドキもへったくれもねぇ・・・。(お前、とんだ変態だな(笑))
もちろん、みなみ、きらら、トワも楽しく踊ります! 「プリンセス」勢は、みらいとリコに先輩らしさを見せられるかどうか楽しみですね。
「フレッシュ」のカオルちゃん、「ハピネスチャージ」の増子美代などサブキャラも出演。声の出演はなさそうですが、懐かしい面々に会えるのは、嬉しいですね。
プリキュア全員集合。TVシリーズ43人と、「ニューステージ」シリーズのオリジナルプリキュア・キュアエコーを合わせて、総勢44人です。ちなみに、エコーは、ミラクルとマジカルの間にいます。
オールスターズ映画は、今週末から上映開始。もちろん、私も見に行きます。
感想も書く予定ですが、プリパラ映画の感想や、今月で終わる「プリパラ」2期のまとめ的な記事を書く事を優先するつもりですので、書けるのは4月上旬と遅くなるかも・・・。それでもよろしければ、適当にお待ち下さい。