「プリパラ」第80話「ポップ・ステップ・ガァルル!」の感想です。
~ オープニング前 ~
前話でみれぃがアイドルを辞めると言ってから何日か経ちました。クマは、みれぃを心配してサイリウムミラクルパクトで電話をかけます。
しかし、みれぃは無気力で、電話に出ようとしませんでした。それどころか、サイリウムミラクルパクト、サイリウムチャーム、プリチケバッグがゴミ箱に捨てられていました。
~ Aパート ~
少しして、らぁらは、みれぃの家に来ました。らぁらはみれぃに、アイドルを辞めたら努力はムダだと認める事になると訴えますが、みれぃの考えは変わりません。
「じゃあ、あたしもアイドル辞める! だって、あたし、みれぃのおかげでアイドルになれたんだよ。みれぃがいないプリパラなんて考えられない。そんなの・・・、絶対やだもん!」
そう言うらぁらに、みれぃは感謝しますが、考えは変わらず。らぁらはアイドルを辞めるべきではないと言って、らぁらを帰らせます。
そんな中、セレパラに、物資を運ぶヘリが到着。その中に、ある女の子がいました。
少しして、その子は、ライブしたいと受付めが姉ぇにダダをこねていました。
この子は、ガァルル。70話の時からひとまわり成長しました。
その後、ガァルルは、プリパスでユニコンと話しました。ガァルルは、ユニコンに黙ってパラジュクに来たために、ユニコンは、早くプリパリに戻ってくるように、と叱ります。
しかし、ガァルルは、戻る気がありません。このパラジュクが好きで、ここでどうしてもデビューライブをやりたいと考えています。
とはいえ、ユニコンは反対です。ガァルルは、沢山練習したと主張するものの、ユニコンは、まだ早いと心配しています。そんなユニコンに嫌気を感じたガァルルは、電話を切ります。
一方、ウサギがネコのバーに寄ると、クマ、トリコ、めが兄ぃが落ち込んでいました。
ネコは、めが兄ぃに目配せして、ゴミ出しに行かせます。
めが兄ぃがゴミを出すと、ガァルル達の声が聞こえてきました。ここにいてはマズいと感じためが兄ぃは、物陰に隠れます。
ガァルルは、ライブに出たい気持ちが強く、歌い出します。
この歌声を聞いたマスコット達は、バーの外に出ました。
すぐに、らぁらはクマに、どうにかしてガァルルをライブさせてあげられないか相談しますが、セレパラが仕切っている以上、それは無理だと返します。
「せっかくデビューするために来たのに・・・。」
「ちゃんとしたステージでデビューさせてあげたかった・・・。」
「セレパラ許すまじ!」
その直後、セレパラに不満を持つらぁら達にネコは喝を入れます。物陰に隠れているめが兄ぃも含めて。
「ガァルルにこんな所でデビューさせても平気ネコ!? みれぃの事だって、どうアイドルを守ってくれるネコ!?」
「自分・・・、非力ですから・・・。」
「この意気地なしー!」
「アイドルを守るアイドルの味方であるアンタが、そんな弱気でどうするネコ!」
「フッ・・・。いい肉球パンチでしたよ・・・。ネコ姉さん・・・。」
「ひびきさんに立場を奪われた僕は、ただの使えないヤツだったと思い知らされ、ドン底に落ちていました・・・。」
「しかし・・・、僕が落ち込んだままでは、アイドル達の輝く未来を切り開く事などできません!」
「ネコ姉さんのおかげで僕は目が覚めました! いや・・・、メガネ変えました!」
なあ、おい。結構真面目なシーンだというのに、素直に感動させる気ねーだろ。「ネコパンチー!」とか「いい肉球パンチでしたよ・・・」とかそのダサいメガネとか、笑いが先行しちまったよ! まったく、どうしてくれる!(笑)
まあ、しかし、それが、このアニメの面白いところであり、久々にその面白さを見たような気がしますね。やっぱり、このアニメは、こうじゃなきゃ!
立ち直っためが兄ぃはらぁら達を、ある場所へと案内します。それは、あまりにも古い館。
扉を開けると、クモの巣が張ってたり、ホコリだらけと、今のセレパラのような綺麗さは微塵もありません。
しかし、その奥には、ステージがありました。
ここは、プリパラの地下ステージ「地下パラ」。かつては、ここから大物アイドルが輩出した事もあるそうです。
メンテナンスすれば使えるとの事。つまり、ここでライブをする事ができます。
しかも、ここのシステムはバージョンが古いゆえ、セレパラとは独立しているそうです。つまり、ひびきの支配下にはありません。
一方、みれぃは、自宅で呆然としながら外を眺めていました。
そんな中、みれぃは、らぁらを目にしました。らぁらはスケッチブックで、ガァルルがライブする事を伝えます。しかし、みれぃは、ガァルルは歌もダンスも苦手ではないかと、興味がありません。
~ Bパート ~
その後、らぁら達はステージを綺麗にします。
このステージは古くて狭く、テレビ中継もできないため、「いいね♡」が集まりにくい環境にありますが、それでも、らぁら達はここでのライブにやる気満々です。
しばらくして、ステージが綺麗になり、ライブをする準備が整いました。
後は、客を呼ぶだけ。ガァルルはファルルを呼びたいと大はしゃぎ。らぁらは、みれぃを呼びに行きます。
少しして、らぁらは、みれぃの家に来ました。らぁらは、アイドル復帰とは別に、クマが話したい事があると告げました。
クマは、アイドルを辞める事を引き留めず、辞めるのであれば、マネージャー契約を解除すると言いました。そのために、プリチケバッグ、サイリウムミラクルパクト、サイリウムチャームを返しに来てほしいと言います。
みれぃは、らぁらを介して渡そうとしますが、そのらぁらがいません。らぁらは、家を出ており、みれぃはそれを追いかけます。
雨宮は、そのみれぃを見て、アイドル復帰を期待します。
「委員長、やめないで・・・。僕は、あなたのライブが大好きなんです!」
なかなか良いシーンではあるのですが、「痴漢注意」の貼り紙に目が行ってしまうんですけど・・・。これって、みれぃを影から見守ってばかりの雨宮に対する当てつけ?(笑)
少しして、みれぃは、プリパラチェンジする事なく、プリパラに到着。らぁら達は、待ってましたと言わんばかりにみれぃに飛び付き、みれぃを地下パラに連れて行きました。
これから、ガァルルのライブが始まりますが、みれぃは、ガァルルはライブが苦手だから、失敗して自信を失ったら大変なんじゃないかと、不安を感じます。
しかし、そんな中、ガァルルはコーデチェンジ。コーデは「メルヘンクロックコーデ」。
ガァルルがデビューする事になり、プリパリからも、沢山の成長したミニファルルが応援します。
もちろん、ユニコンも応援。
「皆さん、ガァルルは知っての通り、上手く踊れない、歌えない、そんな子達のコンプレックスから生まれた子でちゅ。何をやっても不器用で、毎日毎日、他の子達の何十倍も練習して1人で頑張ってきたでちゅ。」
「そして、今日、大好きなパラジュク町のプリパラでデビューするでちゅ! どうか、ガァルルの応援、よろしくお願いするでちゅ!」
「ガァルル・・・。」
そして、いよいよガァルルが歌います。曲は、75話でファルルが歌っていた「0-week-old」。
出だしは順調だったものの、少しして、足をとられて転んでしまいます。
とはいえ、ガァルルは、めげずに歌います。何度転んでも。
メイキングドラマは「ようこそ! マイスイートハッピールーム」。
ライブは大盛り上がりで終了。ガァルルのチャームは、ピンク色の「ラブリー」。また、今回のライブで「アイドルけんきゅうせい」に。
ガァルルのライブに皆、喜びます。
「ちょっとドキドキしたけど、100点満点のライブだよ!」
「ガァルル・・・!」
「ガァル?」
「よく最後まで頑張ったわね! 最高のライブだったわ! どんなライブよりも最高! ガァルルは、私のアイドルオブザイヤーよ!」
「努力はムダじゃない・・・。ガァルルの努力は、私の涙になったわ・・・。」
「ガァル! ガァルル、怪獣アイドル! ガァルル! ガァルル!」
みれぃが後ずさりすると、そふぃがいました。
「ご、ごめんなさい! 私・・・。」
「みれぃ・・・。みれぃ・・・。」
「そふぃ・・・。」
「みれぃ! そふぃ!」
「ガァルル、ライブ大好きだ! アイドル楽しい! アイドル辞めるなんて、みれぃはバカもんだ!」
「バカもん・・・? ア、アイドルなら・・・、続けるわよ・・・。」
「みれぃ?」
「アイドル、辞めないって言ったの!」
という事で、いつものポップアイドルのみれぃが復活。
そふぃとシオンは、ひびきと考えが合わず、セレパラ歌劇団を脱退したそうです。しかし・・・、
「シオン! そふぃ! 2人は天才チームにいてほしいぷり! 今度こそ、私、努力で勝ってみせる! それまで天才チームを抜け出す事は許さないぷり! 私が振り上げた拳をしっかり受け止めるぷり!」
『分かった!』
「ところで2人とも、プリパラは好きぷり?」
『大好き!』
「SoLaMi SMILEで、今からライブするぷり!」
「かしこまっ!」
今回は、これで終了です。
次回:「地下アイドル始めました」
セレパラのシステムが及ばない地下パラで細々とライブを重ねていくらぁら達。
観客は中々来ませんが、今度はこちらが革命を起こすと、みれぃは意気込みます。らぁら達の頑張りは、多くの観客を呼び寄せる事ができるのか?
【まとめ】 ※今回も、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
セレパラの支配下にない「地下パラ」にて、ガァルルがライブデビューし、みれぃがアイドル復帰を果たしました。
まずは、今回のキャプチャー画像数が100枚と、またしても3ケタの大台に!
いやー、今回も、感想作成は大仕事でした。誰か給料出してくれないかな・・・。(笑)
しかも、前日のプリキュア感想も画像数が103枚と、連日でキャプチャー画像数が3ケタとか信じらんねぇ・・・。これこそ、「革命」ってやつですかね?(笑)
冗談はともかく、今回は、沢山画像をキャプチャーさせるほどの素晴らしい話だったと思います。特に良かったのは、ガァルルのライブと、みれぃのアイドル復帰ですね。
まず、ガァルルについては、途中、アクシデントがありながらも、めげずに最後までライブをやろうとする姿勢に心打たれました。
もし、何事もなく順調にライブをやり遂げていれば、あそこまで感動を呼び寄せる事はできなかったと思いますし、画像キャプチャー数も少なくなっていたでしょう。大事なのは、精巧なライブを見せる事よりも、失敗を恐れず、楽しくライブを最後までやりきる事なんですよね。
そして、このライブを見て、来月14日(日)からゲームでやれる「ガァルルとなかよしライブ!」をプレイする楽しみが増えました。
特に、ファルルやそふぃとチームを組ませてみたい意欲が強まりましたね。みれぃが、そふぃ&シオンにライバル宣言をしたあたり、「スプリングアイドルドリームグランプリ」でも「天才」と「努力」の戦いを大きな見所にしてきそうで、もし、「努力」の子であるガァルルがグランプリに出るとなったら、天才チームのメンバーであるファルルやそふぃと一緒のチームにはならなさそうな気がしますし。
ああ、来月14日が待ち遠しい・・・。今月20日にゲームに登場しためが姉ぇと合わせて、来月のゲーム記事のネタにしたいと思います。
次に、みれぃのアイドル復帰については、もう1、2話引っ張ると思っており、今回の復帰は、あっさりしていて予想外だと思いましたが、しかし、ドラマのある復活劇だったと感じています。
特に良かったのは、前回Bパートでそふぃ&シオンとの友情に亀裂が入ったのを修復し、その上でライバル宣言した事ですね。77話から前話までのダメージは微塵も感じられず、「スプリングアイドルドリームグランプリ」で負けたとしても前向きに進められそうな力強さを感じました。
私としては、そふぃは「天才」よりも「努力」寄りの子で、次の「アイドルドリームグランプリ」は最後なだけに、SoLaMi SMILEメンバーは全員、一緒のチームで出てほしいと願っていましたが、当人達が納得の末決めたのであれば、文句はありません。自分達の信じた道を悔いなく歩んでほしいと応援します。
さて、今回のテーマは、やはり、「努力はムダじゃない」でしょう。
と言っても、「ウィンターアイドルドリームグランプリ」では、「努力」は、類稀なる才能の前に敗れました。それに、現実でも、受験では、必死に勉強したところで志望校に受からず浪人となったり、スポーツの世界でも、沢山練習に励んだところで満足いく結果が出せなかったりする事が多々あります。
こういう競争社会では、成果主義が求められるものであり、「努力」は言い訳にしかならないところがあります。だからこそ、一定の成果を出せなければ、「努力」をムダだと感じるのは、もっともな話でしょう。
しかし、それはあくまで、成果「のみ」を見ればの話。ここで重要になるのは、67話感想で述べたように「結果よりも大切なもの」なんですよね。
その67話といえば、「オータムアイドルドリームグランプリ」のお披露目ライブが行われた話。怪盗ジーニアスに「オータムドリームパレードコーデ」を狙われていただけに、お披露目ライブ中止も考えられましたが、ファンを落ち込ませたくないとライブをする事になり、怪盗対策も行いました。
結果は、コーデを奪われてしまったものの、ライブをやって、ファンを元気付けさせた事で、のんから頑張りを認められ、前に進む勇気をもらいました。この回では、コーデを奪われた事よりも、お披露目ライブをやった事が大きなポイントだったんですよね。
今回でいえば、ガァルルがライブの途中で何度か転んでも、めげずに最後までライブをやった事が大切だったと思いますね。
何度も転んだのは、「いいね♡」が集まりにくくなり、もしこれがグランプリだったら敗北要素になっていたでしょう。しかし、その健気な頑張りがみれぃのアイドル復帰に繋げたりと、誰かに感動を与える事はあります。これは、69話感想で書いた「誰かの頑張りは人を変える」というものであり、勝ち負けは大事じゃないんですよね。
こういうのは、現実でもよくある話であり、私は、昨年のラグビー日本代表のワールドカップ活躍を思い出しますね。
彼らは、強豪・南アフリカ共和国に勝ったものの、惜しくも決勝トーナメントに進めませんでしたが、彼らの活躍は世界でも注目され、国内でもラグビー人気が急上昇しました。世界に勝つための努力姿勢も話題になっており、ここにも「努力はムダじゃない」という事を示していると思いますね。
子供達はいずれ大人になり、否が応でも競争社会に巻き込まれ、「努力」よりも成果が大事だと感じるようになっていくでしょう。
しかし、いきなり競争社会に入れさせてしまっては、ほんのちょっとの失敗で立ち直れなくなり、「可能性」という大きな財産を失ってしまうおそれがあります。
そうならないためにも、まずは、「努力」する事の大切さと楽しさを学ぶ事が大事なのだと思いますね。そうしていく事で、競争社会に入り、何か失敗したとしても、前に進む事ができるのでしょう。
そう思うと、「努力」は、私達人間に必要不可欠な要素なんだと思いますね。
さて、地下パラができた事により、アイドルランクが「トップ」クラスに満たない子でもライブができるようになり、最後の「アイドルドリームグランプリ」で「努力が花開く」という土壌もできましたが、しかし、まだそのグランプリにエントリーできない状況にあり、それをどう覆すかが気になるところであり、楽しみですね。
らぁら達の地下パラからの再出発が、プリパラにどんな「革命」をもたらすのか、今後も熱く注目したいと思います。
~ オープニング前 ~
前話でみれぃがアイドルを辞めると言ってから何日か経ちました。クマは、みれぃを心配してサイリウムミラクルパクトで電話をかけます。
しかし、みれぃは無気力で、電話に出ようとしませんでした。それどころか、サイリウムミラクルパクト、サイリウムチャーム、プリチケバッグがゴミ箱に捨てられていました。
~ Aパート ~
少しして、らぁらは、みれぃの家に来ました。らぁらはみれぃに、アイドルを辞めたら努力はムダだと認める事になると訴えますが、みれぃの考えは変わりません。
「じゃあ、あたしもアイドル辞める! だって、あたし、みれぃのおかげでアイドルになれたんだよ。みれぃがいないプリパラなんて考えられない。そんなの・・・、絶対やだもん!」
そう言うらぁらに、みれぃは感謝しますが、考えは変わらず。らぁらはアイドルを辞めるべきではないと言って、らぁらを帰らせます。
そんな中、セレパラに、物資を運ぶヘリが到着。その中に、ある女の子がいました。
少しして、その子は、ライブしたいと受付めが姉ぇにダダをこねていました。
この子は、ガァルル。70話の時からひとまわり成長しました。
70話時点のガァルル
↓
今のガァルル
ガァルルはデビューライブをしにパラジュクに来ましたが、今は、デビューライブは不可能です。その後、ガァルルは、プリパスでユニコンと話しました。ガァルルは、ユニコンに黙ってパラジュクに来たために、ユニコンは、早くプリパリに戻ってくるように、と叱ります。
しかし、ガァルルは、戻る気がありません。このパラジュクが好きで、ここでどうしてもデビューライブをやりたいと考えています。
とはいえ、ユニコンは反対です。ガァルルは、沢山練習したと主張するものの、ユニコンは、まだ早いと心配しています。そんなユニコンに嫌気を感じたガァルルは、電話を切ります。
一方、ウサギがネコのバーに寄ると、クマ、トリコ、めが兄ぃが落ち込んでいました。
ネコは、めが兄ぃに目配せして、ゴミ出しに行かせます。
めが兄ぃがゴミを出すと、ガァルル達の声が聞こえてきました。ここにいてはマズいと感じためが兄ぃは、物陰に隠れます。
ガァルルは、ライブに出たい気持ちが強く、歌い出します。
この歌声を聞いたマスコット達は、バーの外に出ました。
すぐに、らぁらはクマに、どうにかしてガァルルをライブさせてあげられないか相談しますが、セレパラが仕切っている以上、それは無理だと返します。
「せっかくデビューするために来たのに・・・。」
「ちゃんとしたステージでデビューさせてあげたかった・・・。」
「セレパラ許すまじ!」
その直後、セレパラに不満を持つらぁら達にネコは喝を入れます。物陰に隠れているめが兄ぃも含めて。
「自分・・・、非力ですから・・・。」
「この意気地なしー!」
「フッ・・・。いい肉球パンチでしたよ・・・。ネコ姉さん・・・。」
「しかし・・・、僕が落ち込んだままでは、アイドル達の輝く未来を切り開く事などできません!」
「ネコ姉さんのおかげで僕は目が覚めました! いや・・・、メガネ変えました!」
まあ、しかし、それが、このアニメの面白いところであり、久々にその面白さを見たような気がしますね。やっぱり、このアニメは、こうじゃなきゃ!
立ち直っためが兄ぃはらぁら達を、ある場所へと案内します。それは、あまりにも古い館。
扉を開けると、クモの巣が張ってたり、ホコリだらけと、今のセレパラのような綺麗さは微塵もありません。
ここは、プリパラの地下ステージ「地下パラ」。かつては、ここから大物アイドルが輩出した事もあるそうです。
メンテナンスすれば使えるとの事。つまり、ここでライブをする事ができます。
しかも、ここのシステムはバージョンが古いゆえ、セレパラとは独立しているそうです。つまり、ひびきの支配下にはありません。
一方、みれぃは、自宅で呆然としながら外を眺めていました。
そんな中、みれぃは、らぁらを目にしました。らぁらはスケッチブックで、ガァルルがライブする事を伝えます。しかし、みれぃは、ガァルルは歌もダンスも苦手ではないかと、興味がありません。
Bパート開始直前のアイキャッチ
~ Bパート ~
その後、らぁら達はステージを綺麗にします。
しばらくして、ステージが綺麗になり、ライブをする準備が整いました。
後は、客を呼ぶだけ。ガァルルはファルルを呼びたいと大はしゃぎ。らぁらは、みれぃを呼びに行きます。
少しして、らぁらは、みれぃの家に来ました。らぁらは、アイドル復帰とは別に、クマが話したい事があると告げました。
クマは、アイドルを辞める事を引き留めず、辞めるのであれば、マネージャー契約を解除すると言いました。そのために、プリチケバッグ、サイリウムミラクルパクト、サイリウムチャームを返しに来てほしいと言います。
みれぃは、らぁらを介して渡そうとしますが、そのらぁらがいません。らぁらは、家を出ており、みれぃはそれを追いかけます。
雨宮は、そのみれぃを見て、アイドル復帰を期待します。
「委員長、やめないで・・・。僕は、あなたのライブが大好きなんです!」
少しして、みれぃは、プリパラチェンジする事なく、プリパラに到着。らぁら達は、待ってましたと言わんばかりにみれぃに飛び付き、みれぃを地下パラに連れて行きました。
これから、ガァルルのライブが始まりますが、みれぃは、ガァルルはライブが苦手だから、失敗して自信を失ったら大変なんじゃないかと、不安を感じます。
しかし、そんな中、ガァルルはコーデチェンジ。コーデは「メルヘンクロックコーデ」。
ガァルルがデビューする事になり、プリパリからも、沢山の成長したミニファルルが応援します。
もちろん、ユニコンも応援。
「皆さん、ガァルルは知っての通り、上手く踊れない、歌えない、そんな子達のコンプレックスから生まれた子でちゅ。何をやっても不器用で、毎日毎日、他の子達の何十倍も練習して1人で頑張ってきたでちゅ。」
「ガァルル・・・。」
そして、いよいよガァルルが歌います。曲は、75話でファルルが歌っていた「0-week-old」。
とはいえ、ガァルルは、めげずに歌います。何度転んでも。
メイキングドラマは「ようこそ! マイスイートハッピールーム」。
ライブは大盛り上がりで終了。ガァルルのチャームは、ピンク色の「ラブリー」。また、今回のライブで「アイドルけんきゅうせい」に。
「ガァルル・・・!」
「ガァル?」
「ガァル! ガァルル、怪獣アイドル! ガァルル! ガァルル!」
みれぃが後ずさりすると、そふぃがいました。
「ご、ごめんなさい! 私・・・。」
「そふぃ・・・。」
「みれぃ! そふぃ!」
「ガァルル、ライブ大好きだ! アイドル楽しい! アイドル辞めるなんて、みれぃはバカもんだ!」
「バカもん・・・? ア、アイドルなら・・・、続けるわよ・・・。」
「みれぃ?」
「アイドル、辞めないって言ったの!」
という事で、いつものポップアイドルのみれぃが復活。
そふぃとシオンは、ひびきと考えが合わず、セレパラ歌劇団を脱退したそうです。しかし・・・、
「シオン! そふぃ! 2人は天才チームにいてほしいぷり! 今度こそ、私、努力で勝ってみせる! それまで天才チームを抜け出す事は許さないぷり! 私が振り上げた拳をしっかり受け止めるぷり!」
『分かった!』
『大好き!』
「かしこまっ!」
今回は、これで終了です。
次回:「地下アイドル始めました」
セレパラのシステムが及ばない地下パラで細々とライブを重ねていくらぁら達。
観客は中々来ませんが、今度はこちらが革命を起こすと、みれぃは意気込みます。らぁら達の頑張りは、多くの観客を呼び寄せる事ができるのか?
【まとめ】 ※今回も、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
セレパラの支配下にない「地下パラ」にて、ガァルルがライブデビューし、みれぃがアイドル復帰を果たしました。
まずは、今回のキャプチャー画像数が100枚と、またしても3ケタの大台に!
いやー、今回も、感想作成は大仕事でした。誰か給料出してくれないかな・・・。(笑)
しかも、前日のプリキュア感想も画像数が103枚と、連日でキャプチャー画像数が3ケタとか信じらんねぇ・・・。これこそ、「革命」ってやつですかね?(笑)
冗談はともかく、今回は、沢山画像をキャプチャーさせるほどの素晴らしい話だったと思います。特に良かったのは、ガァルルのライブと、みれぃのアイドル復帰ですね。
まず、ガァルルについては、途中、アクシデントがありながらも、めげずに最後までライブをやろうとする姿勢に心打たれました。
もし、何事もなく順調にライブをやり遂げていれば、あそこまで感動を呼び寄せる事はできなかったと思いますし、画像キャプチャー数も少なくなっていたでしょう。大事なのは、精巧なライブを見せる事よりも、失敗を恐れず、楽しくライブを最後までやりきる事なんですよね。
そして、このライブを見て、来月14日(日)からゲームでやれる「ガァルルとなかよしライブ!」をプレイする楽しみが増えました。
特に、ファルルやそふぃとチームを組ませてみたい意欲が強まりましたね。みれぃが、そふぃ&シオンにライバル宣言をしたあたり、「スプリングアイドルドリームグランプリ」でも「天才」と「努力」の戦いを大きな見所にしてきそうで、もし、「努力」の子であるガァルルがグランプリに出るとなったら、天才チームのメンバーであるファルルやそふぃと一緒のチームにはならなさそうな気がしますし。
ああ、来月14日が待ち遠しい・・・。今月20日にゲームに登場しためが姉ぇと合わせて、来月のゲーム記事のネタにしたいと思います。
次に、みれぃのアイドル復帰については、もう1、2話引っ張ると思っており、今回の復帰は、あっさりしていて予想外だと思いましたが、しかし、ドラマのある復活劇だったと感じています。
特に良かったのは、前回Bパートでそふぃ&シオンとの友情に亀裂が入ったのを修復し、その上でライバル宣言した事ですね。77話から前話までのダメージは微塵も感じられず、「スプリングアイドルドリームグランプリ」で負けたとしても前向きに進められそうな力強さを感じました。
私としては、そふぃは「天才」よりも「努力」寄りの子で、次の「アイドルドリームグランプリ」は最後なだけに、SoLaMi SMILEメンバーは全員、一緒のチームで出てほしいと願っていましたが、当人達が納得の末決めたのであれば、文句はありません。自分達の信じた道を悔いなく歩んでほしいと応援します。
さて、今回のテーマは、やはり、「努力はムダじゃない」でしょう。
と言っても、「ウィンターアイドルドリームグランプリ」では、「努力」は、類稀なる才能の前に敗れました。それに、現実でも、受験では、必死に勉強したところで志望校に受からず浪人となったり、スポーツの世界でも、沢山練習に励んだところで満足いく結果が出せなかったりする事が多々あります。
こういう競争社会では、成果主義が求められるものであり、「努力」は言い訳にしかならないところがあります。だからこそ、一定の成果を出せなければ、「努力」をムダだと感じるのは、もっともな話でしょう。
しかし、それはあくまで、成果「のみ」を見ればの話。ここで重要になるのは、67話感想で述べたように「結果よりも大切なもの」なんですよね。
その67話といえば、「オータムアイドルドリームグランプリ」のお披露目ライブが行われた話。怪盗ジーニアスに「オータムドリームパレードコーデ」を狙われていただけに、お披露目ライブ中止も考えられましたが、ファンを落ち込ませたくないとライブをする事になり、怪盗対策も行いました。
結果は、コーデを奪われてしまったものの、ライブをやって、ファンを元気付けさせた事で、のんから頑張りを認められ、前に進む勇気をもらいました。この回では、コーデを奪われた事よりも、お披露目ライブをやった事が大きなポイントだったんですよね。
今回でいえば、ガァルルがライブの途中で何度か転んでも、めげずに最後までライブをやった事が大切だったと思いますね。
何度も転んだのは、「いいね♡」が集まりにくくなり、もしこれがグランプリだったら敗北要素になっていたでしょう。しかし、その健気な頑張りがみれぃのアイドル復帰に繋げたりと、誰かに感動を与える事はあります。これは、69話感想で書いた「誰かの頑張りは人を変える」というものであり、勝ち負けは大事じゃないんですよね。
こういうのは、現実でもよくある話であり、私は、昨年のラグビー日本代表のワールドカップ活躍を思い出しますね。
彼らは、強豪・南アフリカ共和国に勝ったものの、惜しくも決勝トーナメントに進めませんでしたが、彼らの活躍は世界でも注目され、国内でもラグビー人気が急上昇しました。世界に勝つための努力姿勢も話題になっており、ここにも「努力はムダじゃない」という事を示していると思いますね。
子供達はいずれ大人になり、否が応でも競争社会に巻き込まれ、「努力」よりも成果が大事だと感じるようになっていくでしょう。
しかし、いきなり競争社会に入れさせてしまっては、ほんのちょっとの失敗で立ち直れなくなり、「可能性」という大きな財産を失ってしまうおそれがあります。
そうならないためにも、まずは、「努力」する事の大切さと楽しさを学ぶ事が大事なのだと思いますね。そうしていく事で、競争社会に入り、何か失敗したとしても、前に進む事ができるのでしょう。
そう思うと、「努力」は、私達人間に必要不可欠な要素なんだと思いますね。
さて、地下パラができた事により、アイドルランクが「トップ」クラスに満たない子でもライブができるようになり、最後の「アイドルドリームグランプリ」で「努力が花開く」という土壌もできましたが、しかし、まだそのグランプリにエントリーできない状況にあり、それをどう覆すかが気になるところであり、楽しみですね。
らぁら達の地下パラからの再出発が、プリパラにどんな「革命」をもたらすのか、今後も熱く注目したいと思います。
ガァルルが進化してワイルドガァルルになった
いや いい話だってけどやっぱりプリパラはタツノコアニメ
ギッグはいろいろ入れてくるな
まぁもともともガァルルは歌とダンスが出来ない子が
元ですから でも頑張ったてアイドルに成れたんだね
しかし 幼女アニメで地下ドルてワードが出るとは
さて 四月から新シリーズで新キャラは赤ちゃん
が出るらしいです。どこのどれみですか
そして じゅ(のん)てキャラ 髪型と髪色は
誰かにしてますね。
http://i2.gamebiz.jp/images/original/1265187279569de36358d4c0011.jpg
http://blog-imgs-65-origin.fc2.com/r/e/v/reviewotaku/purip273.jpg
小学校編もいよいよ最後
あの小学校の制服可愛いから複雑なんだけど
中学生の制服のみかんも見たいしな
コメント、ありがとうございます!
>幼女アニメで地下ドルてワードが出るとは
アイドルは、何か月か練習を積んだ後に陽の光を浴びるのが普通だと思いますけどね。プリチケが届いたその日からもうライブに出れるのは、ちょっと異常な気がしますね。
>四月から新シリーズで新キャラは赤ちゃんが出るらしいです
「ジュルル」という名前なあたり、ファルルと何か関係がありそう? それについては、3期入ってからのお楽しみでしょうね。
>じゅ(のん)てキャラ 髪型と髪色は誰かに似てますね。
外見はともかく、超絶クールという性格は、しっかり者ののんには出せそうですので、じゅのんの正体がのんである可能性は高そうですね。
なんか、おまけというかシーズン2でキャラ扱いの差とか話の流れが強引とか色々と言われただけにここでそういう悪いところが…と不安を感じました。
次回、あじみがひびきの過去の手がかりを得る様で。
ひびきの過去が明かされるのか?それとも、引っ張るのか?
あじみがひびきを歪めてしまった元凶説、ひびきの語尾嫌い元凶説、実はまったく関係ないあじみの勘違い説。
ここら辺もどれもありえそうなので気になります。
終盤も綺麗なストーリーになってほしいですね。
それでは、
今回、ガァルルの初ライブは私も娘を見守る親のような気持ちで見ていました。
今だから言えるのですが、ウィンドリでもしらぁらとみれぃたちのチームがひびきに負けるとしたら…と77話を実際に観るまでの私の予想は、
『練習に練習を重ね歌も振り付けも完成していたが、本番でみれぃが転倒。 急ぎ全員でその場をカバーしたものの、このときの失敗がみれぃにひっかかってしまう』
でした。
なので、今回シリーズを通してはじめて『アクシデントを乗り越えて最後までやり通すライブシーン』が出てきたのは大きかったです。
ガァルルの実力は、全体的に見るとまだまだ底辺なのかもしれません。けれども、メジャークラスもトップクラスも、誰だって最初はみんな研究生。スタート地点からどのように伸びていくかは、その人の行動次第…。
失敗を恐れず、「笑みも痛みもある未来」へ、ファルルがかつて選んだ道をガァルルも追いかけて行くのでしょう。
努力の塊といえる彼女が、もしスプドリのチームに参戦するなら…と、いまからワクワクしています。
さて…次回はプリパリに無事たどり着いたあじみ先生も動き出すようですね。実は、ガァルルを見守るミニファルルたちのなかにあじみ先生がこっそり紛れていたそうです。 気づいたでしょうか?
今回もコメント、ありがとうございます!
>シオンは復帰したみれぃを見て、敢て敵対する道を選ぶみたいなドラマかイベントがほしかったですね
1期のシオン登場初期の頃の勝負師的なところを思えば、それはそれで面白い気がしますが、前話のひびきの振舞いを考えれば、仕方のないところでしょう。ひびきの「革命」は横暴で、あまりにも犠牲が多く、Dressing Pafeとしてのライブもできなくなっちゃった訳ですし。
いくら天才の集まりであっても、話し合いが通じないほど不和なのであれば、良いパフォーマンスは出せず、チームに残るメリットがないですので、天才チーム脱退を選んだのは必然の流れだったと思います。
>シーズン2でキャラ扱いの差とか話の流れが強引とか色々と言われただけにここでそういう悪いところが…と不安を感じました。
今回のシオンについては、その件とは無関係だと私は思いますが、ただ、2期全体を見れば、そう思うところはありますね。私としては、校長やのんなどサブキャラの出番が1期と比べるとだいふ減っているのが少し残念に感じてますし。
今はメインアイドルが10人超えと、多過ぎなのが弊害になっていると思われ、4月から始まる3期では、そこをどうするかが課題だと思いますね。
>次回、あじみがひびきの過去の手がかりを得る様で
公式ホームページにその事が記載されていたとなれば、ひびきの過去が明かされる可能性が高そうですね。
語尾嫌いはあじみの影響があっても、性格については無関係だと、私は思っていますが、何にしても次回が楽しみですね。
今回もコメント、ありがとうございます!
今回のライブは、園児のお遊戯会を見ているように感じ、微笑ましい気分になりましたね。
途中失敗したとしても最後まで楽しくやる、というのは、特に未就学女児にとって良いメッセージだったでしょう。幼稚園や保育園の演劇会や運動会で転んじゃったりなどすると、泣いちゃって投げ出す子は多いと思いますし。
メイキングドラマも可愛さに溢れていて、今回は全80話中、最も女児受けしやすい内容だったと思いますね。
また、今回あじみが出てた事については、感想を書き終えた後、他のレビューサイトを見て知りました。
まあ、仮に初見で気付いたとしても、「あ、いたの?」くらいしか感じず、言及はしてなかったでしょう。ガァルルのライブに注目してましたし。