「魔法つかいプリキュア!」第10話「ただいま! ナシマホウ界! ってリコはどこ?」の感想です。
~ オープニング前 ~
前話の魔法の授業の後、みらいとリコは別れる事になりましたが、校長はリコに、リンクルストーンの兆しがナシマホウ界に現れている事を告げ、リコは校長にナシマホウ界行きをお願いしました。そして、今、みらいと一緒にカタツムリニアの中にいます。
リコは、ようやく2年生になれたばかりではありますが、ナシマホウ界でも魔法に必要な事は学べると前向きです。みらいも、またリコと一緒にいられるのが嬉しいと喜びます。
その直後、リコは、ヤドネムリンの殻を取り出しました。
この中に入ると、よく眠れるとの事。ただし、足から殻に入りましょう。でないと、下のようになります。
今回から、オープニングは通常バージョンに戻りましたが、オープニング直後の提供画像は劇場告知動画に。
ここは、序盤部分ですね。っていうか、モフルンがクッキーをドカ食いするところにウケちゃうんですが。(笑)
劇場版感想については、残念ながら、今週末には投稿できそうにないです・・・。先週は予想以上に忙しく、感想を書く余裕が全然なくって・・・。
そんな訳で、劇場版感想は、ゴールデンウィークにまで書けたらいいや、と投げやりになっています(汗)。ですので、今後、いつ書くかは明確にしません。劇場版感想を書いたら、その後のTV本編感想で告知を入れておく事にします。劇場版感想を期待されている方には申し訳ございませんが、何卒ご了承下さい。
~ Aパート ~
しばらくして、校長は、リンクルスマホン、はーちゃん、プリキュアといった要素がリンクルストーンの目覚めを呼び、その輝きがみらいとリコに新たな力を導いている事が、世界に何をもたらしているのか疑問に感じます。
魔法の水晶にも、それは分かりませんが、今確かなのは、ナシマホウ界で目覚めつつある輝きと、それに忍び寄る邪悪な魔法。みらいとリコにとっては困難な道のりになりそうですが、今は2人の幸運を信じるだけです。
その2人は、ナシマホウ界に到着。2人はすぐに、リンクルストーンを発見します。
このリンクルストーンは、エメラルドを守る4つのリンクルストーンのうちの1つ。すぐに、みらい達は、それを取ろうとしますが、近くにいたカラスに取られてしまいます。
その直後、はーちゃんがカラスの後を追いかけます。それを、リコが魔法のホウキに乗って追いかけました。
みらいも追いかけようとしますが、ホウキを取り出すのに手間取ります。
その後、リコは、はーちゃんに追い付きました。という事で、リンクルストーンを咥えていったカラスを追う事に。
しかし、お腹が空いて力が出ず、落下。しかも、カラスは、咥えていたリンクルストーンを放ります。
すると、リンクルストーンは、近くを通っていたトラックの上に。さらに、リコが乗っていた枝も折れてしまい、リコは地に落ち、はーちゃんに気にかけられます。
「全然平気よ。落ちてないから。降りただけだし。」
ハイハイ、降りただけ降りただけ。やはり、こういうツッコミどころを与えてくれると、テンションが上がります。(笑)
しかし、リコが落ちた場所は、多くの車が通る道路の中央分離帯。ここから出ようにも出られず、リコは戸惑います。
同じ頃、ヤモーは、ナシマホウ界にリンクルストーンがある事をバッティ、スパルダ、ガメッツに話していました。さらに、エメラルドを手に入れるまでアジトに戻ってはならないと、ドクロクシーが言っていた事も。
一方、みらいと一緒にいるモフルンは甘い匂いを感じました。ただ、匂いの元はリンクルストーンではなく、お菓子屋でしたが。
その頃、リコは、何とか中央分離帯から抜け出しました。
しかし、よそ見していたところを自転車に当てられそうになりますが、誰かに助けられます。それは、みらいの母・今日子。
その後、今日子は、リコのお腹が空いている事を知り、リコを家に誘います。
少しして、リコは、今日子が作ったおにぎりをいただきました。
リコは、梅干しの味に酸っぱさを感じたものの、美味しいと賞賛します。さらに、今日子は、ミックスジュースもサービス。
「あの、どうして、こんなに親切にしてくれるんですか?」
「困った時はお互い様でしょ。それに、うちにもあなたと同じくらいの娘がいるから。放っておけなくて。」
「娘さん・・・、ですか?」
「そうよ。困った子でさ。いきなり春休みの間、何とかって学校に行ったきりで、元気でやってるのかしら・・・。連絡くらい、よこせばいいのに・・・。」
一方、みらいは、先程のお菓子屋で買ったクッキーを食べながら、リコを探していました。少しして、モフルンは、甘い匂いが近付いているのを感じ、みらいは、リコが近くにいると期待します。
ちょうどその時、さっきのトラックの上にあったリンクルストーンが、みらいの足元にこぼれ落ちました。
「なんだ・・・。リコじゃないや・・・。」
「ごめんモフ・・・。違ったモフ・・・。」
「リコ、どこ行ったんだろう・・・? って、リンクルストーン!?」
気付くの遅っ。しかし、リコでなかった事にガッカリしたのは高評価ですね。リンクルストーンよりもリコを優先して気にしている訳ですし。いやー、いい感じに、私の脳内百合思考を熱くさせてくれますね。(笑)
すぐに、みらいは引き返しましたが、近くにいた猫がリンクルストーンを取って逃げて行きました。
「待って! リコー! どこなのー!? リンクルストーン、見つけたよー!」
見つけても手にしてなきゃ意味ないと思うのですが。まあ、しかし、リコの名を叫んだのは、いい感じに、私の脳内百合思考を(以下略 & 笑)
っていうか、猫。お前、やろうと思えば、みらいが引き返す前に咥えて逃げる事もできただろ。あと1歩のところで、咥え逃げするとか間違いない。この猫、ドSだ。(笑)
同じ頃、リコは今日子から、両親について聞かれていました。父は考古学者、母は料理研究家として、あちこちに回っているようで、しばらく会っていません。
「あなたの事、心配でしょうね。子供の事を思わない親は、いないから。」
「うちの子は、何か興味を持つと、すぐ周りが見えなくなって、勝手に突っ走って行っちゃうんだよね。しょうがない子でしょ。」
「でも、やっぱり可愛いものよ。」
「似てるかも。こっちに一緒に来た子がいて、考えるよりも先に行動しちゃうし、自分の事よりも、人のためにって子で、本当、おせっかいなんです。」
「確かに、うちの子と似てるかも。あなたの友達。」
「友達・・・。ええ!」
「仲がいいのね。話してるあなたを見て分かるわ。」
「まあ、一緒にいると、退屈しないですから。」
そして、リコはみらいを探そうとしますが、今日子は一緒に探そうと提案します。
「え? お店は?」
「だから、困った時はお互い様だって。探しものは、1人よりも2人でしょ!」
それを聞いたリコは、みらいが1話でも同じ事を言っていた事、そして、その前にイチゴメロンパンを食べていた事を思い出し、家を出ました。
その頃、みらいは、リンクルストーンを咥えていった猫の行方が分からず、リコも見つからずで元気がありませんでした。
買ったクッキーも残り1枚となりましたが、リコのために取っておく事に。とはいえ、クッキーだけでは腹は満たせず、何か食べたいと、みらいは言います。
「何かこう、もっと大きくて、甘いもの・・・。食べたいな・・・、イチゴメロンパン。」
その直後、みらいは、リコはあの場所にいるんじゃないかと感じ、走り出しました。
~ Bパート ~
しばらくして、みらいとリコは、イチゴメロンパンの店で合流。
「やっぱり、ここだったね。ここに来ると思ったよ!」
「こっちこそ、みらいの考えなんてお見通しよ!」
少しして、みらいとリコは、リンクルストーンを咥えた猫を発見。猫はまたしても逃げ出し、みらい達は追いかけます。
しかし、スパルダが、この猫を捕獲。ですが、猫の威嚇が、スパルダのくしゃみを誘い、その間に、リンクルストーンが猫の口元から離れました。
みらい達は、リンクルストーンを取ろうとしますが、スパルダはそうはさせないと、ヨクバールを召喚します。
2人は変身します。今回は、サファイアスタイル。
バトルスタート。サファイアスタイルは、スピードに長けた変身スタイルではあるものの、今回のヨクバールは動きが速く、2人は、ヨクバールの攻撃で地に落とされます。
この攻撃なら衣装が切り裂かれてもおかしくないと思うのですが、そこは、安心と信頼のニチアサキッズの恩恵で、キレてなーい! この安心さが、このアニメの良いところですよね。(とか言いつつ、心のどこかでは、舌打ちしてますが(笑))
近くにいた人達は、ヨクバールを目にして逃げ出します。
「この世界の連中ときたら、魔法界のヤツらに輪をかけて情けないね! 魔法も使えないとは、惨めなもんさ。」
「あなたには分からないでしょうね。」
「マジカル?」
「優しくて、温かいの! 魔法界も、この世界の人も!」
「しゃらくさいね。どっちの連中もいずれ、みんな仲良く闇に消えるのさ!」
「そんな事させない! ここには、お父さんやお母さん、おばあちゃん、友達のみんな。私の大切な人がいっぱいいるの!」
「マジカルの言うとおりだよ。魔法界も、私達の世界も、みんな温かくて、大切なんだから!」
とはいえ、スパルダは、下らないと、ヨクバールに攻撃を指示。
ヨクバールは、2人の後をどこまでも追ってきますが、2人は連携攻撃で、ヨクバールを追い詰めます。
しかし、リンクルストーンは、なくなってしまいました。
「大丈夫! きっと見つかるよ! みんなで一緒に探せば、ね!」
「ええ!」
少しして、みらいは、リコを家に案内しました。リコは、先程行った場所であるだけに、驚きます。
その直後、今日子がやって来ました。今日子は、娘の肩に手を乗せます。
「お母さん・・・。」
「今までどこで何をしてたのかな? おばあちゃんだけじゃなくて、お母さんにも教えてくれる?」
「あ・・・、あの・・・、は、話せば長いんだけど・・・。」
「いいわ。時間はたっぷりあるから、ゆっくりとお話聞きましょうか?」
「え、あ、はい・・・。」
その直後、みらいは、リコを今日子に紹介しますが、もう知っています。
そんな中、みらい達の上空には、教頭がいました。教頭は何のために、ここに来たのか?
今回は、これで終了です。
次回:「モフルンの初登校? ワクワクのトパーズをゲットモフ!」
ナシマホウ界に来たリコは、みらいと同じ中学校に通う事になり、しかも、みらいの家で一緒に暮らす事に。
しかし、モフルンが、甘い匂いを感じて学校に来ちゃったようで・・・。
さて、次回は、最後の変身スタイル「トパーズスタイル」が出そうですね。
この変身スタイルは、データカードダスに出てきそうなコスチュームで、他の3つと比べてバトル向きとは思えず、どう戦うのか気になりますね。一体どんな戦いを披露するのか?
次回予告直後の提供画像も、劇場告知動画でした。こちらも、序盤のシーンですね。
他には、リンクルストーンが飛んでいっている事に反応している、カラス、猫、はーちゃんが面白いですね。
【まとめ】
リコと共にナシマホウ界に帰ったみらいは、新たなリンクルストーンを発見したものの、手に入れる事はできませんでした。
今回も、自分の事よりも友達のために行動する、みらいの良いところが色濃く描かれた話だったと思いますね。
ナシマホウ界に帰ってきて早々、リンクルストーンをカラスに持ってかれたり、リコと離れ離れとなりましたが、その後はずっと、リンクルストーンよりもリコの事を気にしていたのが良かったですね。
特に、甘い匂いの元がお目当てのリンクルストーンだったとしても、リコでなかった事にガッカリしていたのは、どれだけリコの事を大切に思ってるかが感じられ、感銘を受けました。まあ、リンクルストーンであった事に気付かなかったのは、何か興味を持つとすぐ周りが見えなくなるという事を考えると、悪いところでもありますが。
また、母・今日子の存在が、みらいの魅力をさらに引き上げたと思いますね。
見ず知らずのリコが、お腹が空いて困っていると知ってや否や、家に誘って簡単な食事を出したのは、みらいに通ずるところがあると感じ、この親にしてこの子ありだと思いました。もしかしたら、何か興味を持つと、すぐ周りが見えなくなって、勝手に突っ走るのも、母譲りなのかもしれませんね。
さらに、イチゴメロンパン、「探しものは1人よりも2人」というセリフと、1話の要素が今回のキーワードになっていたのも上手いと感じました。
前話でも、2話の冷凍ミカンが感動要素に繋げていたりと、始まったばかりの話に出てきたちょっとした要素が、後の面白さに繋がっているのは良いですね。今後も、こういうのがどれだけ出てくるのか、注目したいものです。
さて、次回は、最後の変身スタイル「トパーズスタイル」がお披露目されそうではありますが、そんな事よりも、リコがみらいと一緒の学校に通うんですってよ! しかも、同じクラスですってよ! さらに、一緒に暮らすんですってよ!
何、このトリプル朗報。あまりにもワクワクもん過ぎて、興奮を抑えきれん・・・。(笑)
しかも、リコがナシマホウ界の学校に通うって事は、前作のトワや「スイート」のエレンみたく、何かしら名字がつくのかも? さすがに、リコとだけ名乗ってずっと学校に通うのはおかしいと思いますし。もしかしたら、「朝日奈リコ」になる可能性もある!?
うおおお、次回が楽しみ過ぎる! 早く来いや、次回!
~ オープニング前 ~
前話の魔法の授業の後、みらいとリコは別れる事になりましたが、校長はリコに、リンクルストーンの兆しがナシマホウ界に現れている事を告げ、リコは校長にナシマホウ界行きをお願いしました。そして、今、みらいと一緒にカタツムリニアの中にいます。
リコは、ようやく2年生になれたばかりではありますが、ナシマホウ界でも魔法に必要な事は学べると前向きです。みらいも、またリコと一緒にいられるのが嬉しいと喜びます。
その直後、リコは、ヤドネムリンの殻を取り出しました。
この中に入ると、よく眠れるとの事。ただし、足から殻に入りましょう。でないと、下のようになります。
今回から、オープニングは通常バージョンに戻りましたが、オープニング直後の提供画像は劇場告知動画に。
ここは、序盤部分ですね。っていうか、モフルンがクッキーをドカ食いするところにウケちゃうんですが。(笑)
劇場版感想については、残念ながら、今週末には投稿できそうにないです・・・。先週は予想以上に忙しく、感想を書く余裕が全然なくって・・・。
そんな訳で、劇場版感想は、ゴールデンウィークにまで書けたらいいや、と投げやりになっています(汗)。ですので、今後、いつ書くかは明確にしません。劇場版感想を書いたら、その後のTV本編感想で告知を入れておく事にします。劇場版感想を期待されている方には申し訳ございませんが、何卒ご了承下さい。
~ Aパート ~
しばらくして、校長は、リンクルスマホン、はーちゃん、プリキュアといった要素がリンクルストーンの目覚めを呼び、その輝きがみらいとリコに新たな力を導いている事が、世界に何をもたらしているのか疑問に感じます。
魔法の水晶にも、それは分かりませんが、今確かなのは、ナシマホウ界で目覚めつつある輝きと、それに忍び寄る邪悪な魔法。みらいとリコにとっては困難な道のりになりそうですが、今は2人の幸運を信じるだけです。
その2人は、ナシマホウ界に到着。2人はすぐに、リンクルストーンを発見します。
その直後、はーちゃんがカラスの後を追いかけます。それを、リコが魔法のホウキに乗って追いかけました。
みらいも追いかけようとしますが、ホウキを取り出すのに手間取ります。
その後、リコは、はーちゃんに追い付きました。という事で、リンクルストーンを咥えていったカラスを追う事に。
しかし、お腹が空いて力が出ず、落下。しかも、カラスは、咥えていたリンクルストーンを放ります。
すると、リンクルストーンは、近くを通っていたトラックの上に。さらに、リコが乗っていた枝も折れてしまい、リコは地に落ち、はーちゃんに気にかけられます。
「全然平気よ。落ちてないから。降りただけだし。」
ハイハイ、降りただけ降りただけ。やはり、こういうツッコミどころを与えてくれると、テンションが上がります。(笑)
しかし、リコが落ちた場所は、多くの車が通る道路の中央分離帯。ここから出ようにも出られず、リコは戸惑います。
同じ頃、ヤモーは、ナシマホウ界にリンクルストーンがある事をバッティ、スパルダ、ガメッツに話していました。さらに、エメラルドを手に入れるまでアジトに戻ってはならないと、ドクロクシーが言っていた事も。
一方、みらいと一緒にいるモフルンは甘い匂いを感じました。ただ、匂いの元はリンクルストーンではなく、お菓子屋でしたが。
その頃、リコは、何とか中央分離帯から抜け出しました。
しかし、よそ見していたところを自転車に当てられそうになりますが、誰かに助けられます。それは、みらいの母・今日子。
その後、今日子は、リコのお腹が空いている事を知り、リコを家に誘います。
少しして、リコは、今日子が作ったおにぎりをいただきました。
リコは、梅干しの味に酸っぱさを感じたものの、美味しいと賞賛します。さらに、今日子は、ミックスジュースもサービス。
「あの、どうして、こんなに親切にしてくれるんですか?」
「困った時はお互い様でしょ。それに、うちにもあなたと同じくらいの娘がいるから。放っておけなくて。」
「娘さん・・・、ですか?」
「そうよ。困った子でさ。いきなり春休みの間、何とかって学校に行ったきりで、元気でやってるのかしら・・・。連絡くらい、よこせばいいのに・・・。」
一方、みらいは、先程のお菓子屋で買ったクッキーを食べながら、リコを探していました。少しして、モフルンは、甘い匂いが近付いているのを感じ、みらいは、リコが近くにいると期待します。
ちょうどその時、さっきのトラックの上にあったリンクルストーンが、みらいの足元にこぼれ落ちました。
「なんだ・・・。リコじゃないや・・・。」
「ごめんモフ・・・。違ったモフ・・・。」
「リコ、どこ行ったんだろう・・・? って、リンクルストーン!?」
気付くの遅っ。しかし、リコでなかった事にガッカリしたのは高評価ですね。リンクルストーンよりもリコを優先して気にしている訳ですし。いやー、いい感じに、私の脳内百合思考を熱くさせてくれますね。(笑)
すぐに、みらいは引き返しましたが、近くにいた猫がリンクルストーンを取って逃げて行きました。
「待って! リコー! どこなのー!? リンクルストーン、見つけたよー!」
見つけても手にしてなきゃ意味ないと思うのですが。まあ、しかし、リコの名を叫んだのは、いい感じに、私の脳内百合思考を(以下略 & 笑)
っていうか、猫。お前、やろうと思えば、みらいが引き返す前に咥えて逃げる事もできただろ。あと1歩のところで、咥え逃げするとか間違いない。この猫、ドSだ。(笑)
同じ頃、リコは今日子から、両親について聞かれていました。父は考古学者、母は料理研究家として、あちこちに回っているようで、しばらく会っていません。
「あなたの事、心配でしょうね。子供の事を思わない親は、いないから。」
「うちの子は、何か興味を持つと、すぐ周りが見えなくなって、勝手に突っ走って行っちゃうんだよね。しょうがない子でしょ。」
「でも、やっぱり可愛いものよ。」
「似てるかも。こっちに一緒に来た子がいて、考えるよりも先に行動しちゃうし、自分の事よりも、人のためにって子で、本当、おせっかいなんです。」
「友達・・・。ええ!」
「仲がいいのね。話してるあなたを見て分かるわ。」
「まあ、一緒にいると、退屈しないですから。」
「え? お店は?」
「だから、困った時はお互い様だって。探しものは、1人よりも2人でしょ!」
それを聞いたリコは、みらいが1話でも同じ事を言っていた事、そして、その前にイチゴメロンパンを食べていた事を思い出し、家を出ました。
その頃、みらいは、リンクルストーンを咥えていった猫の行方が分からず、リコも見つからずで元気がありませんでした。
買ったクッキーも残り1枚となりましたが、リコのために取っておく事に。とはいえ、クッキーだけでは腹は満たせず、何か食べたいと、みらいは言います。
「何かこう、もっと大きくて、甘いもの・・・。食べたいな・・・、イチゴメロンパン。」
~ Bパート ~
しばらくして、みらいとリコは、イチゴメロンパンの店で合流。
「こっちこそ、みらいの考えなんてお見通しよ!」
少しして、みらいとリコは、リンクルストーンを咥えた猫を発見。猫はまたしても逃げ出し、みらい達は追いかけます。
しかし、スパルダが、この猫を捕獲。ですが、猫の威嚇が、スパルダのくしゃみを誘い、その間に、リンクルストーンが猫の口元から離れました。
みらい達は、リンクルストーンを取ろうとしますが、スパルダはそうはさせないと、ヨクバールを召喚します。
2人は変身します。今回は、サファイアスタイル。
バトルスタート。サファイアスタイルは、スピードに長けた変身スタイルではあるものの、今回のヨクバールは動きが速く、2人は、ヨクバールの攻撃で地に落とされます。
近くにいた人達は、ヨクバールを目にして逃げ出します。
「この世界の連中ときたら、魔法界のヤツらに輪をかけて情けないね! 魔法も使えないとは、惨めなもんさ。」
「あなたには分からないでしょうね。」
「マジカル?」
「優しくて、温かいの! 魔法界も、この世界の人も!」
「そんな事させない! ここには、お父さんやお母さん、おばあちゃん、友達のみんな。私の大切な人がいっぱいいるの!」
「マジカルの言うとおりだよ。魔法界も、私達の世界も、みんな温かくて、大切なんだから!」
とはいえ、スパルダは、下らないと、ヨクバールに攻撃を指示。
ヨクバールは、2人の後をどこまでも追ってきますが、2人は連携攻撃で、ヨクバールを追い詰めます。
まずは、マジカルがパンチ。これは、ヨクバールに防がれますが・・・、
↓
ミラクルが前方に回りこんでキック。
↓
その後、ヨクバールが落ちていくところを、ダブルキック。
↓
ヨクバールを蹴り上げたら、今度は、手繋ぎ掌打で叩き落とし。
その後は、サファイアスマーティッシュでヨクバールを撃退。しかし、リンクルストーンは、なくなってしまいました。
「大丈夫! きっと見つかるよ! みんなで一緒に探せば、ね!」
「ええ!」
少しして、みらいは、リコを家に案内しました。リコは、先程行った場所であるだけに、驚きます。
その直後、今日子がやって来ました。今日子は、娘の肩に手を乗せます。
「お母さん・・・。」
「あ・・・、あの・・・、は、話せば長いんだけど・・・。」
「いいわ。時間はたっぷりあるから、ゆっくりとお話聞きましょうか?」
「え、あ、はい・・・。」
そんな中、みらい達の上空には、教頭がいました。教頭は何のために、ここに来たのか?
今回は、これで終了です。
次回:「モフルンの初登校? ワクワクのトパーズをゲットモフ!」
ナシマホウ界に来たリコは、みらいと同じ中学校に通う事になり、しかも、みらいの家で一緒に暮らす事に。
しかし、モフルンが、甘い匂いを感じて学校に来ちゃったようで・・・。
さて、次回は、最後の変身スタイル「トパーズスタイル」が出そうですね。
この変身スタイルは、データカードダスに出てきそうなコスチュームで、他の3つと比べてバトル向きとは思えず、どう戦うのか気になりますね。一体どんな戦いを披露するのか?
次回予告直後の提供画像も、劇場告知動画でした。こちらも、序盤のシーンですね。
今回のイラストコーナー
「あまいにおいのにがおえ」とあるけど、似顔絵って甘い匂いがするの? 初耳だよ!(笑)他には、リンクルストーンが飛んでいっている事に反応している、カラス、猫、はーちゃんが面白いですね。
【まとめ】
リコと共にナシマホウ界に帰ったみらいは、新たなリンクルストーンを発見したものの、手に入れる事はできませんでした。
今回も、自分の事よりも友達のために行動する、みらいの良いところが色濃く描かれた話だったと思いますね。
ナシマホウ界に帰ってきて早々、リンクルストーンをカラスに持ってかれたり、リコと離れ離れとなりましたが、その後はずっと、リンクルストーンよりもリコの事を気にしていたのが良かったですね。
特に、甘い匂いの元がお目当てのリンクルストーンだったとしても、リコでなかった事にガッカリしていたのは、どれだけリコの事を大切に思ってるかが感じられ、感銘を受けました。まあ、リンクルストーンであった事に気付かなかったのは、何か興味を持つとすぐ周りが見えなくなるという事を考えると、悪いところでもありますが。
また、母・今日子の存在が、みらいの魅力をさらに引き上げたと思いますね。
見ず知らずのリコが、お腹が空いて困っていると知ってや否や、家に誘って簡単な食事を出したのは、みらいに通ずるところがあると感じ、この親にしてこの子ありだと思いました。もしかしたら、何か興味を持つと、すぐ周りが見えなくなって、勝手に突っ走るのも、母譲りなのかもしれませんね。
さらに、イチゴメロンパン、「探しものは1人よりも2人」というセリフと、1話の要素が今回のキーワードになっていたのも上手いと感じました。
前話でも、2話の冷凍ミカンが感動要素に繋げていたりと、始まったばかりの話に出てきたちょっとした要素が、後の面白さに繋がっているのは良いですね。今後も、こういうのがどれだけ出てくるのか、注目したいものです。
さて、次回は、最後の変身スタイル「トパーズスタイル」がお披露目されそうではありますが、そんな事よりも、リコがみらいと一緒の学校に通うんですってよ! しかも、同じクラスですってよ! さらに、一緒に暮らすんですってよ!
何、このトリプル朗報。あまりにもワクワクもん過ぎて、興奮を抑えきれん・・・。(笑)
しかも、リコがナシマホウ界の学校に通うって事は、前作のトワや「スイート」のエレンみたく、何かしら名字がつくのかも? さすがに、リコとだけ名乗ってずっと学校に通うのはおかしいと思いますし。もしかしたら、「朝日奈リコ」になる可能性もある!?
うおおお、次回が楽しみ過ぎる! 早く来いや、次回!