…①入院手術1から続く…人工肛門閉鎖の手術を終え病室に帰ってきた…
【緊急手術までの経緯】
①痛む腹部に時々麻酔を注入しながら回復を身体に任せる。点滴注入、レントゲン検査、採血、検温、問診...
②術後2日経つが腹痛が増強される。
③翌日採血で炎症の急激な悪化が認められた。腹部レントゲン写真に腹部内ガス悪化が疑われ、CT検査にて液体貯蓄とガス、腸液の貯まりがあることが分かる→処置室にて患部に管を入れて吸引→腸液を確認
原因は、
・人工肛門閉鎖時の損傷(小腸穿孔)
・小腸の癒着剥離(傷んでいた可能性)
損傷の可能性の小腸はすべて修復か切除・バイパス→洗浄→ドレナージを行う必要がある。
④人工肛門閉鎖から3日後の夕方(18:30)緊急手術となる。
【手術前】
通算4度目の全身麻酔手術だ、去年6月に続き2回も緊急手術になる。
手術前の説明「腸が傷んでいた可能性」など…
この状況は、理由がどうであれ自分が作り上げてきた事なので仕方ないことだ。
こうやって夜にも拘わらず(家にも帰らずに)施してくれる執刀医、スタッフの方たちに感謝の気持ちが湧いてくる。
後は、身を委ねるだけだ「これが本当に最後の手術」「必ず良くなる」と
手術室に入って態勢が整うまでの手順については大体把握している。指示とともにスムーズに身体が動く。
不安感が無いわけではないが、施してもらえる感謝の念が不安を上回る。
【手術】
麻酔が徐々に効いてくるのが分かる…
(照明がぼんやり揺れている)…
・・・・・何も覚えていない・・・・・
麻酔から目が覚める
時計を見る 23:15 4時間超えか…
(小腸70㎝切除、複数人で確認し弱い部分を補強)
こんなに長い時間、待っていてくれた妻に礼を言う「ありがとう」
悪寒で身体が震えている 声を出すのが精いっぱいだ(聞こえただろうか?)
心の中でつぶやく
「気つけて帰ってくれ」←真夜中の運転
その後,術後の処置室に運ばれた。
震えと熱が冷めるまで過ごし 自分の病室に戻っていった。
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『通算4度目の全身麻酔手術だ、去年6月に続き2回も緊急手術になる』
『この状況は、理由がどうであれ自分が作り上げてきた事なので仕方ないことだ』
これらのことがきっかけで、「食と健康、病気の原因について」、更には「本当の自分とは?」を真剣に考えるようになりました。
病といえばそれまでのこと 身体のせいにするのは簡単なことです。
入院中、方々に世話になりっぱなし 迷惑を掛けっぱなしの自分がいたのも事実です。
同じことを繰り返さないように”根本的なところ”から「なぜそうなったのか?」
まずはそこから考えるようになりました。
改善しなければまた病気になるでしょう。入院すれば回りがまた世話をしてくれるでしょう。
それでは幼子と同じです。
自分は、幼児性を持ち合わせた自分勝手な爺にはなりたくありません。
…③周術期 夢だけど夢じゃなかった?…に続く
2023.11.1追加
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