はじめに
私たちは人をやっているが 「人はどうゆうものか教わらない」 = 「人は人が何者かわからないようにさせられている」=(洗脳) と深読みしてみると ➪ そういったこと(人とは?)を各個人が知ると「困る者がいる」ということだ
泌尿器――②尿生成のしくみ
血液は糸球体(しきゅうたい)でろ過されて原尿がつくられ、次にネフロンで必要な成分が吸収され尿が生成される
【位置】
腎臓
【構造】
尿は、2つの過程を経て生成される
① 最初の過程は、糸球体における血液の濾過
糸球体=腎臓にある毛細血管の束でポーマン嚢(のう)という尿細管に囲まれている
糸球体とポーマン嚢が一組になったものを腎小体(じんしょうたい)という
腎小体とそれにつながる一本の尿細管からなる長い管がネフロンである
【腎臓に送られた血液を濾過して尿をつくり出すネフロン】
◎ 一つの腎臓には、約100万個のネフロンがあるが、常に働いているのはそのうち6%~10%
・ 万一腎炎などでネフロンの一部が機能を失っても、ほかのネフロンがカバーする
・ そのため、片方の腎臓だけでも十分に機能を果たすことができる
※ 腎臓には、毎分800~1000㎖の血液が送り込まれる
👇ネフロン =(血液をろ過して尿をつくり出しているもの)
血液 ➡ ―― 【 ネフロン(ろ過)】―― ➡ 尿を作る
【血液が濾過されて原尿が生成される】
① 腎動脈は、腎門部から枝分かれして輸入細動脈(ゆにゅうたいどうみゃく)となり、糸球体を形成する
② 糸球体の毛細血管は、次の3層から成っていて、これらの層は、フィルターの役目を果たしている
1)血管内皮細胞(けっかんないひさいぼう)
2)糸球体基底膜(しきゅうたいきていまく)
3)足細胞(そくさいぼう)
③ 血液は、このフィルターをとおしてポーマン嚢に濾し出される ➡
➡ この成分を【原尿】という
◆ 原尿の血球成分(赤血球・白血球・血小板)やタンパク質は分子が大きいので、濾過されて押し出されることはない
◆ 原尿量は、1日に150リットルにも及び、最終的につくられる尿の100倍に相当する
◆ 原尿のなかには、まだ利用できる成分が含まれており、それらの成分は再吸収されて血管へ戻される
【尿の色と健康の状態の関係】
尿の色は健康状態と深くかかわっている
◇ 健康な人の尿 ―― 透明で淡い黄色 =(ウロクロームという色素によるもの)
◇ 濃い尿 ――― 朝一番の尿、運動をして汗をかいたり、水分が不足した場合に濃くなる
◆ 無色透明 ―― 糖尿病の人に多くみられる=喉が渇くため多量の水を飲んで尿が薄まりやすい
◆ 濃い黄褐色 —— 肝機能に異常があるときに現れやすい
◆ 乳白色で濁り ―― 尿路の疾患や腎盂炎(じんうえん)、膀胱炎(ぼうこうえん)、尿道炎、前立腺炎などが考えられる
◆ 尿が赤い ―― 血液が混じっているためで、腎疾患(じんしっかん)、尿路結石、膀胱や前立腺などに重大な病気が潜んでいる可能性がある
美しい人体図鑑
自分のからだを知り尽くす!/ 監修 東京女子医科大学 名誉教授 梶原哲郎氏の書籍を引用しています。
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