塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ハメス・ロドリゲス、スペイン国籍を取得へ

2019-04-10 15:15:33 | 日記
 現在、バイエルン・ミュンヘンに所属するハメス・ロドリゲスがスペイン国籍を取得したと報じられています。

 とは言いましても、外国籍選手としての扱いが取り除かれたとはいえ、ジダン新監督はこのコロンビア代表の助けを求めていないも言われています。

 このスペイン国籍取得というのは、意味合いがよくわかりませんが、市民権を得たという形なのでしょうか。

 よく大リーグでプレイするために渡米した選手が、そのまま永住権を持つような形だと僕は解釈しています。

 こうしてみますと、国籍、帰化、永住権に市民権など、競技に限らず僕たちは改めて自分の育ったルーツに考える機会が、驚くほど多いことが浮かんできます。

 ミランとインテルが枝分かれした背景も

 ミランはイタリア系と英国系に国籍を絞っていた
 インテルは良い選手、クラブは必要とするならば、国籍を問わない

 という考えに相違が枝分かれの要因にありました。

 とはいうものの、キングがジェノアに移籍した際の騒動には、やはり日本と言う本場では無い国からやってきた選手という見解が、当然含まれていたはずです。

 ペレのクラブ、サントスでレギュラーを張る、という素晴らしい実績があったとしても、日本と日本人がカルチョには結びつかない、これがわずか25年前のイタリア国内での認識でした。

 日本も多くの旅行者が海外からやってくる時代ですから、僕らも最小限の情報は得ていた方が良さそうです。

 僕は今、新潮文庫から刊行されている「十字軍物語2」を読んでいますが、サッカークラブにおいて、様々な宗教的価値観の選手たちが揃うことは、むしろ凄い事だと感じますけどね。

 
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4月とは思えない寒さの中で

2019-04-10 15:02:06 | 日記
 いやあ、4月とは思えない冷え込みですね。

 僕の住む千曲市も氷雨模様で、出かける際には上着やマフラーが必要なほどです。

 寒暖の差が激しいせいか、先週は体調不良で勤務を早退してしまったこともあり、体調管理の維持について考える機会が出来ました。

 2017年10月のワールドカップアジア最終予選、日本代表が最終戦を戦うためにサウジアラビアに向かった時も、日本とは大きく異なる気候風土の点が問題視されました。

 サッカーはどんな試合でもホームとアウエイの両方で戦います。

 ですから気候風土の問題は、日本遠征のサウジアラビアにも関わる問題ではあります。

 しかし、最終戦が行われたジッタは、夜になっても気温が下がらず、同時に湿度も高い地域ということで、サッカーというトランジションが特徴の競技からすれば、実に酷な形でした。

 野球は投手、打者、それぞれに間がもてる
 バスケットはタイムアウトを要求でき、その間に水分補給と戦術確認ができる

 しかし、サッカーはハーフタイムの15分しか戦術確認ができませんし、水分補給すらそんな簡単にはできません。

 アジアではイランのような、乾燥に見舞われた地域もあれば、欧州ではアイスランドのような酷寒の地域、南米では標高の高い国があるなど、遠征すること自体が苦労を伴う。

 そのような事例が多々あります。

 僕は休日なので、本当ならば今日、スタッドレスタイヤをノーマルタイヤに交換する予定でしたが延期しました。

 この寒さが、Jリーグの観客動員に影響がなければよいのですが。
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ナイキ、アディダス、それぞれの思惑

2019-04-10 01:30:07 | 日記
 日本代表も参戦するコパ・アメリカ、今回の開催国はブラジルになります。

 ナイキはこのコパ・アメリカに向けて、レアル・マドリード所属のヴィにシウス・ジュニオールをファン・プロモーションに抜擢するとのことで、ネイマールとの2頭体制を描いている様子です。

 また、日本代表は6月のキリン・チャンレンジカップにおいて、アディダス・ジャパンとの契約20周年を記念した記念ロゴを披露するそうで、招集選手だけでなく、新しい話題が出来た形です。

 これらの話題は全て専門サイト「フットボール・ウエブマガジン」で確認できますが、今の方は

 1・ブラジルが過去、アンブロ、トッパー、アスレタと契約していたこと
 2・日本が過去、アシックス、プーマからも用具提供を受けていたこと

 は知らないでしょうね。

 逆に言えば、有力国とスポンサーは長期契約を結び、他のブランドになびかないように注意しているともとれます。

 南米でいえばアルゼンチンとアディダス
 アジアでは韓国とナイキ

 が、事例の代表格と言えるでしょうか。

 ウルグアイは現在はプーマですが、過去にはエネーレやウールシュポルトの時代がありましたし、イタリアもウルグアイ同様にプーマと2003年から長期契約を結んでいます。

 しかし、それ以前はカッパ、ナイキ、五輪代表はエレア、ディアドラというように、契約先は頻繁に変化していますし、82年のワールドカップ優勝時はル・コックでした。

 ル・コックは86年のアルゼンチン代表を支援しており、マラドーナも当然このジャージで優勝カップを掲げたわけです。

 僕はこの時代、海外サッカーも国内サッカーも身近ではありませんでしたが、懐かしいと思うのは晩年のマラドーナの特集記事やビデオを購入したことがあるためです。

 しかし、今の方はマラドーナではなくメッシとロナウドに夢中なわけですが。
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イグアインに見られる移籍の旅

2019-04-10 01:16:20 | 日記
 ワールド・サッカーダイジェスト2019年2月21号の表紙は、ミランからチェルシーに移籍したゴンザロ・イグアインがメインとなります。

 チェルシーは指揮官マウリツイオ・サッリが既に今季限りで退任とも指摘されています。

 しかし、このアルゼンチン代表がナポリ在籍時、サッキ政権の根幹を担った事例を思えば、イグアインの移籍は非常に妥当とも思えます。

 イグアインのような名手でも、移籍は思うようにいかない、これがサッカーの怖さでしょうか。

 彼はいきなりセリエAにやってきわけではありません。

 少なくともレアル・マドリード、ナポリ、ユヴェントスと見る景色、習慣、クラブの内情がいずれも異なるクラブで、自分の担う責任を全うしてきました。

 ですから、ユヴェントスに1年で復帰したレオナルド・ボヌッチも同様ですが、選手個人では何か解決できない要素が、移籍にはつきものなのでしょうね。

 逆にスペイン代表のスソのように、ミランで主軸となる外国籍選手はいますし、何よりスペインの選手にとってカルチョは、スペインの概念とは根本的に異なる「鬼門」の土地であり競技だからです。

 ロナウドが契約違約金も含めれば430億円とも言われる金額を動かし、初年度から

 「ミスター・チャンピオンズリーグ」

 と讃えられる動きを見せていることは、実に脅威であり驚きです。

 このポルトガル代表がトリノにさえこなければ、イグアインの流浪もなかったのでしょうが、さすがに5度のバロンドール受賞に加え、欧州王者ポルトガルの大エース。

 が競争相手になっては手が出ないと言えます。

 僕はロナウドがユヴェントスを欧州王者に導いたならば、ファンは銅像を建てるのではないかとさえ思います。

 ロナウドの動きにはユヴェントスと相反する、トリノファンでさえ脱帽というところでしょうか。
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