塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

指揮官がベテランと対峙する瞬間

2019-04-15 19:16:18 | 日記
 ガンバの宮本監督は、現在インテルを指揮するスパレッティ監督と同じ現実に直面している印象を受けます。

 スパレッティはローマ時代の最後、主将であるトッティが90分通じて集中力を維持し、同時に求められる責任を負えないと感じていました。

 ストレスの多いセリエAで、40歳という年齢ながらローマを誰よりも熟知し、ウルトラスからの信任を集めていることは素晴らしいことなのですが、彼の重みがスパレッティが抱える重み。

 という現実に直面します。

 トッティ獲得に最後まで意欲を見せた東京ヴェルディですが、仮に移籍が実現していたら、と考えるのはファンタジーの世界です。

 しかし、えんじ色のジャージのみ(例外は代表の青いシャツ)で戦う現役生活は、トッティにとってもかけがえのない時間だったでしょう。

 遠藤はガンバ一筋でプレイしてきたわけではありません。

 しかし、ガンバと言えば遠藤、遠藤と言えばガンバという図式は簡単に成立します。

 二川や橋本、丹羽などガンバは多くの主力が近年移籍しましたが、ヤットの移籍を想像したファンはいないと思います。

 彼の場合、スパイクも提供されるジャージのいずれもアンブロと言うこともあり、だからこそクラブの象徴と言う印象が更に強まります。

 ただ39歳になる彼の影響力が、まずい方向、言い換えると

 「一人の選手の影響力がクラブを蝕んではならない」
 「ドレッシングルームでの発言が強すぎる」

 という形ではいけませんよね。

 2003年、ユナイテッドはファーガソンが既に選手ではなくポップスターとして認知されているベッカムを潔く切ります。

 また現オランダ代表監督のロベルト・クーマンは、バレンシアの指揮官に就任した際、クラブを牛耳っている(と彼が認識した)3選手

 サンティアゴ・カニサレス
 ビセンテ・ロドリゲス
 ダヴィド・アルベルダ

 を追放する決定を下しました。

 遠藤が体調を保っている間は出場に異論はでないわけですが、仮にそうでなくなれば宮本監督の決断に注目が集まります。
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家族でラーメン店を訪れて

2019-04-15 18:56:13 | 日記
 今日の夕食は、家族団らんの形でご近所のラーメン店を訪れました。

 塩中華そばをすすり、チャーハンを父、弟と一皿分け合いながら食べたのですが、食べながら感じたことは外食産業の在り方でした。

 僕は営業職ではありません。

 僕は運転免許証を取得して以降、高速道路を利用したことは1度だけ、方向音痴でタイヤトラブルなど、自力で解決することは当いてできません。

 加えるならばカーナビは1度も使ったことが無く、今日スタッドレスタイヤを交換しましたが、それも手数料を支払ってお店に頼んだ形です。

 営業職の方は外食が中心でしょうし、特にラーメンや牛丼店が人気のようです。

 でも、これらのお店を選択するのは男子的発想のように思えます。

 もし営業職で個人で動くのであれば自分で食事に責任を持てばよいでしょうが、仮に男女混合がペアで作業するのであれば、ラーメンや牛丼、かつ丼一辺倒にはしない方が良いと思います。

 高カロリー、タンパク質と野菜不足。

 これらは女性が食事を摂取する際に、何より気遣っていると思われるためです。

 男性でも気遣う人間が増えてきていると思います。

 僕個人がそこまで栄養素やカロリー摂取が的確かどうか、と指摘されればそうではありません。

 ただ、毎日のようにラーメンやチャーハンを食事に求めないことは確かです。

 Jリーグが契機となり多くのプロリーグが誕生したおかげで、栄養素や食生活が見直されていることは周知の事実です。

 町田ゼルビアのようにクラブ主導で食堂を開設した存在もありますし、ヨガや24時間営業のスポーツジムの割合も増えています。

 ラーメンを美味しく食べた翌日は、幾分油分の少ない食事をした方が、体調管理に役立つと思います。

 ただ蕎麦のように蕎麦だけ食べても、必要な栄養素が不足気味と言う事例もあるわけですが。
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リバプール、ナイキと新契約を協議中

2019-04-15 01:47:31 | 日記
 正式決定ではありませんが、リバプールは現行のニューバランスからナイキとの新契約を協議中とのことです。

 この情報は専門サイト「ユニ11」に詳しく掲載されていますが、ニューバランスからナイキへ契約変更した事例はすでにセビージャがあります。

 欧州レベルではポルトとの契約が残っていますが、Jリーグではモンティディオがペナルティと新契約を結び、サガン鳥栖が今季も苦戦中と、僕らからみればマイナスの印象を受けます。

 ナイキはプレミアに的を絞れば、ユナイテッドとの契約を終えるという決断をしたのち

 スパーズと新契約(前ブランドはアンダーアーマー)
 チェルシーと新契約(前ブランドはアディダス)

 を締結します。

 アーセナルはプーマとの現行契約が終了し、すでにアディダスとの新契約を締結しています。

 ナイキが盤石化といえばそうではなく、マンチェスター・シティにプーマを奪われています。

 実際、リバプールがナイキと契約するのか、ニューバランスが現行の契約内容を見直して再契約に至るのか、定かではありません。

 ベルギー代表のフェライニがファン・プロモーションのため来日した際のことを思えば、最終的に喧嘩別れしてナイキに鞍替えするとは、到底思えませんでした。

 4-4-2の評判のよさ
 テケラのバーションアップ

 など、ニューバランスはキットも含めて改良は加えていますが、何かが選手からすると不足しているのかもしれません。

 ニューバランスがどのような決断をするかわかりませんが、クロップと選手たちの結びつきを見れば、手放すことは惜しいと考えるのが普通ように思えますね。
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改めて振り返る、あの試合の風景と得点

2019-04-15 01:21:13 | 日記
 やべっちFCの中で、2011年のチャリティ・マッチ「日本代表対Jリーグ選抜」のダイジェストが放映されました。

 僕は後にも先にも、サッカーの試合で涙を流したことはないと思うんですね。

 あのチャリティ・マッチの当日、仕事を終えて帰宅しハイライトを見たんです。

 楢崎からのロングフィードを田中マルクス闘莉王がくさびのパスをキングの足元に落とし、ゴールが生まれたその映像を見たら自然と泣いていました。

 そしてやべっちFCの映像を見て、また涙が出てきました。

 日本代表がプロ化して以降、節目のゴールを目撃すればするほど、僕に限らず日本中が歓喜に沸きました。

 1997年マレーシア、ジョホールバルで岡野雅之がイラン代表から奪った決勝点
 1998年、フランス・ワールドカップ対ジャマイカ代表との一戦で生まれた、中山雅史のワールドカップ初得点

 中にはロシア大会、対コロンビア戦のPKを決めた香川真司の雄叫び、1996年アトランタ五輪でセレソンから奪った、伊東輝悦のゴールが印象深いと考えるファンもいるでしょう。

 しかし、ゴールが決まった瞬間、喝さいではなく

 「瞼が熱くなった」
 「この瞬間、サッカーの持つ尊さを理解できた」

 と感じる気持ち、皆さんも沸き上がったと思うのです。

 指揮官ザッケローニが

 「失点して嬉しいと思ったことは、今回が初めてですよ」

 と語り、日本に気遣いを見せてくれたことも嬉しかったですね。

 今後、何度見返してもやはり泣いてしまうと思います。

 日本人選手の中でだれよりもサッカーと向き合い、サッカーの素晴らしさと残酷さの両方を知りえる人物だからこそ、得点できたとも感じています。
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