塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

範疇を超える勇気とは

2024-12-11 20:27:56 | 日記

 日本のジーパン業界は、1990年代に入り一気に活性化します。

 

 それはエヴィス・ジーンズやフルカウント、ウエアハウスなど現在でも人気のあるジーンズブランドが誕生し

 

 リーバイス501XXを超えるジーパンを作りたい

 美しい色落ち、手作りの良さを再現したい

 

 という、強い信念の下で厳重な生産体制を築き上げたためです。

 

 彼らの現在が、この501XXにあることも事実

 しかし、このしがらみから逃れることもまた困難

 

 という印象もあります。

 

 なぜならば、カルバン・クラインやアルマーニ・ジーンズに代表される「デザイナー・ジーンズ」は、ジーンズはもっとかしこまって着用しても問題ないよと提案し、ブルック・シールズがモデルになりました。

 

 また、PT01に代表されるイタリア生産の品は

 

 僕たちは当然リーバイスに大きな敬意を払っているよ

 でも私たちは仕立ての歴史を持つ国だ

 従って、ジーンズにも同様の工夫をしている

 

 と胸を張ります。

 

 ウエアハウスの「デッドストック・ブルー」や、フラットヘッドの3005は所有していませんが、写真だけでその高い品質と情熱がわかりますが、その範疇から僕たち消費者は逸脱してもよいのです。

 

 サッカーでもヴィッセル神戸が優勝した背景には

 

 私たちは他のクラブを追随しない

 同じ戦術、同じ布陣で戦う意味などない

 練習から激しく言い合いますよ

 

 という、欧州クラブのような厳しさがあるためですよね。

 

 ですから範疇を超えた先に、新しい発見があるように思いませんか。

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