フランス代表監督のディディエ・デシャンと、キリアン・エムバッペに隙間風が吹いているといいます。
直接の理由はわかりませんが、キリアン・エムバッペはデシャンから代表招集を受けても、応じないつもりともいわれ、険悪な間柄は相当深い様子です。
フランス・サッカー協会は、デシャンに大きな信頼を与えており、よほどのことがない限り監督の交代はないでしょう。
特にジネディーヌ・ジダンがクラブの監督に就任しないのは、デシャンが契約満了で代表を去ったあと、自分が後釜になるためという話もあります。
1980年代、ベルント・シュスターは西ドイツ代表の枠を超え、欧州でも屈指の名手でした。
しかし代表監督ではなくマスメディアが、理由は定かではないものの、シュスターと年上の妻との関係性を揶揄したらしく、シュスターは以後、西ドイツ代表からの招集を拒みます。
これが日本ならば
代表選手としての自覚に欠ける
監督と話し合いをすべきなのに、一方的に破棄することはおかしい
と大きく批判されるでしょうね。
ただ選手は基本、代表活動ではなく在籍するクラブから報酬をもらい、出場しているわけです。
ですから将来日本でも、チャンピオンズ・リーグやリーグ戦、代表戦術との親和性を考慮して招集を断る選手が登場すると思います。
案外、拒否する選手がいることのほうが日常かもしれませんし。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます