FIFAワールドカップが、初めて共催という決定を下したのが2002年の韓日ワールドカップの時です。
基本は日本単独での開催が濃厚とされていた様子ですが、結果選手たちは上位に進むと韓国から日本へ渡ることになり、移動も含めた疲労が蓄積されました。
2026年と30年は、それを上回る3か国開催です。
しかし2026年ワールドカップは、基本米国での試合数が圧倒的に多く、ある意味では米国の単独開催に近いといえますね。
ただ、今後単独開催は
ブラジルが2014年に開催した事例、つまり国土は広くスタジアムも含めて48か国(当時は32ですが)が参加できること
サウジアラビアが2034年に正式認定されたように、お金の面で不備がない事
カタールのように、国家がワールドカップの招致と開催に疑念を挟まないこと
が最重要ですよ。
日本ではそんな理屈はまずありませんし、現実的なのはAFCアジア杯を1992年以来、ホスト国として誘致することではないでしょうか。
韓日ワールドカップの際は、まだラグビーのワールドカップ招致も現実味はなく、東京五輪誘致も同様でした。
しかし、現在は多くの競技がプロとなり、海外移籍も多く
「サッカーだけ優遇されている」
「私たちも開催国になりたい」
という競技が多くなってきたと感じます。
日本がFIFAワールドカップの単独開催国になるのは、実に難しいのではないでしょうか。
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