さすらうキャベツの見聞記

Dear my friends, I'm fine. How are you today?

陶芸

2009-07-01 23:09:10 | Wednesday 芸術・スポーツ
 今、患者さんとなっている方から、お知らせをいただいた。


    全国公募2009


   地球の一部を焼きました。


      -陶芸財団展。


 「私の作品も、あるんだよ」とのこと。

 考えてみると、今の職場の利用者は、全国を渡り歩いた商社マンの方だったり、今も配管の設計のお仕事をなさっている方だったり、リストラにあって路上生活者になった方だったり、元特攻隊(生き残り)の方だったり、タクシーの運転手さんだったり、不思議なお一人暮らし?の方だったり、とさまざまな方がいる。
 -前の職場でもそうだが、さまざまな家庭や人生を見、触れるわけで、
  学ばさせていただくことも多く、
  いろいろな味わいがある。

 陶芸展のお知らせをくださった方は、-祖母同様-私にリンパドレナージの勉強をさせたくなるような(リンパ)浮腫を呈していたり、疼痛コントロールのため、すでに強オピオイドを使用している。
 あの手で、陶芸をしていたのか、と
 お知らせをいただいたとき、
 驚いた。

「この手じゃなかったら、もっと大きいものを出すつもりだったのになぁ・・・」
 彼は入院中で、まだ自分の作品が飾られているのを見に行っていないらしい。




 ―――見に行こうかな。
 
 時間が作れるかどうか不明だったが、どうにか、
 深夜明けの日の夕方なら、行けるだろうとふんでいるキャベツ。



 というわけで、ひさびさに、国立新美術館に行きましょか。






        ***************



  ほんじつのひとこと。




     『そこでヨブよ。
      どうか、私の言い分を聞いてほしい。
      私のすべてのことばに耳を傾けてほしい。

            ・・・・・・・

      実に、神にとって、私はあなたと同様だ。
      私もまた粘土で形(かたち)造(づく)られた。


            ・・・・・・・

      聞け。私はあなたに答える。
      このことであなたは正しくない。
      神は人よりも偉大(いだい)だからである。

      なぜ、あなたは神と言い争うのか。
      自分のことばに
      神がいちいち答えてくださらないといって。

      神はある方法で語られ、
      また、ほかの方法で語られるが、
      人はそれに気づかない。

            ・・・・・・・

      神は人のたましいが、
      よみの穴に、はいらないようにし、
      そのいのちが槍で滅びないようにされる。』


            (旧約聖書・ヨブ記 33章1-18節)




               

    
    そう言いたくなる局面はあるんだ。ただ、その前に・・・

    それを取り次ぐ者が、伝えることをよく吟味しなければならないわけで。



    みことばそれ自身、福音それ自体に人がつまづくのは仕方がない。
                  だが、
     それを取り次ぐ者-公で語る語らないにかかわらずすべてのキリストにある者-の、
   言動不一致や、みことばの内容と自分の語っていることの相違があったり、
           あいまいなことを断定したり、
         物事を思い込みで語ったり判断したり、
          自分自身を欺くことがあった場合、
               良くて失笑、
      時には「口ではいいことを言っているけれど・・・」と憤慨させたり
       -いや、憤慨してくれるほうが、まだいい。-
      することを、見聞きし、その都度、つらかった。


          もちろん、多くの方々はそうではないだろう。

         だが、そう見聞きした自分自身は、というと、
        そのかいもなく、やはり甘えてばかりいるわけで、
            日々切磋琢磨していかなければ、と
                思うのみ。



                  

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