面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

『[決戦の記憶 参院選]<6>消えた年金 自民大敗 「ねじれ国会」に…07年』を読んで振り返る

2025-02-27 13:31:07 | 政治
昨日はヘトヘトに疲れてしまって更新できなかった。無理をすればできなくはなかったが、休んでしまった。せっかく続いていたのだが。まあ仕方ない。

自民党は参院選負ける危機感を覚えないのだろうか。国民は経済が悪くて悲鳴を上げているのに負担を軽減しようとしないのだ。国民民主党を袖にして維新と組んだのも安く上がるからでしかない。しかしそれでは参院選惨敗するのだが。

第一次安倍晋三政権で安倍晋三が惨敗したのは安倍晋三に政権運営能力がなかったからだ。閣議で首相が入室しても閣僚が起立しないのだ。これほど指導力がない首相にはお目にかかったことがない。

~~引用ここから~~
[決戦の記憶 参院選]<6>消えた年金 自民大敗 「ねじれ国会」に…07年

[決戦の記憶 参院選]<6>消えた年金 自民大敗 「ねじれ国会」に…07年

【読売新聞】 「年金記録漏れ問題は深刻です。参院選も厳しい戦いになります」 2007年6月9日、首相公邸。ドイツで開かれた主要国首脳会議(サミット)から意気揚々と...

読売新聞オンライン

 


 「年金記録漏れ問題は深刻です。参院選も厳しい戦いになります」

 2007年6月9日、首相公邸。ドイツで開かれた主要国首脳会議(サミット)から意気揚々と帰国した安倍晋三首相は、塩崎恭久官房長官からこう切り出されると、表情を曇らせた。

 民主党など野党は、社会保険庁が年金加入記録の管理を徹底せず、5000万件が該当者不明になっていた問題を「消えた年金」と銘打ち、批判を強めていた。報道各社の世論調査で内閣支持率は急落した。

 「原因と責任を明確にし、けじめをつけることをお約束します」。安倍首相は選挙戦で年金記録漏れ問題を陳謝し、教育基本法改正や防衛庁の省への格上げなどの実績をアピールしたが、逆風は収まらなかった。閣僚に「政治とカネ」の問題や失言が噴出していたことも、有権者の不信感を増幅させた。

 7月29日の投開票日。自民党は改選64議席を大きく下回る37議席に沈んだ。改選定数1の1人区で6勝23敗と大敗したことが響いた。「相当厳しいとは思っていたが、衝撃を受けた。年金記録問題は行政に対する国民の信頼を本当に揺るがしてしまった」(塩崎氏)。

 連立を組む公明党も振るわず、与党は参院で過半数を割り込んだ。安倍首相は翌30日、記者会見で「政治の空白は許されない」と続投を表明し、内閣改造も断行した。だが、政権浮揚にはつながらず、持病の潰瘍性大腸炎悪化を理由に9月に退陣した。

 一方、民主党は、政府・与党批判票の受け皿となり、60議席を獲得。初の参院第1党となり、衆参で多数派が異なる「ねじれ国会」が生じた。小沢一郎代表は31日の党常任幹事会で「本当の勝負はこれからだ」と力を込めた。その言葉通り、民主党など野党は、主導権を握った国会で自公政権を追い詰め、09年衆院選で政権交代を果たすことになる。(肩書は当時)
~~引用ここまで~~


安倍晋三は二代目の「坊や」に過ぎないのだ。「じいや」がお膳立てしてくれなければ自分では何もできないのである。

読売新聞には書いていないが第21回参議院通常選挙の序盤は憲法改正を争点にすると張り切り、空回りしていた。私を選ぶか小沢さんを選ぶか、とも言っていた。

しかし世論が経済が問題だと考えていることがわかると、「成長を実感に」と言い出した。しかし国債発行を30兆円以内に抑えて経済が良くなるはずもない。

そしてとどめが消えた年金だ。これで勝てるはずもない。私も初めは安倍晋三に期待していた。しかし河野談話、村山談話を踏襲した時点で見限った。あれほど政治家に怒りを覚えたことはない。

小泉純一郎の構造改革の反動もあった。痛みを伴う改革に耐えれば経済が良くなるはずではなかったのか。郵政民営化はバラ色の未来をもたらすはずではなかったのか。国民を苦しめただけだったのだ。

民主党に政権交代する前ということも安倍晋三には悪く働いた。民主党に期待するものがあったので政権批判票の受け皿になれたのだ。第二次安倍晋三政権での大勝、連勝は野党が受け皿になれなかったからという面が大きい。

自民党は小渕恵三と森喜朗以外積極財政をしないのだ。減税が必要なのに増税。歳出拡大が必要なのに歳出削減。これで経済が良くなるはずもない。

物価高で名目GDPは増えているが、実質GDPは増えていない。物価高に国民の怒りは頂点に達しそうなのでこのままいけば参院選で自民党は惨敗確実だ。それでも石破茂は国民に還元しようとしないのだ。頭がおかしい。

参院選は何として自公で参議院過半数割れに追い込まなくてはならない。改選過半数割れでは足りない。衆議院同様参議院でも過半数割れに追い込む必要がある。

そのために財務省の犬の新聞は不買・解約して1部でも部数を減らさなければならない。

プロパガンダ装置のテレビはつまらない番組を見ないで視聴時間を減らしたい。それでテレビ支配から抜け出せる。

選挙では自民党を惨敗させなければならないので、投票率が上がるよう、周囲の人にも投票を呼び掛けて欲しい。政治の話は嫌う人もいるのでさじ加減が難しいが。

最後にランキングボタンを押してくれるようお願いする。ランキングが上がればより多くの人に読まれるし、私の命も繋がるからだ。


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