ネット漫画の広告収入は微々たるもの - 面白く、そして下らない
で平成28年の漫画アプリの広告市場は78億円でしかないと書いた。それは正しいのだが、2年後の平成30年の市場規模は167億円に急増している。まだ小さいといえば小さいが広告のみで漫画を読める無料ネット漫画にも将来性がありそうだ。
~~引用ここから~~
http://animationbusiness.info/archives/8212 2018年度電子マンガ市場29%増2387億円 マンガアプリ広告は167億円(アニメーションビジネス・ジャーナル)(適宜改行)
国内のデジタル書籍市場が高い成長を遂げている。2019年7月23日にインプレス総合研究所が発表した「電子書籍ビジネス調査報告書2019」によれば、電子書籍と電子雑誌の売上げを合算した市場規模は3122億円となり初めて3000億円の大台を超えた。伸び率も前年比22%と高い。
全体のうち2826億円(26%増)が電子書籍で、296億円が電子雑誌。電子書籍の成長の一方で、電子雑誌は前年比で6%減と伸び悩んでいることがわかる。
電子書籍市場の高い成長は、2018年4月に大規模海賊版サイトが閉鎖されたこと、それに伴い各電子書籍サイトがマーケティングを強化した効果があったとインプレス総合研究所は説明する。そのうえで電子書籍市場は今後も成長するとし、5年後の2023年度には電子書籍市場は4330億円に達すると見込む。
電子書籍のなかでも存在感が大きいのは、電子マンガ(調査報告ではコミックと表記)である。電子マンガは電子書籍市場全体の84%を占める2387億円。また前年度比で29%成長した。書籍市場全体より高い伸びは、海賊版サイトでマンガがより多く利用されていたことにも理由にありそうだ。
近年では紙でのマンガ雑誌、コミック単行本の売上げは下落傾向が続いている。しかしデジタルでのマンガ売上げの高い伸びで、マンガ市場全体は依然堅調とみてよさそうだ。
インプレス総合研究所は、さらに興味深い市場調査も行っている。近年利用が増えているマンガ閲覧のスマートフォンアプリの広告市場を算出していることだ。マンガアプリは無料で作品を閲覧できることが多く、これまで読書体験は増えているのにマンガ産業市場規模に反映されていないとされてきた。
それをアプリに対する広告のかたちで可視化した。2018年度はこれが167億円になり、前年比67%と高い伸びを示している。マンガ市場全体ではそのシェアは小さいが、伸び率の大きさから今後はますます注目を集めそうだ。
~~引用ここまで~~
少し話は変わるがスマホゲームは意外と支那製が多い。『放置少女』が支那製のアプリだと知ったときは驚いたものだ。日本のスマホゲームの売り上げベスト100のうち30は支那製らしい。これに欧米系のゲームが加わるとスマホゲームでは日本は完全に遅れている。力を入れるべき分野なのかはわからないが、新興ベンチャー企業が入りやすそうな分野だとは思うのだが。
また支那製のSNS『ティックトック』を日本でも禁止しようかという議論が出ている。米国はトランプが大統領令に既に署名した。『ティックトック』の北米事業はマイクロソフトに買収されるとのことだ。
ツイッターは一度凍結されたし、どうにも疲れるので頻繁にはやっていないが、米国製のSNSだ。フェイスブックもそうだ。日本製のSNSは思いつかない。
またグーグルもヤフーも、ヤフー日本法人はソフトバンクが買収したが、米国製だ。
2ちゃんねるも創設者の「ひろゆき」が訴訟逃れのために偽装譲渡したら権利を奪われてしまって今では5ちゃんねるだ。収益はいくらかわからないが、米国に吸い上げられてしまう。
でもそれらを使わないで国産アプリのみのネットだと一気につまらなくなるだろう。「愛国ごっこ」も度が過ぎるだろう。国産アプリに代替品があるものは国産アプリを使うのが良いのだろうが。
購入に関する諸注意 - 面白く、そして下らない
輸入が「損」というわけではないのだ。重商主義は時代遅れだからだ。100円外国に支払う輸入品なら100円分外国人の労働力を買ったことになり、それに付加価値を付ければGDPは増える。安い日用品の類いは途上国で作らせた方が経済的なのだ。
だが目に見えないアプリの類いはどうなのだろう。外国産アプリを使わない方が良いのだろうか。検索エンジンはグーグル一本槍だと検索結果を操作される可能性があるし、ブログのこともあってグー検索を使うようにしているが、グーもグーグルの検索システムを使っているので似た結果が出るのだ。意味があるのかないのか。
アプリ開発に関しては財界が金を出して意欲も能力もある大学生や大学院生に作らせてはどうだろうか。ベンチャーは初期費用の調達がネックなのだ。投資が丸損になる恐れもあるが、新規事業を興すには教育を弄るより意欲も能力もある学生、院生に財界が金を出すことだ。
話を漫画アプリに戻すとピッコマ、コミコ、ラインの漫画アプリは韓国製だからあまり勧めない。ピッコマは金を払わない形で使っているが。ピッコマは広告動画もないので金は流れていないだろう。
出版社系、に限ることもないかもしれないが、の漫画アプリで毎日広告動画を見て少しでも漫画業界に還元するというのも良いかもしれない。
で平成28年の漫画アプリの広告市場は78億円でしかないと書いた。それは正しいのだが、2年後の平成30年の市場規模は167億円に急増している。まだ小さいといえば小さいが広告のみで漫画を読める無料ネット漫画にも将来性がありそうだ。
~~引用ここから~~
http://animationbusiness.info/archives/8212 2018年度電子マンガ市場29%増2387億円 マンガアプリ広告は167億円(アニメーションビジネス・ジャーナル)(適宜改行)
国内のデジタル書籍市場が高い成長を遂げている。2019年7月23日にインプレス総合研究所が発表した「電子書籍ビジネス調査報告書2019」によれば、電子書籍と電子雑誌の売上げを合算した市場規模は3122億円となり初めて3000億円の大台を超えた。伸び率も前年比22%と高い。
全体のうち2826億円(26%増)が電子書籍で、296億円が電子雑誌。電子書籍の成長の一方で、電子雑誌は前年比で6%減と伸び悩んでいることがわかる。
電子書籍市場の高い成長は、2018年4月に大規模海賊版サイトが閉鎖されたこと、それに伴い各電子書籍サイトがマーケティングを強化した効果があったとインプレス総合研究所は説明する。そのうえで電子書籍市場は今後も成長するとし、5年後の2023年度には電子書籍市場は4330億円に達すると見込む。
電子書籍のなかでも存在感が大きいのは、電子マンガ(調査報告ではコミックと表記)である。電子マンガは電子書籍市場全体の84%を占める2387億円。また前年度比で29%成長した。書籍市場全体より高い伸びは、海賊版サイトでマンガがより多く利用されていたことにも理由にありそうだ。
近年では紙でのマンガ雑誌、コミック単行本の売上げは下落傾向が続いている。しかしデジタルでのマンガ売上げの高い伸びで、マンガ市場全体は依然堅調とみてよさそうだ。
インプレス総合研究所は、さらに興味深い市場調査も行っている。近年利用が増えているマンガ閲覧のスマートフォンアプリの広告市場を算出していることだ。マンガアプリは無料で作品を閲覧できることが多く、これまで読書体験は増えているのにマンガ産業市場規模に反映されていないとされてきた。
それをアプリに対する広告のかたちで可視化した。2018年度はこれが167億円になり、前年比67%と高い伸びを示している。マンガ市場全体ではそのシェアは小さいが、伸び率の大きさから今後はますます注目を集めそうだ。
~~引用ここまで~~
少し話は変わるがスマホゲームは意外と支那製が多い。『放置少女』が支那製のアプリだと知ったときは驚いたものだ。日本のスマホゲームの売り上げベスト100のうち30は支那製らしい。これに欧米系のゲームが加わるとスマホゲームでは日本は完全に遅れている。力を入れるべき分野なのかはわからないが、新興ベンチャー企業が入りやすそうな分野だとは思うのだが。
また支那製のSNS『ティックトック』を日本でも禁止しようかという議論が出ている。米国はトランプが大統領令に既に署名した。『ティックトック』の北米事業はマイクロソフトに買収されるとのことだ。
ツイッターは一度凍結されたし、どうにも疲れるので頻繁にはやっていないが、米国製のSNSだ。フェイスブックもそうだ。日本製のSNSは思いつかない。
またグーグルもヤフーも、ヤフー日本法人はソフトバンクが買収したが、米国製だ。
2ちゃんねるも創設者の「ひろゆき」が訴訟逃れのために偽装譲渡したら権利を奪われてしまって今では5ちゃんねるだ。収益はいくらかわからないが、米国に吸い上げられてしまう。
でもそれらを使わないで国産アプリのみのネットだと一気につまらなくなるだろう。「愛国ごっこ」も度が過ぎるだろう。国産アプリに代替品があるものは国産アプリを使うのが良いのだろうが。
購入に関する諸注意 - 面白く、そして下らない
輸入が「損」というわけではないのだ。重商主義は時代遅れだからだ。100円外国に支払う輸入品なら100円分外国人の労働力を買ったことになり、それに付加価値を付ければGDPは増える。安い日用品の類いは途上国で作らせた方が経済的なのだ。
だが目に見えないアプリの類いはどうなのだろう。外国産アプリを使わない方が良いのだろうか。検索エンジンはグーグル一本槍だと検索結果を操作される可能性があるし、ブログのこともあってグー検索を使うようにしているが、グーもグーグルの検索システムを使っているので似た結果が出るのだ。意味があるのかないのか。
アプリ開発に関しては財界が金を出して意欲も能力もある大学生や大学院生に作らせてはどうだろうか。ベンチャーは初期費用の調達がネックなのだ。投資が丸損になる恐れもあるが、新規事業を興すには教育を弄るより意欲も能力もある学生、院生に財界が金を出すことだ。
話を漫画アプリに戻すとピッコマ、コミコ、ラインの漫画アプリは韓国製だからあまり勧めない。ピッコマは金を払わない形で使っているが。ピッコマは広告動画もないので金は流れていないだろう。
出版社系、に限ることもないかもしれないが、の漫画アプリで毎日広告動画を見て少しでも漫画業界に還元するというのも良いかもしれない。
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