昨日は「ゼロの焦点」のさわりだけお伝えしましたので、今日は、大凡のストーリーをお伝えしたいと思います。
ワーナー・マイカルさんのストーリーの説明は次のようです。
「見合い結婚で夫・憲一と結婚した禎子、しかし、結婚から7日後に、夫は仕事の引継で勤務地だった金沢に出かけ、そのまま行方不明となる。夫の過去をほとんど知らな禎子は、憲一の足跡をたどって金沢へ。憲一のかっての得意先の社長夫人、室田佐知子、そして社長のコネで入社し受付嬢をしている田沼久子。2人の女性との出会いが事件のさらなる謎を呼ぶ。夫に自分の知らない別の顔があったのだ。やがて新たな殺人事件が起こる。」
実際に映画を見ますと、この解説の通りなのですが、夫の憲一は戦後の混乱期に警察官をしていて、この時、米軍がらみの事件が起きて社長夫人、室田佐知子などと顔見知りになります。
その昔の事件とは?これを喋ってしまいますと、事件の動機が判明してしまいますので、止めておきますが、広末が扮する禎子さんを夫・憲一が本心で愛していたことは、見ているものとして救われる思いでした。
昨日も申し上げましたが、広末の行動と判明した事実がストーリーの謎を解いていきますので、大変、分かりやすいものとなっています。
また、人々の服装や列車、街並みなどが当時をうまく表現しており、この点も面白いところでした。
皆さんも是非、ご覧下さい。
さて、次に「なくもんか」ですが、この映画を小生は見るつもりは全くなかったのですが、かみさんが見たいというものですから、おつき合いで見てしまいました。
ストーリーとしては、
「東京、下町。ハムカツで人気の「デリカの山ちゃん」の2代目店主・祐太は、誰の頼みも断らない究極のお人好し。彼は親に捨てられ、弟と生き別れた過去がある。そしてその弟こそ、人気お笑い芸人「金城ブラザーズ」の祐介だった。祐太は先代の娘・徹子と結婚、婚姻届を出すために手に入れた戸籍謄本で祐介が実の弟だと知る。早速祐介に会いに行く祐太。しかし偽の兄弟芸人として売り出していた祐介の態度はすげないものだった・・・。」
というものですが、阿部サラヲさんの「泣きそうな、そして、同時に笑いだしそうな」なんとも不思議な表情が心に残る映画でした。
次回は、「笑う警官」で、「北海道警察」内部に隠された闇を見たいものだと思います。
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