とうとう明日となりました。血管奇形の手術。
今日から入院です。
今日は入院するだけなので、手続きが終わったら、
後は治療の説明まで、なにもすることがありません。
売店でマンガを買って、少し暇つぶしです。
暇つぶしをしてたら、看護士さんから色々と明日の準備を説明されます。
・今日中にお風呂に入っておく。
・カテーテルは足の付け根から入れるから、下の毛の処理が必要。
(自分でやりました。)
・足の血栓予防に、ストッキングを履くので、
そのストッキングを用意する。
(結局、病院に用意してもらいました。^^;)
・明日の9時以降は食べてはいけない。
(朝食は8時なので、食べてもOK。)
・明日の10時以降は飲み物を飲んではいけない。
そして、自分でやる準備をして、夜七時からの説明を待ちました。
・
・・
・・・
やっと七時です。
相方も仕事を終わらせて駆けつけてくれました。
いよいよ主治医の先生より、治療内容の説明です。
まずは、私の病状についての説明。
病名ですが、正確には「硬膜動静脈瘻」だそうです。
硬膜の動脈が、静脈に流れ込むことで血流を停滞させて、
静脈が破れて出血してしまう可能性のある状態です。
私の場合、左脳側の静脈に対して発症しており、
出血すると目からの情報を受け取る部分の脳に障害が発生し、
視野狭窄(左脳なので右目)が起こる可能性があるそうです。
出血しないまま、症状が進行した場合、血流の停滞により、
視野狭窄が発症することがあり、それでこの病気が見つかる
場合もあるそうです。
で、手術による合併症の発生などのリスクもあるのですが、
放っておいて出血するリスクのほうが高いので、
治療するそうです。
次に手術についての説明。
今回は、左右の足の付け根から、それぞれカテーテルを
入れて行う「血管内治療」だそうです。
具体的には、以下の通りです。
・発症している静脈に、カテーテルを入れていき、
そこで金属製のコイル(プラチナだそうです)を入れて、
動脈から流れ込んでいる部分を塞ぐ。
・その場合、動脈の流れを見るために、動脈側にも
カテーテルを入れる。(塞がっていく様子が確認できる。)
・治療中は、常にCTを撮っている状態にして、
血流の状態を常時見ながら行う。
・血が固まらないように、血をサラサラにする薬を投与する。
・感染の恐れもあるので、抗生剤も投与する。
・術中は軽い麻酔をかけるので、眠った状態での手術になる。
・基本的には静脈側を塞ぐ(2時間位)だけで終わる予定だが、
それだけで塞ぎきれない場合、動脈側からも塞ぐ(1~2時間位)
ことになる。
そして、手術におけるリスクの説明です。
・手術中に出血する可能性があり、出血するとなかなか
血が止まらなくなり、脳に障害が起こる。
(血をサラサラにしている為に止まらなくなります。
これでも視野狭窄が起こるそうです。)
・血栓ができて、それにより脳梗塞が起こる。
(手足がしびれる程度のことで、リハビリで治るらしいです。)
・カテーテルを頻繁に出し入れするので、カテーテルから菌が
感染する。(その為に抗生剤を投与する。)
・カテーテルを入れている箇所から出血する。
・足の血管に血栓が出来て、それが肺に入る場合があり、
その時は呼吸が出来なくなって、突然死する。
と色々と詳しく説明して下さいました。
主治医の先生が執刀して下さることを確認させて頂いたところ、
「血管内手術は、資格を持った医師が行うことになっており、
この院内では、私だけです。」
と心強いお答え。
最初の想像より、かなり難しい手術であることを理解したので、
相方は主治医の先生に安心しながらも心配を隠せないでいました。
かくいう私は、「もう大丈夫」という気になってまして、
術後1日経ってからやっと食べられる食事の心配を
しているところです。(^^;
先生が「ちなみに」な説明をしてくださったのですが、
あまりにもビックリすることでした。
なんと、手術に使用する「コイル」ですが、「プラチナ」なので、
非常に高い!んだそうです。
ちなみにコイル1本が12万円位だそうで、1回の手術に
20~30本程使うそうです。
この「コイル」の代金だけで300万円位!!!
保険適用で3割負担にしても、100万円!!!!
高額医療費申請を薦められました・・・・。orz
今日から入院です。
今日は入院するだけなので、手続きが終わったら、
後は治療の説明まで、なにもすることがありません。
売店でマンガを買って、少し暇つぶしです。
暇つぶしをしてたら、看護士さんから色々と明日の準備を説明されます。
・今日中にお風呂に入っておく。
・カテーテルは足の付け根から入れるから、下の毛の処理が必要。
(自分でやりました。)
・足の血栓予防に、ストッキングを履くので、
そのストッキングを用意する。
(結局、病院に用意してもらいました。^^;)
・明日の9時以降は食べてはいけない。
(朝食は8時なので、食べてもOK。)
・明日の10時以降は飲み物を飲んではいけない。
そして、自分でやる準備をして、夜七時からの説明を待ちました。
・
・・
・・・
やっと七時です。
相方も仕事を終わらせて駆けつけてくれました。
いよいよ主治医の先生より、治療内容の説明です。
まずは、私の病状についての説明。
病名ですが、正確には「硬膜動静脈瘻」だそうです。
硬膜の動脈が、静脈に流れ込むことで血流を停滞させて、
静脈が破れて出血してしまう可能性のある状態です。
私の場合、左脳側の静脈に対して発症しており、
出血すると目からの情報を受け取る部分の脳に障害が発生し、
視野狭窄(左脳なので右目)が起こる可能性があるそうです。
出血しないまま、症状が進行した場合、血流の停滞により、
視野狭窄が発症することがあり、それでこの病気が見つかる
場合もあるそうです。
で、手術による合併症の発生などのリスクもあるのですが、
放っておいて出血するリスクのほうが高いので、
治療するそうです。
次に手術についての説明。
今回は、左右の足の付け根から、それぞれカテーテルを
入れて行う「血管内治療」だそうです。
具体的には、以下の通りです。
・発症している静脈に、カテーテルを入れていき、
そこで金属製のコイル(プラチナだそうです)を入れて、
動脈から流れ込んでいる部分を塞ぐ。
・その場合、動脈の流れを見るために、動脈側にも
カテーテルを入れる。(塞がっていく様子が確認できる。)
・治療中は、常にCTを撮っている状態にして、
血流の状態を常時見ながら行う。
・血が固まらないように、血をサラサラにする薬を投与する。
・感染の恐れもあるので、抗生剤も投与する。
・術中は軽い麻酔をかけるので、眠った状態での手術になる。
・基本的には静脈側を塞ぐ(2時間位)だけで終わる予定だが、
それだけで塞ぎきれない場合、動脈側からも塞ぐ(1~2時間位)
ことになる。
そして、手術におけるリスクの説明です。
・手術中に出血する可能性があり、出血するとなかなか
血が止まらなくなり、脳に障害が起こる。
(血をサラサラにしている為に止まらなくなります。
これでも視野狭窄が起こるそうです。)
・血栓ができて、それにより脳梗塞が起こる。
(手足がしびれる程度のことで、リハビリで治るらしいです。)
・カテーテルを頻繁に出し入れするので、カテーテルから菌が
感染する。(その為に抗生剤を投与する。)
・カテーテルを入れている箇所から出血する。
・足の血管に血栓が出来て、それが肺に入る場合があり、
その時は呼吸が出来なくなって、突然死する。
と色々と詳しく説明して下さいました。
主治医の先生が執刀して下さることを確認させて頂いたところ、
「血管内手術は、資格を持った医師が行うことになっており、
この院内では、私だけです。」
と心強いお答え。
最初の想像より、かなり難しい手術であることを理解したので、
相方は主治医の先生に安心しながらも心配を隠せないでいました。
かくいう私は、「もう大丈夫」という気になってまして、
術後1日経ってからやっと食べられる食事の心配を
しているところです。(^^;
先生が「ちなみに」な説明をしてくださったのですが、
あまりにもビックリすることでした。
なんと、手術に使用する「コイル」ですが、「プラチナ」なので、
非常に高い!んだそうです。
ちなみにコイル1本が12万円位だそうで、1回の手術に
20~30本程使うそうです。
この「コイル」の代金だけで300万円位!!!
保険適用で3割負担にしても、100万円!!!!
高額医療費申請を薦められました・・・・。orz
お蔭様で、手術は無事成功しました!
今日は、薬のせいで少しだるいですが、明日からは元気に療養できると思います。
手術の様子は・・・、明後日位でご容赦を(^^;
今年は次から次へと困難が押し寄せ、Munejiiさんには本当に試練の年となりましたね。
一つ一つ冷静に困難に立ち向かっているMunejiiさんを本当に尊敬します。
今回のオペでひとまず大きな山を越えられそうですね!!
いろいろと大変ですが頑張ってください!!
高額申請は相方がしてくれるので、まかせてます。(^^)
お互い頑張りましょう!!
>ぬぅぬぅ さん
和歌山からの応援、ありがとうござます!
しっかり治ってきますね!!!
ほぼあり得ない確率ですね。
更新された 内容で そんなに高額なのは
初耳ですが 高額申請は早々にされたほうがいいですね 私は横浜で受けますが どちらでなさるのですか・・・
お互い頑張りましょう。