術後の痛みや体のだるさから、
更新が遅れました。
まずは、結果から。
手術は、「成功」で、無事終わりました。
来週月曜にMRIを撮って、実際に全て塞がっていれば
完了で、どこか一つでも動脈が繋がっていれば、
追加で治療をするそうです。
手術当日は、なんとなく落ち着かない気分でしたが、
午後からの手術の為に色々と準備をしなくては
ならず、すぐにそれどころではなくなりました。
まずは、下の毛の処理です。
頭蓋咽頭腫の血管造影検査の時にも、足の付け根から
カテーテルを入れたので、その付近だけ剃れば良いと
思っていましたが、違っていたようです。
今回は、術後の止血の為に、止血するパット(だったと)
を貼るそうで、それは足の付け根全体に「しっかりと」
貼るから、はがすときに毛がついていると、
「相当痛い」んだそうで・・・、徹底的に剃りました。
次に、着替えです。
・病衣に着替えます。
・足の血管が詰まらない様にする為の
ストッキングを履きます。
・T字帯を履きます。(これは必要ありませんでした。)
最後に、点滴です。
血をサラサラにする薬だったと思います。
いよいよ手術の時間となりまして、まずは手術室まで
歩いて(点滴したまま)行きました。
T字帯がずれて、落ちそうになったのは内緒です。(^^;
では、手術準備の模様を・・・。
・治療台に寝て、頭を固定します。
・麻酔で呼吸が減るそうなので、念のための酸素マスクをつけます。
・血圧を監視する為に、血圧計を腕につけます。
・心臓の状態を監視する為に、心電図をつけます。
・麻酔から覚醒したときに、混乱して暴れることが
あるそうで、体を治療台にベルトで固定します。
・尿を出すのに、尿道に管を入れます。
しかし、麻酔の効きが遅かったのか、管を入れた瞬間、
「うぎゃ~~~~~っ」と
激しい痛みに泣きそうでした。(T_T)
なので、邪魔なT字帯は早々に剥ぎ取られました。
・足の付け根に局所麻酔をして、管を入れます。
右足が、造影剤を入れるためのもので、
左足が、コイルを入れるためのもののようでした。
右足からカテーテルを入れる頃には、麻酔も効いてきて、
夢うつつの世界に・・・。
・
・・
・・・
そして、手術も終盤に差し掛かったころなんでしょうか、
何故か目が覚めてしまいました。
ここからが地獄の、実況中継です。
眼鏡を外しているので、ぼんやりとですが、
周りで人がごそごそしているのが見えて、
「ああ、そろそろ終わるんだな」
と思った時、それはやってきました。
「痛い痛いいたいイタイイタイッ」
頭の中をドリルでえぐられるような痛みがあり、
思わず叫んでしまいました。
どうやら、コイル付きのカテーテルが血管を
通る際には実際相当な痛みがあるようです。
その後、左の耳元で、
「カチッ」
とコイルがはまる音。
(コイルを入れる血管が、結構耳の近くだったから、
音が聞こえたのかもしれません。)
そこから、ずっと、
「痛い痛いいたいイタイイタイッ」・・・「カチッ」
「痛い痛いいたいイタイイタイッ」・・・「カチッ」
「痛い痛いいたいイタイイタイッ」・・・「カチッ」
・
・
・
「痛い痛いいたいイタイイタイッ」・・・「カチッ」
私にとっては、永遠ともとれる痛みの繰り返しでした。
(途中、麻酔で眠っていたりもしましたが、
私にはずっと続いているように感じられました。)
ときおり、「もうちょっとだから、我慢して!」という声が
聞こえたような気もしましたが、私の心の声だったかも
知れません。(^^;
まだ終わらない。もうちょっと続くと本当に壊れそう、
と思った頃、
「はい。終わりです。では管を抜きますね。」
と主治医の先生の声。
やっと痛みから解放されました。
「気分悪くないですか?」
と聞いて下さった頃には、もう大分楽になってまして、
「はい。大丈夫です。」
と答えることができ、お腹がすいている事に気が向いて
しまうくらいでした。
足の付け根の止血が済んで、ICUに運ばれてから、
そこで一晩過ごしました。
(点滴と、血圧計はつけたままです。)
気分が悪くなることもなかったんですが、
色々と用事があるらしく、寝入りばなを何度も
看護士さんに起こされたのは、ちょっと辛かったです。
手術の翌日のお昼に、ICUから一般病室に戻りました。
足の付け根の止血もうまくいき、尿道に入れていた管も
取ってもらえました。
(でも、当分の間、おしっこすると痛かったです。^^;)
戻ってすぐ、友人夫婦がお見舞いに来てくれて、
嬉しい報告を。その友人の奥様がご懐妊ですって!
本当に、物事が良い方向に向かっているようです。
ICUで、一般病棟に戻る前、看護士さんから
「お体を拭きますね」
と言われました。
年配の方だったんですが、
「まぁ、贅沢は言うまい。」
と待っていたところ、体を拭きに来られました。
若い、
元気な、
男性の看護士さん!!!(ToT)
「いや、お仕事だし、看護士さんもそんなに楽しく
ないだろうし、お互い様か・・・。」
と諦めて、拭いてもらいました。
熱いタオルで体を拭かれるのは、とても気持ちが良かったです。
尿道の付近も、丁寧に、丁寧に、丁寧に・・・。(T_T)
そろそろ終わるという頃、若い女性の看護士さんが
来られて、こうおっしゃいました。
「あ、すいません。やっていただいてて。」
あんたがやるんやったんかい!
私の青春を返して下さい・・・。orz
更新が遅れました。
まずは、結果から。
手術は、「成功」で、無事終わりました。
来週月曜にMRIを撮って、実際に全て塞がっていれば
完了で、どこか一つでも動脈が繋がっていれば、
追加で治療をするそうです。
手術当日は、なんとなく落ち着かない気分でしたが、
午後からの手術の為に色々と準備をしなくては
ならず、すぐにそれどころではなくなりました。
まずは、下の毛の処理です。
頭蓋咽頭腫の血管造影検査の時にも、足の付け根から
カテーテルを入れたので、その付近だけ剃れば良いと
思っていましたが、違っていたようです。
今回は、術後の止血の為に、止血するパット(だったと)
を貼るそうで、それは足の付け根全体に「しっかりと」
貼るから、はがすときに毛がついていると、
「相当痛い」んだそうで・・・、徹底的に剃りました。
次に、着替えです。
・病衣に着替えます。
・足の血管が詰まらない様にする為の
ストッキングを履きます。
・T字帯を履きます。(これは必要ありませんでした。)
最後に、点滴です。
血をサラサラにする薬だったと思います。
いよいよ手術の時間となりまして、まずは手術室まで
歩いて(点滴したまま)行きました。
T字帯がずれて、落ちそうになったのは内緒です。(^^;
では、手術準備の模様を・・・。
・治療台に寝て、頭を固定します。
・麻酔で呼吸が減るそうなので、念のための酸素マスクをつけます。
・血圧を監視する為に、血圧計を腕につけます。
・心臓の状態を監視する為に、心電図をつけます。
・麻酔から覚醒したときに、混乱して暴れることが
あるそうで、体を治療台にベルトで固定します。
・尿を出すのに、尿道に管を入れます。
しかし、麻酔の効きが遅かったのか、管を入れた瞬間、
「うぎゃ~~~~~っ」と
激しい痛みに泣きそうでした。(T_T)
なので、邪魔なT字帯は早々に剥ぎ取られました。
・足の付け根に局所麻酔をして、管を入れます。
右足が、造影剤を入れるためのもので、
左足が、コイルを入れるためのもののようでした。
右足からカテーテルを入れる頃には、麻酔も効いてきて、
夢うつつの世界に・・・。
・
・・
・・・
そして、手術も終盤に差し掛かったころなんでしょうか、
何故か目が覚めてしまいました。
ここからが地獄の、実況中継です。
眼鏡を外しているので、ぼんやりとですが、
周りで人がごそごそしているのが見えて、
「ああ、そろそろ終わるんだな」
と思った時、それはやってきました。
「痛い痛いいたいイタイイタイッ」
頭の中をドリルでえぐられるような痛みがあり、
思わず叫んでしまいました。
どうやら、コイル付きのカテーテルが血管を
通る際には実際相当な痛みがあるようです。
その後、左の耳元で、
「カチッ」
とコイルがはまる音。
(コイルを入れる血管が、結構耳の近くだったから、
音が聞こえたのかもしれません。)
そこから、ずっと、
「痛い痛いいたいイタイイタイッ」・・・「カチッ」
「痛い痛いいたいイタイイタイッ」・・・「カチッ」
「痛い痛いいたいイタイイタイッ」・・・「カチッ」
・
・
・
「痛い痛いいたいイタイイタイッ」・・・「カチッ」
私にとっては、永遠ともとれる痛みの繰り返しでした。
(途中、麻酔で眠っていたりもしましたが、
私にはずっと続いているように感じられました。)
ときおり、「もうちょっとだから、我慢して!」という声が
聞こえたような気もしましたが、私の心の声だったかも
知れません。(^^;
まだ終わらない。もうちょっと続くと本当に壊れそう、
と思った頃、
「はい。終わりです。では管を抜きますね。」
と主治医の先生の声。
やっと痛みから解放されました。
「気分悪くないですか?」
と聞いて下さった頃には、もう大分楽になってまして、
「はい。大丈夫です。」
と答えることができ、お腹がすいている事に気が向いて
しまうくらいでした。
足の付け根の止血が済んで、ICUに運ばれてから、
そこで一晩過ごしました。
(点滴と、血圧計はつけたままです。)
気分が悪くなることもなかったんですが、
色々と用事があるらしく、寝入りばなを何度も
看護士さんに起こされたのは、ちょっと辛かったです。
手術の翌日のお昼に、ICUから一般病室に戻りました。
足の付け根の止血もうまくいき、尿道に入れていた管も
取ってもらえました。
(でも、当分の間、おしっこすると痛かったです。^^;)
戻ってすぐ、友人夫婦がお見舞いに来てくれて、
嬉しい報告を。その友人の奥様がご懐妊ですって!
本当に、物事が良い方向に向かっているようです。
ICUで、一般病棟に戻る前、看護士さんから
「お体を拭きますね」
と言われました。
年配の方だったんですが、
「まぁ、贅沢は言うまい。」
と待っていたところ、体を拭きに来られました。
若い、
元気な、
男性の看護士さん!!!(ToT)
「いや、お仕事だし、看護士さんもそんなに楽しく
ないだろうし、お互い様か・・・。」
と諦めて、拭いてもらいました。
熱いタオルで体を拭かれるのは、とても気持ちが良かったです。
尿道の付近も、丁寧に、丁寧に、丁寧に・・・。(T_T)
そろそろ終わるという頃、若い女性の看護士さんが
来られて、こうおっしゃいました。
「あ、すいません。やっていただいてて。」
あんたがやるんやったんかい!
私の青春を返して下さい・・・。orz
お疲れ様でした。
リハビリはおつらいとは思いますが、
頑張ってください!
これからは 自分でリハビリし 社会復帰し仕事の励みましょう。 またコメントいたします。