十数年昔ですが、富山県小松市で行われたシンポジウムに、山形弁の外国人として有名なダニエル・カール氏がパネリストとして出演されていました。その中で、「山形は良い所だ。」、「私にとっては、漁港がおもしろい。海の無い山の中で育ったから。観光資源として漁港は良いのではないか。」との意見を述べられていました。
なるほど、と思ったのが漁港です。私も、札幌市に生まれ、育ち、ずっと過ごしているので、トップの写真のような冬の漁港でも、魅力を感じます。何も動かない、静寂な中に、美しさを感じてしまいます。トップの写真は、北海道苫前郡初山別村の初浦漁港です。
全てが静かな中に佇んでいます。寒いですが、心静かに過ごせます。
この日、初浦漁港に居た人間は、釣りに来られた方がおひとりと私たち夫婦だけでした。下の写真に、釣りの方と車が写っています。
何を釣っているのでしょうか。冬なので、カジカでしょうか?