6月8日、私は20年前と同じく、浜離宮恩賜庭園から水上バスで、浅草に着きました。
相変わらず、浅草寺は混み合っています。雷門前では写真を撮る人などでごった返しています。
この雷門に雷神と風神がいることに気がつきました。調べてみると、もともとは風雷神門だったのが、いつのまにか雷門と呼ばれるようになったそうです。昭和35年(1960年)に松下幸之助氏が寄進し、95年ぶりに復興再建されたものが現在の雷門だそうです。
目指す神谷バーは、浅草1丁目1番1号です。
1Fがバー、2Fがレストラン、3Fが割烹のビルです。創業は明治13年(1880年)、明治45年(1912年)に、日本発のバーとして営業を開始したそうです。カクテルとして有名な電気ブランがあります。この電気ブラン、製造方法は企業秘密になっているようです。
1Fのバーが混んでいたので、2Fに行きました。20年前と同じく、電氣ブラン(オールド)とスパゲッティナポリタンを注文しました。
電氣ブランが来ました。トップの写真です。
おつまみは、向かいの席の素敵な女性お二人です。お昼を食べていました。
ナポリタンが来ました。
電氣ブラン(オールド)はあまり減っていませんが、アルコール度数が40度のカクテルなので、グビグビは飲めません。ちびりちびりでした。電気ブランは30度ですので、少し飲みやすいです。
食べ飲み、終わりました(箸で、スパゲティを食べています)。
満足です。変わらないおいしさでした。訪れたお客の多くがそう感じ、100年以上の時が経ったのでしょう。向いの席のお二人は、話に夢中で、食事がまだ終わっていませんでした。