山地獄を出て、山側に進むと「鬼石坊主地獄」と「海地獄」がほぼ並んでありました。
まずは、鬼石坊主地獄です。
ここは、しばらく閉鎖されていたそうです。そして、2002年(平成14年)に40年ぶりにリニューアルオープンしたそうです。なので、施設が新しいです。足湯が有りました。
雨が降っていたため、足湯に入る人はいません。でも、皆さん、手を入れ、お湯を確かめていました。写真の女性は、浮いている柑橘類を見て、「大分だから、かぼす?」と言っていました。
私も柚子では無いような気がしました。
鬼石坊主地獄は熱泥が噴出す地獄です。
「ボコッ、ボコッ。」と噴きあがってきます。
他には、「鬼の高鼾」という噴気が上がる所も有ります。
最後は、「海地獄」です。
入ると熱帯性の睡蓮が咲いていました。
売店を抜けた奥に海地獄は有ります。
湯気で青い海がなかなか見えません。風が吹かないと海が想像できません。やっと少し風が吹き、水面が見えました。トップと下の写真です。
コバルトブルーの海は涼しげですが、温度は98℃も有るそうです。色は温泉成分の硫酸鉄が作り出しているそうです。
ここには、温室も有り、熱帯性の睡蓮がたくさん咲いています。黄色い睡蓮もあるのですね。白かピンクというイメージしか持っていない私には、驚きでした。
海地獄=青ですが、血の池地獄のような赤い池も有りました。