9月30日(月)、高校の修学旅行以来となる奈良市の観光は、春日大社に続いて、東大寺に行きました。
国宝の南大門が見えてきました。鹿がこんなところにもたくさんいます。
ここには、国宝の金剛力士像が安置されています。
阿形像です。
吽形像です。
金剛力士像、運慶、快慶らによって、1203年(建仁3年)に造られたそうです。高さが8.4mあるそうです。
大仏殿が見えてきました。
国宝の八角燈籠が真ん中に見えます。奈良時代の創建時のものだそうです。
現在の大仏殿は、1709年(宝永6年)に建築されたものです。もちろん国宝です。昔の大仏殿は、これよりも大きかったとされているようです。どんだけでかい建物だったのでしょう。
正面からみると、大仏の廬舎那仏と脇士として、左側に虚空蔵菩薩、右側に如意輪観音が安置されています。
虚空蔵菩薩と廬舎那仏です。
如意輪観音と廬舎那仏です。
廬舎那仏は国宝ですが、脇士の虚空蔵菩薩と如意輪観音は重文だそうです。廬舎那仏は鷹さ14.98mも有るそうです。
廬舎那仏は、江戸時代に仏頭と蓮弁18枚が補鋳されたそうです。1692年(元禄5年)に開眼供養がされたそうです。
大仏殿の西隅に、廣目天の像が有ります。
同じく北隅には、多聞天の像が有ります。どちらも寄木造だそうです。
仏を守護するのが、四天王です。東 持国天、南 増長天、西 廣目天、北 多門天です。しかし、大仏殿内には、持国天と増長天がいらっしゃらないです。予算がなくて作れなかったそうです。
大仏殿を出て、他の建物も見に行きました。
重文の四月堂です。1681年(延宝9年)に建築されたものだそうです。
そして、優美な姿が国宝の二月堂です。
1669年(寛文9年)に建築されたものだそうです。
東大寺の建物で一番古いのが、下の写真の法華堂(三月堂)だそうです。国宝です。
733年~747年(天平5年~天平19年)に建築されたと推定されるそうです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます