かつて国鉄時代に高千穂線という鉄道がありました。1972年(昭和47年)に延岡と高千穂を結ぶ50kmの路線となりました。その後、国鉄としては廃線の予定であったことから、第3セクターの高千穂鉄道が1989年(平成元年)から運航していました。
しかし、2005年(平成17年)の台風14号で、2つの鉄橋が被害を受ける等、被害が甚大で、復旧できす、廃線となってしまいました。
高千穂駅が見えてきました。
「アレッ!高千穂あまてらす鉄道になっているぞ!何時からそんな名称になったんだ?」と思いました。トップの写真です。
後で調べてわかりました。現在、高千穂鉄道の廃線を受け、公園化し、アトラクションを行う高千穂あまてらす鉄道㈱の営業となっています。2008年(平成20年)3月からです。現在、この高千穂駅から5.1km先の水面からの高さが105mあるという、高千穂橋梁までをグランドスーパーカートで営業しています。また、運転士の指導の元、ディーゼル車を運転する体験もできるそうです。
駅の中に入ります。
上り(延岡行)が15本、下り(高千穂行)が14本も有ります。「けっこう運航していたんだな。」と思いました。
高千穂駅の構内と駅名表示です。
この高千穂鉄道、国鉄の高千穂線だった時代、熊本県の高森町まで伸びる予定だったそうです。工事も進められていたそうです。
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