江戸時代の中山道は、東海道と並ぶ重要な交通路だったそうです。江戸、日本橋を出て、最初の宿が板橋、16番目の宿が松井田、そしてこの碓氷関所を抜けて、17番目が坂本宿です。その先は、碓氷峠を超えて、信濃国軽井沢宿になります。
トップの写真は、昭和35年に復元された東門です。碓氷関所には東門と西門があり、東門は安中藩、西門は幕府が守っていたそうです。中学の頃、習った「入り鉄砲と出女」を厳しく監視していたことでしょう。
横に資料館があり、当時の通行手形のコピーをいただきました。印が押されています。この印を照合する台帳が有り(名前を忘れました!)、それで通行手形の真偽を見極めていたそうです。
おじぎ石なるものが有りました。
通行人は、この石に手をついて、通行手形を差し出して、通行の許可を得たのだそうです。
資料館の方が入ってきたご夫婦のお客さんに声をかけました。「旧道を超えてきたのですか?」「そうです、ヒルにやられました。」「昔はヒルはいなかったですが・・・」
碓氷峠の旧道を歩けるようです。私もチャンスが有れば、挑戦したいです。
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