8月23日、私は山形県米沢市の関根郵便局を訪問するため、関根駅に降り立ちました。
駅前の道を左に折れ、関根郵便局を目指し、歩き始めました。しばらく歩くと、トップの写真の立札に気が付きました。
そこには、「敬師郊迎の史跡 寛政八年(1796年)上杉鷹山は恩師細井平洲を、自ら郊外の関根で出迎えた。その師を敬う美談は著名となりこの地(普門院・羽黒神社道路)は昭和十年に国の史跡に指定された 感涙の対面場所」と書かれています。
そのような事実があったことを知りませんでした。さすがの上杉鷹山公です。人格者だと思います。一国の殿様が、師匠を敬い、こうして迎えに出ることは、当時でも珍しかったのでしょう。このような人物だったから、米沢藩の藩政の立て直しも成し遂げることができたのでしょう。
「敬師郊迎阯」と「敬師之郷」の碑も建てられています。
近くに羽黒神社が有りました。
「細井先生は、まだか、まだか。」と上杉鷹山公は、この辺りで待っていたのでしょう。
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