木洩れ日に身をゆだねて

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源氏物語 千年の謎

2013-05-28 | 映画
源氏物語 千年の謎 通常版 [DVD]
クリエーター情報なし
東宝


先日・・・偶然・・・・明石の君と源氏の句に触れ

急に、源氏の世界にセンサーが飛んだ。

ロードショー見逃してしまったので

ちょうど、他の作品と一緒にレンタルした。

蔵ぴょん作品で、ほんの少ししか出ていない「愛の流刑地」

も、ほんの少しのために借りたら、なんと

この映画同じ監督だったんね?知らなかった・・・。



斗真くん、美しい源氏を演じていた。

だけど、それ以上に、自分が興味を引かれたのは

同時に描かれていた、紫式部と藤原道長。

二つの世界が展開されていて面白かった。


有名な六条御息所の生霊・・・田中麗奈さんが

超・・・こわ~く寒気がするほど熱演されていた。

自分的には、斗真君の源氏が愛してやまない桐壷&藤壺役の真木よう子さんが

どうも自分のイメージにはまらず(@_@;)

それより、夕顔の芦名星のほうが断然魅力あり。

どんな視点で見てるのか?自分の好みの問題だと。(笑)


源氏物語だけ見ていると気づかなかったけれど

紫式部自身の状況なり願望や意図???が込められていることを

浮き彫りにするような脚本になっていたため

その意図どうりに・・・うわ~うわ~

女の業って 超こわ~~~~~いいぃいいいい


もっと 歌のやり取りとか

文学的な展開あるかと

恋してる自分はロマンを期待していたんだけれど

斗真君若いからかな~~~源氏はもちろん若い設定だし

だけど

現実感があったのは

紫式部の中谷美紀&藤原道長の東山紀之


美しい二人は見応えたっぷりで予想外に引き込まれました。

本当の源氏物語を深く知っているわけでもなく

あくまでこの映画の脚本のイメージだとしたら

源氏物語・・・おそるべし。

藤原道長かどうかはわからないけれど

光った存在がいらしたんでしょうね。

恋によって、ドロドロするのではなく

恋に堕ちたらやはりキラキラが理想ですね。


自分の映画のツボは

後半部分で

藤原道長が詠んだ

「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」
(「この世は 自分(道長)のためにあるようなものだ
 望月(満月)のように 何も足りないものはない」という意味)

通常・・・・栄華を極めて、奢っているという解釈がされているよう。

だけれど

今の自分の解釈は、違って

不思議な感覚を得た。

「ありのままで幸せなんだから、なにも足りないものなんてないのだ。」

って、自分の今のフィーリングとシンクロだったから。

いろいろ、手に入れていた道長の状況とは権威も名誉もないから全く違うのだけれど(笑)

でも、そのあとの ラストシーンにめっちゃ衝撃!!!(@_@;)

紫式部のとどめの一言に・・・ショック!!!(@_@;)

それをいっちゃ~おしまいよぉ~~~!!!

これって原作者の言葉?監督の言葉?紫式部の言葉?

どちらにせよ

どんでん返しな気分になった

笑顔で言われても・・・・めっちゃ凹むで!

あ~びっくりした!

あんな終わり方がまじ謎やわ~

窪塚洋介くんの安倍清明は、めっちゃ良かったわ~



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