自民党の総裁選が、昨日告示となりました。
4氏が立候補。
菅総理の退陣表明でがらりと構図が変わった総裁選、各メディアの調査によれば河野さんが有力ということですが……果たしてどうなるでしょうか。
一方、この総裁選にあわせて、自民党内の若手・中堅議員らが「党風一新の会」というグループを立ち上げたそうです。
総勢90人で、派閥の意見や垣根を取り払って自民党の顔を選ぼうと訴えているとか。
党風一新を謳うなら、まずその試金石となるのは、森友問題や桜を見る会の問題でしょう。あるいは、学術会議の任命問題……うやむやにされてしまっているこれらの問題に、きちんとした対応ができるのか。それもできないようであれば、やはり自民党に自浄能力はないということにならざるをえません。
今回総裁選に出ている候補者は、一部の例外をのぞけば、ほとんどが安倍・菅政権で持ち上がった諸問題を再調査するつもりはないとしています。
そういう状況、せめて、若手グループが気概を示せないものでしょうか。