大雪山の麓、上川郡上川村字東雲というところが私の育ったところだ。このは全部水田農家で戸数は20軒に満たなかったと思う。ただ別に、安足間発電所がありその従業員の官舎が一棟二戸6棟が一塊であって、ここの方たちがいわばインテリー層と思われるだった。そのの小学校長が父だった。
この小さなは水に恵まれていて、石狩川の本流が流れ、更に愛山渓を源とする安足間川が流れのはずれで石狩川と合流していた。更にこの二つの流れの真ん中を水力発電の水路が掘られている。石狩川、安足間川のどちらにも支流が流れこんでいて、その支流が私たちの釣りの場所だった。釣れるのはヤマメと雨鱒、イワナ(おしょろこま)です。小学校の5年生くらいからヤマメ釣りを覚えた。
自分ではヤマメ釣りは名人だとおもっていた。奉職してから先々で友達をヤマメ釣りに誘ったけれどまともに競争できる人はいなかった。それが、札幌に来て覆らされた。仕掛けが違うのです。その仕掛けを使うと素晴らしいのです。それ以来、今までの仕掛けを捨てて、この仕掛けをまねしてやってきました。
札幌に来た頃は浜益まで出掛けていましたが、赤井川を教えられ、其れからは毎年赤井川に出かけていました。6月ころは越年ものの良いサイズのものが釣れます、10月になると新子が釣れるのです。
あのヤマメ・・・私たちの小さい時はヤマベと読んでいました、漢字で書くと山乙女と書きますがきれいな魚です。もう釣りをやめて何年になるのでしよう・・・。
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