先日ワクチンについてちょっと書きましたが、もう少し書いてみます。
ワクチンが輸入されるという報道を聞いた時、十分にいきわたるだけ輸入できるのだろうと思いつつも、一社にそれだけの余裕があるのか不審に思っていた。報道を聞いている限り、いきわたっていないようだ。
最初に医療関係者へ接種、ついで高齢者といった順番が示されていた。しかし、ふたを開けてみると、医療従事者もすべてでないい。すべてに行きわたる量は足りないのだ。高齢者にも始まったがこれはまた、役所に依る配分で、余るだ行っているところがあり、余ったものは予定以外の方に回しているはなしもでている。ともあれ、決定的に量が足りないのだ。量が足りても、接種には場所も人も必要だから、余裕の分をよその国に回しているのだと思う。全世界を飲み込んでいるこの蔓延に対処するには大変な量を必要とする。あの大きな中国やロシヤが自国で開発してどんどん進めている話を聞くと、日本の立ち遅れが何とも情けなく思われる。
日本の医療行政の中で、このような突発的、大規模な流行病に対する対応の、特に製薬面での対応に関しては全くできていなかったようだ。特に治験に対する緊急の対処法などは考えられていなったようだ。大変な数字ですから、治験を間違えたらとんでももないことになる。その必要性は文句ないのだけれど、他国で大々的に使われているものまで、改めて治験してとか、新しく開発された新薬に昔ながらの治験を準備させていては、間に合うものも間に合わなくなる。そのような緊急時の対応についての準備が遅れて苦しむことになっているのではないでしょうか。
日本製のワクチンガ今年の末頃にはできるようだけれど、遅い!!
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