また一日が過ぎてゆく。
貴方と何ヶ月、話をしていないのだろう。
最初は、小さな小さな口喧嘩。なのに、貴方は許してくれなかった。
何が、いけなかったの?
私の言ったこと、間違っていたの?
なら、どうして、それを言ってくれないの?
黙って背中を向けた貴方のこと、追わなかった私。
意地を張った私。
でも、決して怒ったわけじゃなかったのに。
いつものように、私を置いてゆく筈がないと思い込んだ私。
ごめんなさい。
どうしたら許してもらえるの?
それまで喧嘩をしても、いつも貴方が謝ってくれたから、私、どうしたらいいのか、分からない。
もう遅いの?
もう元通りにはならないの?!
もう、以前の二人に戻ることは出来ないの
毎日、毎日。
貴方のことを、こんなに好きだったと気付く日々。
今頃、気付いても遅いのね。
もう許してもらえない。。。
きっと、私が悪いのだ。
そんな簡単なこと気付くのに、いったい何日かかったのだろう。
―お母さん、センスないね―
貴方の着ていたセーターを、そんな風に言った私。
後に、友達から聞いた。
あのセーターは、お母さんが編んだものだったと。貴方の選んだ毛糸を使い、何ヶ月もかかって編んだものだった、と。
そして、人の優しさを持たない私とは、やってゆけないと話した、と。。。
恋を失うのは簡単。
想いが届いた時の嬉しさを、忘れてしまった私。
晩秋、恋を失くした私は、ただ泣くしかなかった。
枯れることを知らぬ涙は、今日も私の瞳から零れ落ちている。。。
To be continued
貴方と何ヶ月、話をしていないのだろう。
最初は、小さな小さな口喧嘩。なのに、貴方は許してくれなかった。
何が、いけなかったの?
私の言ったこと、間違っていたの?
なら、どうして、それを言ってくれないの?
黙って背中を向けた貴方のこと、追わなかった私。
意地を張った私。
でも、決して怒ったわけじゃなかったのに。
いつものように、私を置いてゆく筈がないと思い込んだ私。
ごめんなさい。
どうしたら許してもらえるの?
それまで喧嘩をしても、いつも貴方が謝ってくれたから、私、どうしたらいいのか、分からない。
もう遅いの?
もう元通りにはならないの?!
もう、以前の二人に戻ることは出来ないの
毎日、毎日。
貴方のことを、こんなに好きだったと気付く日々。
今頃、気付いても遅いのね。
もう許してもらえない。。。
きっと、私が悪いのだ。
そんな簡単なこと気付くのに、いったい何日かかったのだろう。
―お母さん、センスないね―
貴方の着ていたセーターを、そんな風に言った私。
後に、友達から聞いた。
あのセーターは、お母さんが編んだものだったと。貴方の選んだ毛糸を使い、何ヶ月もかかって編んだものだった、と。
そして、人の優しさを持たない私とは、やってゆけないと話した、と。。。
恋を失うのは簡単。
想いが届いた時の嬉しさを、忘れてしまった私。
晩秋、恋を失くした私は、ただ泣くしかなかった。
枯れることを知らぬ涙は、今日も私の瞳から零れ落ちている。。。
To be continued