先代に比べればアウグストゥスはまともだったが、処女が好きだったという(アウグストゥス71)。次が、ティベリウスなのだが・・・。
いろんな話が伝わっている。宴席で、裸の娘に給仕させた(ティベリウス42)。カプリ島に少女や稚児を集め、「スピントリア」と呼ばれるセックスの専門家と三人一組でさまざまな体位を実演させた(同43)。さらに・・・。
まだ幼い子供を「稚魚」と呼び、水中で自分の股間を潜らせて、舌や歯が触れるのを楽しんだ(同44)。これと似た場面が、確か宇能鴻一郎先生の作品の中にあったわ。ここからヒントを得たのね。さすがは宇能先生。教養人だわ。
こんなティベリウスなので、その手のコレクションも相当なモノだった。さまざまな体位が収録された「エレパンテスの秘本」とか、アタランタ(ギリシア神話に出てくる女傑)が恋人のメレアグロスのナニを口でくわえて喜ばせている「パラシウスの秘画」とか(同43、44)。
・・・いい。いいわっ! これらの秘本や秘画が発見あるいは復刻されることを、ワタシは切に願うのだわっ!!