室賀ジャズギター研究室

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ランダムアドバイス ④  

2006年04月14日 | 練習・アドバイス
・先日、ちょっと触れたG7#11とG7b5、
Cmaj7#11とCmaj7b5等の表記について
☆G7#11
#11とか表記するからにはテンション扱い。ということは
基本サウンドとしてナチュラル5を含む可能性がある。
ナチュラル5と#11が同居しうる。
☆G7b5
基本サウンドの5度自体がフラットしている。
ナチュラル5と同居しえない。

なんだけど、あまり気にせず表記している楽譜等も多いです。

・Ⅴ7(プライマリードミナント)で、
9、13等も同居しうるナチュラルテンション系の場合、
一般的に想定されるスケールはミクソです。が、
9、#11、13となるとリディアンドミナントが想定されます。
例えばCキーでG7の#11というとC#です。
フラット系(アルタードテンション系)でしたら勿論問題ないのですが、
ナチュラル系かつ#11も使用となると、
以前お話ししたⅠmajでの#11同様、トーナリティ的には
狂いが生じます。しかしバーティカルな側面を優先し、
やはり、しばしば使用されます。(b5、ブルーノート的な意味も含みつつ)
例えばA/G7をⅤ7として弾くこともあるという事ですね。

・G7等(ドミナント)でmaj7の音はかなり厳しい音です。
が、ネイバリングトーンとして扱う以外、
アルタードテンションでサポートしつつmaj7を使用するケースもあります。


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