室賀ジャズギター研究室

実技・理論の総合レッスン

個人レッスンのジャズギター教室

資料との上手な付き合い方

2007年12月08日 | 練習・アドバイス
昨今、教則書、楽譜、CDなど
以前と比較すると、入手可能な資料は非常に充実している。
それにネットでも有益な情報が多々ある。
ありがちな状況として
たくさんの資料を只々収集し、
それらとしっかり対峙する前から弾けた気分になってしまうのは
あまり好ましいとは言い難い。
とは言え、
教則書、楽譜などを一冊ずつ、しっかり消化するのも
なかなか骨がポキポキ折れる。
ちょっとした提案として、
本の最初から最後のページまで順番に弾きまくるなんて気張らず、
しかし本棚の肥しにしない手として…
入手したら、まず、索引に目を通し、次にパラパラと全体をチェックする。
どんな曲、トピックについて書いてあるか、
なんとなくインプットしておくわけである。
…で、しまう。
そして自分がフォーカスを絞って練習しているタイミングに合った資料を
‘あっ、あれに、この曲/アプローチについて書いてあったナ!’
という具合に活用していくわけだ。(部分的でも構わない。)
当たり前のようだが、
‘このテキスト良さそうなんだけど練習タイヘンそうだな…’
と、気負けしてしまったり、
読んでないけど/弾いてないけど
なんか買っただけで満足しちゃった症候群を
防ぐ有効手段の一つである。

端的に一言で言えば
卒読‐熟読の併用、積ん読の回避だ。

しかし、自身の現在の練習状況には
どの課題/練習/資料が有益で
何が参考程度で良いのかを見極めるのはナカナカ困難だ。
そんな時には…
ウチの教室に通うのがイイと思う…(ナンだ!宣伝かい!?)

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